漁況情報・浜の話題 14-06

掲載日:2014年6月16日

漁況情報・浜の話題は、水産業改良普及事業から情報の提供をいただいております。

漁況情報・浜の話題

No14-06(平成26年6月16日)/月2回発行          水産技術センター
                                         企画資源部   046-882-2312
                                         相模湾試験場    0465-23-8531

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漁況情報

○ 6月9日、葉山町漁協所属漁業者の刺網漁で、アカカマス100kg前後のまとまった漁がありました。カマスの大きさも中型揃いでしたが、今年はカマスの来遊が遅れていたこともあり、漁業者は「今後の漁模様に期待したい」と話しています。

○ 6月13日、金田湾の定置網では、断続的にカタクチイワシの漁が継続していますが、特に第二週に入って、一日あたり全体で6-7トン程度の良い漁模様となっています。いわしの魚体が大きく、ビンナガ(びんちょうまぐろ)漁に最適のため、引き合いが多いとのことです。

浜の話題

○ 5月18日、小田原魚市場内において、「小田原あじ・地魚まつり」が開催されました。定置網で朝獲れた「小田原あじ」や鮮魚の販売、小田原市漁協女性部によるアジ天やフライ等の販売の他、イシダイすくい等も行われ、来場者を喜ばせていました。http://www.agri-kanagawa.jp/sagami/hukyu/nagisa-news/no888-120/no888-120.html

○ 5月19日、横須賀市東部漁協走水大津支所青年部は、アサリ資源増殖のためあさり採苗袋を漁業権内の漁場に敷設しました。

○ 5月24日、鎌倉漁協所属奥田(新丸)さんは、テレビ局の取材を受けました。当日は、例年6月中旬以降に盛漁期を迎える鎌倉の地ダコ漁と、地ダコを使った料理について取材があり、当日の模様は、7月12日21時からのテレビ東京「出没!アド街ック天国」で放映予定だそうです。

○ 5月28日、横須賀市東部漁協横須賀支所青年部は、アサリ資源増殖のためあさり採苗袋を漁業権内の漁場に敷設しました。

○ 6月1日、平塚市漁業協同組合、平塚魚商業協同組合、平塚水産加工組合、(株)平塚魚市場および平塚市により構成される「湘南ひらつか魚食普及協議会」が主催する「魚まつり朝市」が開催されました。会場となった平塚魚市場では、鮮魚販売やどじょうすくい、市民セリ市などのほか、地元ゲームソフトメーカーが開発した地魚を取り入れた釣りゲームも登場し、様々な年齢層のお客さんが楽しんでいました。

○ 6月3日、腰越漁協で、地先のアマモ等の繁殖状況を調査しました。当センター栽培推進部工藤主任研究員と担当普及員も調査に同行しましたが、当日は水色が極めて悪くアマモは20株しか確認できませんでした。また、アカモクも収穫後だったのでほとんど確認できませんでしたが、ヒジキの繁殖が5箇所に確認されました。

アマモは20株の繁殖を確認 ヒジキも繁殖していました。

○ 6月8日、漁業者、漁協および城ケ島ダイビングセンターで組織する、城ケ島地域藻場保全活動組織は、藻場を減らす原因となっているアイゴ等の魚類を、刺網によって除去する活動を開始しました。3回の網かけで150kg近いアイゴの漁獲があり、大きさ(尾又長)は30cm超の大型魚主体でした。また、事前に行った潜水モニタリングでは、この冬に着生したカジメの生育が良く藻場が回復傾向にあること、春先の低水温のためかガンガゼが大きく減っていること、が分かりました。

○ 6月9日、横須賀市大楠漁協青年部会は、朝市で提供する海鮮焼きそば(仮称)を試作しました。具材は、佐島産のスルメイカ、地ダコ、サザエが入っていて、しらすも盛られた、佐島の海鮮尽くしの焼きそばで、とてもおいしくできたそうです。6月28日の佐島朝市の青年部会のコーナーで直売予定だそうです。

○ 6月10日、長井町漁協は、横須賀市の浅海増殖事業の一環で、当センター栽培推進部が生産したサザエ種苗(25mm)8万個を、同漁協潜水部会員が潜水して大切に放流しました。今年は、放流・天然物共にサザエが豊漁だったため、漁業者は、放流したサザエが漁獲サイズに成長するのを楽しみにしています。

○ 6月10日、当センター栽培推進部は(独)水産総合研究センター増養殖研究所で生産されたトラフグ種苗(50mm)3万尾を、長井町漁協とみうら漁協金田湾販売所に所属する漁業者5名の立会いの下、小田和湾に放流しました。同部では、放流したトラフグの稚魚を再捕し、増養殖研究所と共にトラフグ稚魚の初期生態、胃内容物等を調査していますが、これまでの調査結果では、小型の甲殻類の摂餌が多かったそうです。

トラフグ種苗を確認する漁業者 トラフグ種苗は小田和湾に大切に放流されました

○ 6月10-12日、小田原市漁協青年部が、先日、陸上水槽でのマグロの採卵に成功した長崎県にある西海区水産研究所のまぐろ飼育研究施設及び造船所、山口県にあるニチモウ(株)下関研究室等へ視察を実施しました。マグロ類や船体に使用する素材等や綱の強度、網成り等について学び、有意義な視察となりました。

○ 6月13日、神奈川県定置漁業研究会の通常総会が開催され、平成25年度の事業報告及び収支決算、平成26年度の事業計画及び収支予算案が承認されました。総会後、相模湾試験場石戸谷場長より、「急潮の発生メカニズムと防災対策」について話題提供されました。

○ 水産技術センター企画資源部では、平成25年度新規就業者実態調査結果を取りまとめました。25年度の県内の新規就業者は37名で、前年に比べて7名増加しました。各漁協職員の皆様には、お忙しいところ調査にご協力いただき、ありがとうございました。

お知らせ

 当センター企画資源部では、NASAの地球観測衛星に搭載されている光学センサーMODIS(中分解能撮像分光放射計)で観測したデータを画像化し本県漁業者向けに公開(試行)を始めました。こちらの画像は、海水温や水色(植物プランクトン)の分布状況がよくわかり、漁場探索の一助となることが期待されます。当センターの下記ページで閲覧できますので、ご利用下さい。

MODIS衛星情報(PC用)http://www.agri-kanagawa.jp/suisoken/modisweb/

MODIS衛星情報(携帯用)http://www.agri-kanagawa.jp/suisoken/modisweb/KtiIndex.asp

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