神奈川県水産技術センター メルマガ418

掲載日:2014年1月18日

神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.418 2013-3-29

-- Fish-mag >゜)))<-------------------------
/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.418 2013-3-29
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
□研究員コラム

○ ヒラメの寿命 (栽培技術部 長谷川 理)

○ かながわ新名産「アカモクを100倍楽しむレシピ!」 (企画経営部 荻野 隆太)

----------------------------------------------------------------

○ ヒラメの寿命 (栽培技術部 長谷川 理)

 見学の方から、しばしば「このヒラメは何歳ですか?」と質問されます。

 天然魚では、外見から年齢を正確に判断することは困難です。特に、ヒラメの場合は雌雄で成長が異なり(一般的に雌魚のほうが雄魚よりも成長が早い)、大きさから年齢を判断することは出来ません。しかし、当センターで飼育している系統魚は、以前にもご紹介したように小さなタグが魚体に装着されており、一尾ごとにその年齢を正確に把握しています。

 以前は多くの系統魚が6-7歳くらいまで生き、大きさも60センチ以上になるものがざらにおりました。今まで飼育して、最も成長した個体は、全長78cm、体重6080gに成長しました。この個体は2000年5月29日生まれで、死亡したのは、2006年5月29日と「死んだその日が誕生日」の「ど根性ビラメ」でした。しかし、最近は当センターのヒラメの寿命が短くなる傾向があり、3-4歳でその一生を終えるものが増えています。その原因については、不明ですが、ひとつには温暖化による夏季の高水温も影響しているかもしれません。

 一方、系統魚のなかには、高水温でも斃死が少ないものもいます。これらは、将来の温暖化に対して、有望な系統になるのではないかと期待しています。

 一日でも長生きしてもらうことを祈りつつ、日々の飼育に取り組んでいる今日この頃です。

----------------------------------------------------------------

○ かながわ新名産「アカモクを100倍楽しむレシピ!」 (企画経営部 荻野 隆太)

 桜も開花して、季節も大分春めいてきましたね。

 かながわ新名産の海藻「アカモク」も成熟し、旬の季節となりました。今日は、普及指導担当で2年前に作成した、「アカモクを100倍楽しむレシピ!」について紹介します。

 最初に、ごく一般的な召し上がり方は、トロロ状にしたアカモクを麺つゆやポン酢で味付けして一品料理やご飯にのせて頂きますが、味付けせずに味噌汁に入れると、アカモク特有の粘りが汁にトロミをもたらし絶品なので、ぜひお試し下さい。

 アカモクは食卓の主役とはなり得ませんが、他の食材と合せることにより特有の粘りが食材をまろやかに包み込み、味わい深い逸品として引き立てます。三浦では「三崎マグロ」、湘南地区では「湘南しらす」と合わせたメニューが地魚料理店等でも人気です。山芋と地魚を合わせた山かけ丼の海バージョン、海かけ丼といったところでしょうか?

 その他に、アカモク同様粘りのある納豆や山芋と合わせ、ウズラの卵を真ん中に落としたたアカモク・スタミナ丼は、ネバネバ食材好きには堪らない一品でしょうか?

 また、アカモク普及当初は、漁業者と共にアカモクの試食とレシピを持って、新たな産品として様々な料理店等に紹介して廻りましたが、特にアカモクの食感と味覚を気に入っていただいたのが蕎麦屋さんです。「だしが命!」のお蕎麦屋さんの麺つゆは、アカモクとろろに良く絡み、かけ蕎麦に入れればアカモクの粘りがトロミをもたらし、ザル蕎麦のつけ汁に入れればネバネバシャキシャキとした食感と喉ごしを楽しめます。

 その他に、アカモクの風味と色合いを活かしたアカモクパスタやピザ、特有の粘りをトロミに活かした餡かけ炒飯やサンマーメン、軍艦巻きに湘南しらすやイカ等とトッピングしたアカモク軍艦巻き等々、和・洋・中様々なメニューを掲載しております。

 個人的なお気に入りは、シンプルながらも旨い「アカモク味噌汁」と「アカモク蕎麦」、卵にたっぷりのアカモクとネギを加えた「アカモクだし巻き卵」と生アカモク限定メニューの「アカモク海鮮かき揚」です。

 かながわブランドに新たに登録された「鎌倉あかもく」)を始めとして、神奈川県下の各浜でアカモクの収穫が始まっています。本レシピも参考にして頂き、旬のアカモクの味覚を存分にお楽しみ下さい。

 アカモクを100倍楽しむレシピ [PDFファイル/651KB]でご覧ください。

----------------------------------------------------------------

■水技Cメールマガジン(隔週金曜日発行)
■メルマガの配信の変更、解除、ご意見やお問い合わせはこちらのメルマガお問い合わせフォームからお願いいたします。

発行:神奈川県水産技術センター 企画経営部
住所:〒238-0237 神奈川県三浦市三崎町城ヶ島養老子
電話:046(882)2312

-----------------------------------------------------------------

メルマガTOPへ

Adobe Readerダウンロード

Pdf形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)
神奈川県

このページの所管所属は 水産技術センター です。