漁況情報・浜の話題 15-3

掲載日:2015年5月8日

漁況情報・浜の話題

No15-3(平成27年5月8日)/月2回発行          水産技術センター
                                         企画資源部   046-882-2312
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漁況情報

〇 西湘地域の各定置網では、ブリの好漁が続いています。4月20日、23日には、岩漁協の自営定置網で2000尾を超えるブリが獲れたほか、28日には、小田原市漁協や岩漁協の自営定置網で各1600尾近く獲れています。一時期より少し小さくなり、約6kg/尾サイズが中心となっています。http://www.agri-kanagawa.jp/sagami/hukyu/whatfish/150420odawara.htm

浜の話題 

〇 長井町漁協潜水部会では、磯焼け対策の一環として食害生物の一つであるムラサキウニを蓄養して直売する試験に取組んでいます。4月上旬に漁獲したムラサキウニを、定期的に養殖コンブを餌として与えて蓄養し、実入りを良くして、5月9日の長井の朝市でレシピを配布して直売するそうです。

実入りを良くするため養殖コンブを与えて蓄養しているムラサキウニ

〇 4月下旬になり、横須賀市東部漁協ではコンブの収穫が最盛期をむかえています。天気の良い日が続きコンブも色よく生長しており、浜のあちらこちらで干す風景が見られます。

〇 4月25日(土曜日)、横須賀市大楠漁協は今年最初の「佐島朝市」を開催しました。当日は、イナダ、マダイや、かながわブランド「佐島の地だこ」、活サザエ等の直売、地元グルメや定置網の水揚風景の紹介もありました。当日は好天に恵まれ、450名あまりの来場があり、盛況だったそうです。

〇 4月27日、長井町漁協所属 前田(賢栄丸)さんは、長井地先で減少傾向にあるアカモクを増殖させるため、受精したアカモク母海藻を地先海域に設置しました。長井では、5軒の若手漁業者がアカモクを製品化しており、本取り組みを通じたアカモクの増殖に期待を寄せています。

増殖用アカモク設置風景 親縄に受精済の雌株を挿して設置

〇 4月27日、横須賀市大楠漁協青年部会所属 平野(平敏丸)さんと、今年1月16日にアカモクの種を供給するため、地先海域に親縄に挿して設置したアカモク種苗の成熟状況を調査しました。アカモクは大きく生長し約38kgなり、雌雄共に生殖器が発達して、雌株は既に幼杯を放出している様子が確認できました。

親縄から大きく成長したアカモク(約38㎏/7m) 雌株からは既に幼杯を放出している様子を確認できました

〇 4月28日、神奈川県漁業士会は、平成27年度第一回役員会を横浜のかながわ県民センターで開催しました。今年度の活動計画、役員数の地区割り、要試験研究課題及び漁業士会からの情報発信のあり方等について、活発に議論が行われました。

〇 4月28日、腰越漁協では、鶴岡八幡宮境内内の鶴岡幼稚園で、タッチプールを開催しました。メバルやメジナ、ドチザメの他、腰越近海に生息するサザエ、ヤドカリ、マダコ、ナマコ等の生物を展示し、コミカルな動きをするマダコが特に人気で、園児は、海の生物との触れ合いを楽しんでいたそうです。

〇 4月30日、城ヶ島漁協直販所では、春の行楽シーズンを迎え、観光客が屋外のテーブルで地魚をおいしそうに召し上がられている姿が見られます。大きな看板と、のぼりを設置した効果で客数が伸びていますが、みさきまぐろ切符やレンタサイクルの普及で来島者が増えていることも大きいと話していました。

〇 5月1日、長井町漁協所属の漁業者のワカメ種苗を検境しました。4月16日の種付け後の2週間は種苗育成小屋を明る目に保っていたので、ワカメ種苗も色付き、種付き状況も良好でした。これから水温が上昇する夏場にかけてワカメ種苗は夏眠するので、成長を抑制するため種苗育成小屋内を暗く保ちます。

神奈川県

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