神奈川県水産技術センター メルマガ437

掲載日:2014年1月15日

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.437 2013-12-20
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□研究員コラム

〇 「オールドタックル その2」 (相模湾試験場 山本章太郎)

〇 定置網の中は‥ (相模湾試験場 相澤 康)
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〇 「オールドタックル その2」 (相模湾試験場 山本章太郎)
 前回(2013-05-10 no421)、私が父に「ミッチェル 408」と「ガルシア 2701 カスタム」を買ってもらった話をしました。当時、ガルシアのロッドとミッチェルのリールと言えば、ベストマッチの組み合わせとしてルアーフィッシングの教書や釣り漫画などで紹介されており、憧れていた釣り少年は多かったと思います。さて、当時のルアータックルに詳しい方であれば気が付かれたと思いますが、「ガルシア 2701」なら「ミッチェル 410または440」が正しい(?)「ライトタックル」の組み合わせです。逆に「ミッチェル 408」であれば「ガルシア 2700」が「ウルトラライトタックル」として正しい組み合わせになります。つまり、私のガルシアとミッチェルは正しくない(?)組み合わせだったのです。こんな高価なロッドとリールを買ってもらえただけでも贅沢なのに、やはりそのことが気にかかっていたのを覚えています。それでも、よく芦ノ湖や相模湖、震生湖へ出かけました。しかし、魚をたくさん釣った記憶も大物を釣り上げた記憶もありません。とにかくガルシアとミッチェルを持って湖や川へ行って、ルアーを投げていれば良かったのです。
 それから月日は流れ、小学生だった私も中学、高校、大学へと進みました。スポーツに熱中したり、勉強に追われたり、女の子に熱くなったりと、人並み(?)に青春していました。色気づいた若者の頭の中に「魚釣り」の居場所はなくなっていました。正直、その頃は「魚釣りなんか、オヤジくさい。」と思っていました。当然、ガルシアとミッチェルもお蔵入りになっていました。社会人になってから、ある日、父にガルシアとミッチェルの所在をたずねたら、芦ノ湖で他のボートにラインを引っ掛けられて、そのまま湖に転落してしまったとのことです。子供の頃、あれだけ欲しがって買ってもらった物にもかかわらず、魚釣りをしなくなっていた当時の自分は、それほど残念とは思いませんでした。
 その後、再び魚釣りを始め、特にフライフィッシングに熱中し、ロッドやリールなどをいろいろ買い漁るなかで、ネットオークションを活用するようになりました。そこで目に付いたのは、かつて憧れたロッドやリール達でした。「あの頃のガルシアとミッチェルもあるのかな。」と探してみると、「あった!今でも残ってるんだ。」とても感動してしまいました。そして、「昔、俺も持ってたよなぁ。あの時、オヤジに無理言って買ってきてもらったんだよなぁ。今でも芦ノ湖の湖底で眠ってるのかなぁ。」などと思いが巡りました。自分が父親となり子供達に魚釣りを教えるようになった今、ガルシアとミッチェルへの思いとともに、亡き父から魚釣りを教わった懐かしい思い出が甦ってきました。

写真はこちらから
写真1 オールドタックル1
写真2 オールドタックル2

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〇 定置網の中は‥定置網の中のイワシの群 (相模湾試験場 相澤 康)
 相模湾試験場では、色々な研究をしています。その中で、重要な分野の一つが「定置網(ていちあみ)」の研究です。
 このメルマガでも、何回も取り上げましたが、定置網とは、回遊する魚の群の通り道を、「垣網(かきあみ)」という網で「通せんぼ」して、「定置網」の奥の「箱網(はこあみ)」まで誘導して漁獲する漁法です。
 先日、漁業者のご理解をいただき、スキューバ潜水で定置網の中を調査することができました。いつもは魚が通る道をダイバーが通る、何とも興味深く、得難い経験でした。さすがに「箱網」の中は魚影が濃く、イワシの群れに出迎えられました。
 潜水の動画や静止画を漁業者にご覧いただくと、大変興味を持たれていました。魚と同じ道を通って、魚と同じ気持ちになって、入りやすくて外に逃げにくい定置網はどんな形なのか‥、私たち調査ダイバーとしてはとても興味深いですね‥。
写真1 定置網の中のイワシの群
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