漁況情報・浜の話題 14-05

掲載日:2014年6月3日

漁況情報・浜の話題は、水産業改良普及事業から情報の提供をいただいております。

漁況情報・浜の話題

No14-05(平成26年6月2日)/月2回発行          水産技術センター
                                         企画資源部   046-882-2312
                                         相模湾試験場    0465-23-8531

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漁況情報

○ 長井から葉山にかけての各浜で、天草の収穫が始まっています。今年は、付着物も比較的少なく、天草の品質も良いそうです。

○ 5月上旬から中旬にかけて、長井町漁協所属漁業者は、地先のアカモクを収穫しました。今年はアカモクの繁殖量が少なく生長も遅れていたので、海域によってはこの時期でも製品化に適した成熟状況のものが繁殖していたそうです。

○ 5月20日、城ケ島沿岸の刺網によるサザエ漁は、平年を上回る漁模様で推移しており、魚が少ない中で、明るい話題となっています。

浜の話題

○ 城ケ島漁協直販所では毎週土曜、日曜日にサザエ、アワビ、イセエビ等を購入した方を対象に、その場で焼いて食べてもらうサービスを始め、好評となっています。漁協では「今後、直売推進と島の水産物のブランド確立をめざします。」と張り切っています。

○ 5月14日、鎌倉漁協所属、前田さん(もんざ丸)は、湘南しらすと、神奈川なでしこブランドにも登録されている新名産「しらすの沖漬け」について、テレビ朝日の取材を受けました。6月14日(土曜日)9時30分から、テレビ朝日「食彩の王国」で放映予定なので、ぜひご覧下さい。

○ 5月17日、長井町漁協潜水部会総会が開催されました。総会前の研修会には37名の参加があり、担当普及員より「磯焼け対策」と「魚の活け〆」、栽培推進部岡部主任研究員より「長井の潜水漁によるアワビ・サザエの漁獲状況と今漁期」、(独)水産総合研究センター増養殖研究所黒木研究員より「カギノテクラゲ予報」と「アワビ調査」について、説明がありました。当日は潜水部会の役員改選もあり、新会長に浦島さん(光丸)が選任されました。

長井町漁協潜水部会漁業者研修会の様子 研修会の様子

○ 5月18日、横浜市漁協金沢支所所属、川島さん(仁丸)の刺網に、イセエビ(約500g)が混獲されました。川島さんによると、30年以上操業しているが、東京内湾の地先漁場でイセエビを漁獲したのは3回目で非常に珍しいことだと話していました。

○ 5月21-22日、長井町漁協では、同漁協も参画している「長井体験たび推進協議会」の修学旅行生の民泊受入れ企画に協力ました。当日は、神戸市立港島中学校の3年生の62名の参加があり、同漁協所属遊漁船で釣体験をした後、釣った魚のさばき方を調理実習し、名産のタコ飯と共に味わったそうです。

○ 5月30日、長井町漁協所属、秋本さん(大山丸)と宮川さん(房竹丸)は、横須賀市立長井中学校の体験学習を受け入れました。当日は、宮川さんが「長井の海と漁業の話」について説明し、秋本さんが「ワカメ養殖の1年間」について説明した後、中学生が、ワカメ種苗の状況を実際に顕微鏡で観察しました。参加した生徒は、こんなに小さなワカメ種苗が、来年2月には2m以上に大きく育つことに驚いていました。

中学生に説明する宮川さんと秋本さん 中学生に説明する宮川さんと秋本さん

○ 5月30日、長井町漁協所属漁業者が育成するワカメとアカモク種苗の検鏡を実施しました。いずれも種付き状態は良好で、ワカメは配偶体が、アカモクは幼芽が確認できました。これから水温が上昇するので、夏眠期に備え、種苗育成小屋を暗く保ちます。

ワカメ種苗(50倍) アカモク種苗(50倍)

お知らせ

 当センター企画資源部では、NASAの地球観測衛星に搭載されている光学センサーMODIS(中分解能撮像分光放射計)で観測したデータを画像化し本県漁業者向けに公開(試行)を始めました。こちらの画像は、海水温や水色(植物プランクトン)の分布状況がよくわかり、漁場探索の一助となることが期待されます。当センターの下記ページで閲覧できますので、ご利用下さい。

MODIS衛星情報(PC用)http://www.agri-kanagawa.jp/suisoken/modisweb/

MODIS衛星情報(携帯用)http://www.agri-kanagawa.jp/suisoken/modisweb/KtiIndex.asp

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