漁況情報・浜の話題 14-08

掲載日:2014年7月18日

漁況情報・浜の話題は、水産業改良普及事業から情報の提供をいただいております。

漁況情報・浜の話題

No14-08(平成26年7月18日)/月2回発行          水産技術センター
                                         企画資源部   046-882-2312
                                         相模湾試験場    0465-23-8531

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浜の話題

○ 7月3日、小田原市漁協刺網部会が小田原地先に購入したヒラメの種苗を約2万1千尾(部会1万5千尾、組合6千尾)と(公財)相模湾水産振興事業団の放流事業のヒラメ1万尾を放流しました。また、7月8日には、同事業団の放流事業のヒラメが、岩漁協で1万尾、真鶴町漁協で1万尾と併せて組合及び定置網漁業者の自主放流分(3千3百尾)も各地先に放流しています。

○ 7月4日、当センター栽培推進部は、同センターが生産したトラフグ種苗(37mm)6千尾を、葉山の鐙擦港から放流しました。当日は、栽培推進部員がサイホンを使って、活魚車から、直接海中に大切に放流しました。

元気に泳ぐトラフグ種苗 栽培推進部職員が大切に放流しました

○ 7月8日、福浦漁協と所属漁業者が購入したヒラメ種苗5千尾を湯河原町立東台福浦小学校4年生の生徒たちが、漁船に乗船して放流体験しました。子供たちは、皆笑顔で、放流してくれました。

○ 7月中旬、沿岸かかりサバの漁場は依然として相模湾側にあり、まだ東京湾側へ移っていません。漁模様が低調なため、サバでなくスルメイカの漁を続ける漁業者もいます。しかし活魚で出荷するため、水温が高くなると、イカの活性の維持にとても気を使うとのことでした。

○ 7月中旬、長井の素潜り漁が盛漁期を迎えております。6月に5回実施したガンガゼ駆除の甲斐もあって、駆除した海域ではガンガゼはほとんど見られず、サザエが豊漁となっていますが、依然としてアワビの漁は少ないそうです。

○ 7月15日、(一財)横須賀西部水産振興事業団等の放流分も合わせて、長井町漁協では、ヒラメ2万尾とトラフグ10,500尾を、横須賀市大楠漁協ではヒラメ10,900尾とトラフグ5千尾を、それぞれ漁船で、種苗放流適地に向かい、放流しました。漁業者は、漁獲対象となる2年後を楽しみにしています。

トラフグとヒラメ種苗を漁船に積み込み 漁業者が大切に放流しました

○ 7月15日、横須賀市大楠漁協所属、久留和地区の漁業者は、全船休漁して「タコ供養」で、普段漁獲している地ダコを弔い、大漁祈願も合わせて活ダコを放流しました。例年、タコ壷漁が盛漁期を迎えるこの時期に実施している行事ですが、今年は沿岸の水温が例年と比べて低いため、地ダコの活性も低く、漁模様も未だ低調だそうです。

○ 当センター普及指導担当では、新しいワカメ養殖試験として、フリー配偶体技術によるワカメ種苗の陸上培養に取組んでいます。今年は、東北地方のいわゆる親潮系ワカメを3系統入手し、培養しています。秋以降、漁業者の協力のもと沖出しして、神奈川県の海でうまく育つか調べます。 

お知らせ 

 8月3日、小田原みなとまつりが開催されます。朝どれの鮮魚販売やタッチングプールなどが行なわれるほか、相模湾試験場でも漁業調査船うしおの見学や親子川釣り体験などを実施しますので、是非、ご来場ください。

 青年・指導漁業士認定申請の準備をされている皆様、申請書類の提出期限は7月31日です。市町長推薦書がまだそろっていない申請者は、急いで市町の水産担当者に依頼していただき、期限内に水産技術センター企画資源部普及指導担当までご提出下さい。

神奈川県

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