神奈川県医療対策協議会の審議結果(平成27年10月14日開催分)

掲載日:2017年2月23日

様式3

「審議(会議)結果」

次の審議会等を下記のとおり開催した。
審議会等名称

神奈川県医療対策協議会

開催日時

平成27年10月14日(水曜日) 18時00分から19時35分

開催場所

神奈川県総合医療会館2階 会議室A

(役職名)出席者

※◎会長

新江 良一(公益社団法人神奈川県病院協会 会長)

石川 壽々子(神奈川県地域婦人団体連絡協議会 副会長)

猪口 貞樹(学校法人東海大学医学部付属病院 病院長)

大住 久江(特定非営利活動法人神奈川県消費者の会連絡会理事) 〈代理出席 今井 澄江〉

齋藤 知行(公立大学法人横浜市立大学 医学部長) 〈代理出席 西巻 滋〉

◎澤井 博司(公益社団法人神奈川県医師会 副会長)

篠原 弘子(公益社団法人神奈川県看護協会 会長)

仙賀  裕(全国自治体病院協議会常務理事)

高橋 恒男(一般社団法人神奈川県産科婦人科医会 会長)

瀧 正志(日本小児科学会神奈川県地方会 幹事代表   

三宅 良彦(学校法人聖マリアンナ医科大学 学長)

山下 巌(社会医療法人社団三思会東名厚木病院 院長)

(氏名五十音順)

次回開催予定日

未定

問い合わせ先

所属名、担当者名 保健福祉局保健医療部医療課地域医療・医師確保対策グループ 齋藤

電話番号 045-210-4874

ファックス番号 045-210-8856

フォームメール(以下をクリックすると、問い合わせフォームがご利用いただけます。)

保健福祉局 保健医療部 医療課のページ

下欄に掲載するもの
  • 議事概要
議事概要とした理由

協議会での了解事項

審議(会議)経過

<議事概要>

(1) 地域医療提供体制の確保について

 ア 医師確保対策の取組み

(ア)平成21年度及び平成22年度の横浜市立大学指定診療科枠入学生と平成22年度聖マリアンナ医科大学地

 域枠入学生の指定診療科について

(イ)平成20年度及び平成21年度の横浜市立大学地域医療枠入学者と平成21年度横浜市立大学指定診療科枠入学者の臨床研修病院について

事務局から資料に基づき説明し、意見交換がなされた。

(ウ)神奈川県医療勤務環境改善支援センターの運営状況について

(エ)県内医学部の学生と地域医療について語る会の開催について

【事務局から資料に基づき説明】

(委員)

 (エ)の県内医学部の学生と地域医療について語る会が非常に盛況だったと副会長から聞いているが、修学資金をもらっている人に声をかけるのは当然だが、もらってない人達には声をかけなかったと聞いている。これは何故か。この人達こそ崇高な理想で手をあげたのではないか。それなのに入らないというのは納得できない。呼ばなかった理由を教えてもらいたい。

(事務局)

 今年度の語る会はトライアルという意味合いもあり、どのくらいの学生が来ていただけるか私達も読めないところがあった。地域枠の市大の方になるとかなり人数が増えるというのもあり、まず修学資金の学生を対象にやらせていただいた。地域枠の学生には来年度は声掛けしていきたいと思っている。初めてだったという事でご理解いただきたい。 先生の仰る通り地域枠で修学資金を出していない方達が、地域枠をどう思っているのかという所も、今回、学生さん達もいろいろ不安になっていて話してよかったという事があったので、来年度は是非修学資金を貸し付けていない地域枠の方達にも積極的に声をかけてもう少し大きい形でやっていきたいと考えている。

(委員)

 何かわかった様な、わからない様な。一番声をかけるべきは今も言った修学資金をもらわないのに崇高な理想をもって入学してきた人達じゃないのか。一番にこの人達に声をかけるべきなのではと思う。トライアル的なものだからという理由は果たして成り立つのか。後でいろいろ聞くがうちの県だけが、地域医療支援センターに関してとか他の県に比べて遅れている。

(委員)

 これ横浜市大ですよね。横浜市大と話し合いはしているのか。横浜市大は自分達でやるよと、自分のところで地域枠の人達と話し合いを開いているのかどうか。それについて伺いたい。

(委員)

 学生が卒業近くなった時のガイダンスはやっていますが、授業の中で地域枠の特別な授業は設けてない。私達だけで特別な講演会等はやったことがない。

(会長)

 次は25名の学生さんにも声をかけるという事ですね。他になければ次に移る。

(オ)地域医療支援センター検討ワーキンググループの検討結果及び地域医療支援センター設置(案)について

(カ)地域医療支援センター運営委員会(仮称)の設置について

【事務局から資料に基づき説明】

(委員)

 資料5の4番だが、対象者の在学中カリキュラムというのがある。

 国際認証に準じてカリキュラムを徹底するため外部からの意見を入れる要素はあまりないと書いてあるが、何か間違いではないかと思う。

 国際認証というのは、積極的に外部からの意見を入れなさいと示している。カリキュラムにも積極的に地域医療をやりなさいと書いてある。資料を持って来たが、国際認証の冒頭のところに使命が明示されており、その第一番目で「医科大学医学部は自己の使命を定め、大学の構成者並びに医療と保健に関わる分野の関係者に理解を得なくてはならない。」と書いてある。その項の最後の所に「その使命に社会の保健・健康維持に対する要請、医療制度からの要請及びその他の社会的責任が包含されてなくてはならない」と書いてある。国際認証を得るためには外部から意見を入れるということと積極的にワーキンググループや、将来できる地域医療支援センターから4大学に対して神奈川の地域医療はどうすべきだと、地域医療をどういうふうにやるかと、あるいは包括ケアに対してどのようにやるかという事を積極的に言ったほうがいいのだと思う。

神奈川の特徴についてデータを出して都市部と都市部じゃない所でどの様に地域医療が違うのかなどについて、学生には勉強をして欲しい。両地域で実習をさせればいいと思っている。神奈川と他の都府県とは違うと思うが、座講ではなく実習でやらせた方が一目瞭然なのでいいかなと思っている。同センターなどからその要望を出すのがいいと思う。

(会長)

 事務局の方で何かあるか。

(事務局)

 非常に参考になるご意見ありがとうございました。ただ、地域医療支援センター検討ワーキングではこういう話が出たというのも事実で、地域枠を含めると横浜市大の学生の数がすごく多いので、横浜市大の先生が学生さん達をこれから育てるにあたって、今先生が仰った様な方向について、どういうご感想があるのかお聞きしたい。

(委員)

 医学部はグローバルスタンダードに向けて医学教育を考えている。私達も11月に受審する。その中で今まで独りよがりでやっていたカリキュラムではいけないという事は皆わかる様になり、総合診療の部門も作った。学生の授業の中に総合診療と地域医療の授業を組み込むという作業に入っている。効果の程はあるが、努力しているという事はご理解いただきたい。

もしもっとこういうのを増やすという声が医学部に届きますと時間割の作成に反映されるのでプレッシャーをかけてもらいたい。

(会長)

 私も検討ワーキンググループに出ていたが、今の所はある大学の先生から国際認証に準じてカリキュラムを決定するので、外部からの意見というのは、例えば我々地域医療支援センターからの意見はあまり取り入れなくてもそちらで問題なくやっていく様なご発言だったと思う。それで、事務局でこの事を入れたと思うが、非常に両先生から我々にとっては暖かいお言葉をいただけたと思っている。

(委員)

 対象が限定しているからこうなる。一般の学生のカリキュラムを対象にした場合は先生の仰る通りだが、この支援センターが対象とするのが地域枠とかその人達だけで、その人達の支援を行うのに一般的なものというのは入れられないという事でこれが入っている、違いますか。要するにこれに書かれている対象医師が、枠の人達だけで、この人達を対象とするのに全部のカリキュラムに対するものを何か組み込もうとしてもこれは無理ということでこれが入ったのではないのか。

(会長)

 ちょっと違う様な感じがします。全体の学生はそれでいいが、それに対して検討ワーキンググループの委員の方からは是非、地域枠の学生、ドクターに対しては地域の中の研修病院・キャリアアップの病院も含めて是非こういう病院でやって欲しいという事を地域医療支援センターとしてはお願いしたいという事で言われた。なかなかそういう訳にもいかないというニュアンスの返事で、この二行になったかと思う。

(委員)

 そうするとこの対象者の人だけ別カリキュラムで行うという形になってしまうのではないか。

(会長)

 別カリキュラムではなく。

(委員)

 対象からはずれた人達を相手にしてない訳ですよね、これは。これは診療科枠、地域枠の対象の学生とセンターに協力するという登録した医師が対象ですよね。

(会長)

 そう、2番の(4)です。

(委員)

 すべての学生を相手にしたカリキュラムに対するものではない。それでこうなるということですね。

(会長)

 そう、すべての学生とは別で、ただ…。

(委員)

 要するにこの人達を対象なのに対象者の在学中のカリキュラムというのはプラスアルファでは実際には組めないという意味合いで、これが出てきたと思うのだが違うのか。

(会長)

 そういう理解でいいのか。

(事務局)

 仰る様に、例えば横浜市大ですと地域枠の方25名と指定診療枠、合わせて30名の方と残りの方がいる訳ですね。その時に国際認証で誰かの意見を聞いてというのは、全体の方についてそれをちゃんとやっているという事であって、横浜市大の学生さん達全体にちゃんと外部の意見を聞けという事で、ただその30名の方を特別に30名だけはこうしなさいという外部の意見まで聞けというようにはなってないと思うので、検討ワーキングの時にももしかたらそういうニュアンスがあったのかもしれないと思う。ただ、30名地域枠なり指定診療枠を含めプレッシャーをかけてもらっていいですよというように言ってくださったのでしたらそれはありがたい。

(会長)

 そう、今のプレッシャ―かけて下さいみたいな話は、むしろ全然なかった。

(委員)

 30名だけ特別な時間を作るのは、時間がみっちりでとても無理である。

むしろ、全体にもっと潜在的に地域で働こうという思いを持つ様な子もいるかもしれないので全員に向かってもっとカリキュラムの中でこういう色合いの事を増やしてくれというプレッシャーをかけていただければという事で申し上げた。

(会長)

 すると後の方の学生の時から地域医療に対する気持ちを高めるなどの動機付けになる。これはワーキンググループの考えと一緒だと思う、他には。

(委員)

 地域支援枠というのも市大で30名とあるが、神奈川県の枠、県で持っている枠でしょ。市大が持っている訳では無いですよね。

(事務局)

 例えばその25名についてお金をもらっていない25名についてもやっぱり県の意向をちゃんと聞く必要があるかどうかというのは議論があった。弁護士さんに聞いたり、いろいろやった結果ですね、勤務する病院を決めるとか、そういう強い関与というのは法的にも無理なのでここ、資料5-2(4)に書いてある通りというのが結論的な記載である。地域枠の方で希望される方はセンターで面倒を見るというのが一番いいだろうということになった。

(委員)

 卒後研修については今後詳細な検討を要するということがここに書いてあるので、支援センターがもうちょっとしっかり勧誘していけばいいのではないか。市大の30人は市大にいて教育をお願いしている立場でも見られますよね。変な言い方ではなくて。ですから今後2年終わって3年目に入る時に自分としては外に出たいという人間もいるかも知れないから、その辺の所をどうするのか、というのもワーキングにしても支援センターにしても十分、言葉悪いですけど、勧誘ではないんですけど話し合いの場を相当設けてあげないとややもすると市大の医局員の様に感じる部分が無いとは言えない。その辺を、微妙なところだが、もうちょっと支援センターを早めに立ち上げるなり、しっかりお二人でやってリーダーシップを取っていただいてワーキングをばんばんやって、もっといい意見を出した方がいいんじゃないかなと。もちろん私見だが。

(事務局)

 その部分はまだこれから検討を要する部分もあるので、今後は資料7で提案をさせていただいた地域医療支援センター運営委員会などで、25名の方にどういう関係を支援センターが作っていくかということについても、話し合うのが良いと思っている。

(委員)

 要するに市大のお金をもらっていない枠に関しては、卒後の進路に関しては、個人の意思もあるでしょうけど、これは市大が中心となってここのセンターが深く関与するということではなくて、市大が中心となって卒後を考えるという風に思ってよいか。その辺りの線引きが非常にこれだとわからないがいかがか。

(事務局)

 25名の方については、県なり地域医療支援センターが強い関与をするのではないというのは資料2の(4)に書いてある通り。ただこれは横浜市大が関与すると言うよりも、あくまでもご本人達の希望の中で県内でしっかり働いてもらうという認識である。そのまま3年目で横浜市大の医局に入らないで違う県内の大学の医局に入って専門医をとりながら県内で働いていただくなどというのは当然あると思っている。

(委員)

 私達が積極的に学内でこの子達を縛り付ける様なシステムは全くない。当人たちが2年間の初期研修も好きなところに行って、その後7年県内で過ごす事を課しているだけであり、私達が他所へ出さない様に囲っている様な事はない。

(委員)

 先生、それは私もそれが目的で言っている訳ではない。そうしない為に本人達の意思も十分一番なので、そこに介入という言い方ではなくて、もうちょっと話し合いの場、この間やった語る会ではないけどああいう会を頻繁にやったっていいのではないか。いろんな所でいろんな話を聞くと学生さん達講師の先生達の話も非常に良かったという話をしていたという事もあるから、先生方にそこでいろんな話をしていただくという事で少しでも考え方が一方的でなくて、いろんな考え方の選択肢が出てくればいいんじゃないかなという意味で私は申し上げた。

(会長)

 このワーキンググループでもそこは散々議論になったのだが、この神奈川県 地域医療枠とついている20名、市大地域医療枠とついている5名、トータル25名の地域医療枠なんですけど、当然他の地域枠と同じようにある意味で県内でスキルアップも含めて働いていただけるという事が当然私達は期待できるのかと思ったが、最初の県と市大との話し合いで、医学生の時に誓約書を書く、そういうのを見てもこれは他の地域枠とは違って法的に縛れないという事で、これから始めるという時であれば是非そういうふうにして欲しいと言えたが、既に5年も6年も過ぎていて、そういう事実があるという事で、さっきの関与する医師の2番の(1)、(2)に入らなくて(4)に希望する医師という形になった。法的に言って仕方がないのでやはりその30名を実質上は市大の定員増だと考えている形が一番正しいと言われてしまったので、是非神奈川県内の地域医療に関与して欲しいとお願いするしかないという様な話にワーキンググループでなった。そういう事で付け加えておく。

(委員)

 では、お金をもらっている5人はどうなるのかと。ある意味ではお金を返せば何してもいいのかになってしまう。そこまで言いたくないですけど、市大にお願いして県からどうこうではなくて、もうちょっとオープンになってもいいのではないか。それを主導していくのが支援センターとかワーキングじゃないのか。

(会長)

 反対するのではなくて是非そうあって欲しいと思っている。検討結果、これは一つの結果ですからそれに対してここでそれを議論しても結構である。結果はそういう意味だったということだけ。

(委員)

 結果はお聞きしました。検討の余地ありという事で。

(事務局)

 最初にご指摘があった所、ちょっと説明不足だったので追加する。今回修学資金の学生だけしか呼ばなかった語る会というのも、学生に地域医療とは何ぞやという動機付けとかをきちんとしていかないといけないという、それは修学資金の学生だけでなく地域枠という形で入った学生達にもそれを学んで欲しいし、学校のカリキュラムでいっぱい勉強しなければならない所があって、その学生達だけ特化するのも難しいという事でこの形になった。ただ、休みの間にキャンプをやったりだとか、他の地域の先生方の所に勉強しにいったりとか、何らかの動機付けが必要であろう、関与していかなければいけないという事で、今年度最初でトライアルという言い方は適切ではなかったかも知れないが、そういう形で地域枠で修学資金を受けている学生に対して動機付けをするという形でその一つの提案というか、県からこういう形で関わってみたらどうかという事で今回やらせていただいたのが地域医療を語る会であったとご理解いただきたい。来年度は地域枠の修学資金を受けてない学生達にも声をかけてやって行きたいと考えている。

(会長)

 今日ここで検討結果はこうだったけれどもここの意見で僕らがワーキングでもんだ形に近いような形で、先生方に仰っていただいたのでそういう方向で地域医療支援センターの運営を考えていけばいいという事で、よろしいか。

(事務局)

 先程お示ししました様に運営委員会を今後ワーキンググループの先生方に入っていただけたらと思っており、運営委員会で地域医療支援センターのこれからの業務のあり方とか、どういう風に関わっていくかという事を引き続き議論していく。やはり走りながらやらないと出来ない所とか具体の所はなかなか詰め切れない所もあり、専門医制度をどうするんだという事もあったので、それは引き続きワーキンググループからまだ持ち越している課題なんかは引き続き運営委員会の方で活発にご議論いただき、センターを回していくなり、新しい事業を行っていくという事を想定しているので引き続きお願いしたいと考えている。

(委員)

 2年前に全国自治体病院協議会で日本の各県の地域枠の現状という事で徹底的に調べて雑誌にも書いたが、その時神奈川県をよく調べてみると、例えば東海大は山梨県とか聖マリアンナは茨城県とか、県をまたがっての地域枠が3大学には何人かある、静岡県かな、という形が分かった。他の県の地域枠の制度と神奈川県の地域枠の制度との差とか教育の仕方が変わらないとは思いますけど、同じ対処でそれぞれの県は了承されているのか。それぞれの各県の支援センターが強く言ってそれに従っているのか教えてもらいたい。

(委員)

 私どもは神奈川県以外にあと二つの県と学生だけではないのですがやっている。

 静岡県がその一つだがとても熱心である。初めは、そこのトップの方というか知事の次くらいに偉い方が、私どもといろいろ関係があってやって欲しいと言われたので受けた。今一学年5人くらいだから、40人くらいの学生が奨学金をいただいており、神奈川県と同じ様に6年間もらったら将来静岡県で9年間の勤務という事で始まっている。今年5人くらい卒業したが今研修医を向こうでやっている。向こうに勤務する場合には県の指定の病院があって公的な病院10ほどの病院長が全部来て学生とディスカッションする。その会合も年に数回行っている。県の方がいらしてディスカッションして、県の病院のアピールをして行く。毎年のように小冊子を作成し、各病院のポイントを報告する。比較検討出来る様に1枚の大きな表になっていて、どこの病院に何があるのか出している。こちらからは、研修生は専門医に相当興味あるでしょうから、専門医の指導医数などについて細かく書いてほしいなどとお願いしている。神奈川県はこれらが遅れている。それが無いからどこの病院がどうだとか。神奈川県は病院が多いから無くてもいいのかも知れないが、静岡県はそれらを提示してくる。それを院長が学生達や私に説明する訳である。勿論給与なんかも書いてあり、住宅がどうだとか相当細かいことを皆さんに説明してくれる。学生達も特に医学部の1年生、2年生というのは医療が全くわからない訳で、けれども5年、6年となるとそれなりに真剣に勉強してくるので、研修を行った場合どうなのかをそれなりに理解している。中には脱落する例も出てくるのですが。静岡県は一生懸命やってくるので、神奈川県もそれをやるべきだとずっと私は思っている。もう一つは別の県だが、やっぱり同じ様な形で県のトップの方が来て学生と話し合い、私も向こうに行って講演会をやっている。このようにセンターが無いという事はありえない。

(委員)

 静岡県は私どももやっているが、まず金額が大きいですね。それからかなり研修の自由度が高い。それよりも大学で今現実に問題になっているのは、卒業生の大体2割以上が様々な所から奨学金をもらっている。病院であったり自治体だったり様々だが、それに縛られている人がいて、受験の枠ではないので、入った時に大学にもわからない。いつの間にかもらっていて卒業の時に縛られているという人が多くて困っている。その方々は絶対に残らないので。あとは民間、本当に研修受けられるのかなと思う様な所にいて実態が把握できにくい。ヒアリングしていると入学直後に塾が斡旋するようで、問題だと考えている。世の中非常に医師不足で背に腹は代えられないというところはあるかもしれないが、なかなか難しいところがあると思っている。

(委員)

  ひも付きの学生が隠れて沢山いるという現実を見ないで、表面でうちの地域の学生とそれを分けて考えちゃダメで、他の縛りがある学生もやっぱりきちんとした医者になってもらいたい訳ですからそれを地域医療支援センターで関与するというのも大変である。やはりそこまで目を広げなければ本当の地域医療支援センターとしての役割が果たせないんじゃないかなと。2年前にいろいろ勉強して結果私もそう思っている。

(会長)

 ちょっとふくらみましたけど、他には何か。

(委員)

 そうすると神奈川県からももらっているし、ダブルでというケースもあるのか。

(会長)

 それはないですよね。

(委員)

 非公式で例えば神奈川県内の病院で病院との契約と神奈川県枠というのはダブルであってもおかしくないかなと思うが。そういう事例はないのか。

(会長)

 他県じゃなくて、神奈川県の地域枠とどこかのプライベートな病院と。それは把握できるか。できませんよね。

(委員)

 今、各大学の話を聞いたが、私立の大学と公立の大学は話が全然違う、授業料の高い私立だからしょうがない。じゃあ市大は安いのかと言えば私立と比べれば安い。だからその辺に言葉は悪いがブロカーのようなものがつけこんだり。県の事は別ですよ、それを市大に当てはめようという事は無理なのではないか。だからお金がどうこうとか、ひも付きがどうこうとかそういう問題は市大に関しては話が全く別ではないか。

(会長)

 検討ワーキンググループの検討結果の中でこの神奈川県の地域医療支援センターとして考えるべき事に話を絞っていただきたい。他には。もしよろしければここに挙げた地域医療支援センター検討ワーキンググループ検討結果と本日の協議会でいろいろいただいたご意見を加えまして地域医療支援センター設置に向けて動いていただくと。非常に神奈川県遅れていますし、是非よろしくお願いしたい。

(2) 地域医療構想について【報告事項】

【事務局から資料に基づき説明】

(委員)

 資料の中で説明を聞きながらそれだけの理解で質問するので間違っている所もあるかと思うが、2ページのガイドラインの内容という所で1番下の所で地域医療構想の策定プロセスについて、こうした法定手続き以外にも書いてあって医療関係者、保険者、市町村及び住民の意見を聴くことが必要だと書いてあるが、9ページくらいになって地域医療構想調整会議構成イメージという所では、住民というのは全然ないが、これはどういう風に考えたらいいのか。

(事務局)

 住民については、まず1つには最後の17ページの所の下から2段目の7から9月頃という所の一番右側にパブコメと書いている。パブリックコメントという事で地域医療構想の案を作成してそれを住民の方からご意見を頂戴してというのが一つある。またそれ以外にも7ページの地域医療構想策定に係る県の対応という一覧の県の考え方という所で一番下の段で保健医療計画推進会議の委員を公募するというところで、検討する会議の委員に公募委員を入れるとしており、こういった委員で住民の方から意見を聴くというのと出来上がった案についてパブリックコメントで意見を頂戴するという2つがある。

(委員)

 パブリックコメントではもう遅いと思う。そうではなくて策定段階の所からやはり、これだけの事を住民なくして決めるっていうのはおかしいと思うし、2ページの所でしょうかガイドラインの内容について慢性期の所でもすべての構想区域の入院受療率をこれも最小値にまで低下させるすべてを低い、低い所でこの数字が出てきていると思うのだが。実際に絶対無理だと思う。在宅でというのもこれは本当に、おそらく無理だと思う。無理な所がいっぱい出てきている。そういうところから、どこか丁寧に聞く所が無いと、パブリックコメントって皆が皆やると思ったら大間違いでおそらくやらないんですね住民は。関係者はやるが、住民からのパブリックコメントがあると思ったら大間違いだと思ってほしい。私はそれは言っておきたい。

(会長)

 痛い所を突かれたような気もしますけど何か答えられるか。

(事務局)

 先程のお話の中で2ページの2番で、構想区域ごとの医療需要の推計についてという事で「慢性期については、入院受療率の地域差を次のAからBの範囲内で縮小させる目標を設定する。」これがなかなか厳しいという事でご意見を頂戴した。これが国のガイドラインの内容で、国がこういう事を示しているという事でAからBの範囲で目標を設定してくださいと国から言われており、このため、この範囲内で設定をせざるを得ないという事で考えている。

(会長)

 神奈川県では目標をパターンBにするのではなかったか。

(事務局)

 AとBとどちらが厳しいかというとAの方で、ただBにすると決めている訳では無い。Bの方が有力だろうとは思ってはいるが、Bの方と会議で決定した訳では無い。

(会長)

 先生ご満足いただけましたか。

(委員)

 なかなか満足はできない。医療に関しては国の方針が納得できない所がたくさんあり、言いたい事はたくさんある。できるだけ住民の意見をすくい上げるところを作っておかないとまずいかなと思う。

(会長)

 この地域医療構想というのは医療対策協議会は報告だけで、これを決める所は医療計画推進会議でしたか。そこには、先生が言われるような代表は入っている。

(事務局)

 これは、地区でいろいろ議論をしてそれを県の保健医療計画推進会議でまた更に議論するが、そこには公募委員も入っている。更にこれを医療審議会の方に上げてそこで審問をして答申をもらうという形 になっている。

(会長)

 そういう場があるので是非そこへ出て思いを全部述べていいだきたい。医療対策協議会にはそういう風に進んでいると理解いただければありがたい。他に是非ここを聞いておきたいという質問はあるか。よろしければ(3)その他で何かあるか。何もなければこの会を議事終了という事で事務局にお返しする。

                              -以 上-

会議資料

資料1 平成21年度及び平成22年度の横浜市立大学指定診療科枠入学生と平成22年度 聖マリアンナ医科大学地域枠入学生の指定診療科について

資料2 平成20年度及び平成21年度の横浜市立大学 地域医療枠入学者と平成21年度 横浜市立大学 指定診療科枠入学者の臨床研修病院について    

資料3 神奈川県医療勤務環境改善支援センターの運営状況について

資料4 県内医学部の学生と地域医療について語る会の開催について

資料5 地域医療支援センター検討ワーキンググループの検討結果について

資料6 地域医療支援センターの設置について(案)

資料7 地域医療支援センター運営委員会(仮称)の設置について

資料8 地域医療構想策定ガイドラインの概要等

参考資料1 神奈川県における地域枠の比較

参考資料2 神奈川県地域医療対策協議会 地域医療支援センター検討ワーキンググループ委員名簿

参考資料3 地域医療支援センター検討ワーキンググループ 開催状況 

参考資料4 医療法(抜粋) 

参考資料5 地域医療支援センターの国のイメージ図

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神奈川県

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