職員からのメッセージ 福祉職

掲載日:2011年4月27日

福祉職高木さん顔写真

保健福祉局障害サービス課 
高木 英史 主任主事 平成12年入庁

キャリアステップ

津久井やまゆり園→おおいそ学園→現所属

■ 神奈川県を志望した理由を教えてください。

以前から、「人のためになる」仕事がしたいという漠然とした気持ちがあり、公務員であれば自分の学んだ内容を活かして社会に貢献できるのではないかと考えました。その中でも神奈川県は、福祉職を募集している自治体の中でも支援・相談・福祉行政と、幅広い福祉の仕事に関わることができるという特徴があり、キャリアを積むうえで理想的な環境が整っていると感じました。また、地域性が多様で様々な人と触れ合うことができる点にも惹かれました。

■ これまでどのようなお仕事をしていたのですか?

はじめの5年間は、知的障害者の生活支援施設である津久井やまゆり園に勤務しました。ここでは、利用者の皆さんが地域の一員として社会生活を送ることを最終目的としています。慣れないうちは、「利用者の皆さんが落ち着いて暮らせる環境と接し方とはどのようなものだろう」と悩むこともありましたが、先輩の「利用者さんの気持ちに寄り添って、相手の嬉しいこと、満足できることを第一に考えろ。自分の考えだけで支援してはいけない。」というアドバイスを参考に、利用者さんのちょっとした表情や行動にも気を配り、理解しようと心がけました。次第に自分を信頼してくださるようになり、人間関係が構築できたと感じられたときは嬉しく思いました。  

次の5年間は、おおいそ学園に勤務し、非行や家庭環境といった様々な問題を抱えるお子さんの自立に向けて、他の職員と連携し、助け合って支援を行いました。ともに支援を行う中で、経験豊富な先輩方に助けられたことも多いです。施設にいらっしゃるお子さんの中には、大人に対して不信感を持っている子も多く、心を開いてもらうためには、相手に正面から向き合わなければなりません。時には苦しくなってしまうこともありますが、その分支援していたお子さん方が社会に出た後、地域で頑張っている姿を見ると、役割を果たせたようで本当に嬉しく思ったものです。担当したお子さんが退園後しばらくして遊びに来て、地元でしっかり生活しているという報告をしてくれただけでなく、「今の自分があるのは、高木さんのおかげだよ」と言ってくれたときの感動は、今でも忘れられません。

福祉職高木さん作業中

■ 現在の仕事について教えてください。

現在所属している障害サービス課の収支に関する業務や決算・監査対応業務を行うとともに、県立県営障害施設の運営状況の把握、施設職員の研修計画、施設での課題検討といった仕事をしています。従事する業務の分野が、施設における利用者さんの直接支援から福祉行政へと変わり、分からないこともありますが、責任ある仕事を任せていただき、日々緊張感と充実感を持ちながら働いています。会議等で県としての意見を求められる場面では、他部局や他機関の様々な課題や事情、更に多くの人の意見を総合的に判断したうえで、県として何ができるのかを考えていくべきだと思っていますので、全体的な判断力と調整力が求められます。期限が決まっている中で、多くの意見をまとめる難しさもありますが、少しでも多くの問題を解決できるよう、可能な限り迅速に対応するよう心がけています。

以前施設に勤務していたときは、「目の前の利用者の方に最善の支援をしたい」という観点から仕事をしていたので、どうしても自分の担当している業務のみに視野が偏りがちでしたが、現在の経験を通して、徐々にではありますが福祉の仕事全体を見渡せるようになったと感じています。これは、必ず今後の自分の糧になると思います。今後も更に福祉行政について学びたいと考えていますが、将来的には施設に戻り、現在の仕事で得た知識を現場に還元したいという思いもあります。このようなキャリアステップを踏むことができるのは、県の魅力の一つではないでしょうか。

■ 最後に、受験を考えている皆さんへのメッセージをお願いします。

本県では、施設の利用者の方々への直接支援から、政策形成や事業の運営まで、多様な経験ができ、幅広い視野を持った福祉の専門家を目指すことが可能です。担当する業務の内容によって、目指す成果は異なりますが、私たちの仕事の大きな目標は「本県の福祉の向上」に尽きると思います。そのためには、福祉分野の将来を見据えながら、目の前にある課題を一つ一つ解決すべく全力を尽くすことが必要です。皆さんと一緒に、神奈川県の福祉向上のために働ける日を心待ちにしています。

 福祉職高木さん決裁の様子

本文ここで終了

神奈川県

このページの所管所属は 人事委員会事務局 です。