漁況情報・浜の話題 16-22

掲載日:2017年3月9日

漁況情報・浜の話題

No16-22(平成29年3月9日)/月2回発行          水産技術センター
                                         企画資源部   046-882-2312
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浜の話題

○ 2月1日、横浜市漁協柴支所所属の刺網漁業者が、見たことのないハタ類(全長38.5cm、重量900g)を漁獲したと支所職員から連絡がありました。県立生命の星・地球博物館の瀬能学芸部長に写真を送ったところ、ヤイトハタとわかりました。ヤイトハタは、主に奄美大島以南に棲息しており、東京湾内での漁獲の記録は無く、初記録となります。

○ 2月16日、上宮田地区の再生委員会が開催され、今年度の「浜の活力再生プラン」に基づく取組内容について確認が行われました。上宮田地区では、不要となった波消ブロックを魚礁として設置する計画が進められており、残り数日の作業で完了するとのことです。漁業者は本魚礁でナマコ等が増殖することを期待しています。

○ 2月18日、横浜市漁協柴支所は、柴漁港で「第二回ホタテ浜焼き会」を開催しました。当日は天候に恵まれ多くの方々が来場し、活ホタテガイやワカメなどの販売に長蛇の列ができました。購入された方は、会場のバーベキューコンロにのせてホタテガイやイカを焼いて食べていました。また、小学生以下限定のホタテ釣りは、都会では珍しいと子供たちが集まり、釣ったホタテを家族で楽しそうに焼いていました。

○ 2月21日、小田原水産合同庁舎大会議室において、神奈川県定置漁業研究会と水産技術センター相模湾試験場の共催で「平成28年度第2回相模湾定置網漁海況予測説明会」が開催されました。相模湾試験場の研究員から「平成28年下半期の漁海況経過と平成29年上半期の漁海況の見通し」及び「ブリとマアジの資源と定置網での漁獲」について報告がありました。ブリやサバ類については、資源量は多いが海流の関係で相模湾への来遊量が少なかったこと、カタクチイワシ、マアジについては、全国的に資源量が減少し、今後しばらく回復する見込みがないことなどの話がありました。 

 写真:説明会の様子

   説明会の様子

○ 2月23日、小田原市漁協刺網部会通常総会が開催され、28年事業報告と29年事業計画の承認のほか、小田原市産地協議会蓄養部会におけるサザエ・イセエビ蓄養試験の取組状況の報告がありました。サザエは、当日水揚の物との比較試食試験において、蓄養物の方が食味が良く、評価が高くなり商品価値の向上が期待できるものの、イセエビは蓄養によって脚・触角の欠損が多くなり、商品価値が下がってしまう結果となりました。 

○ 2月24日、横須賀市東部漁協走水大津支所は、地元の横須賀市立走水小学校の3年生と5年生の児童23名に、のりすき体験を行いました。のり養殖漁業者の長塚良治指導漁業士が見本を見せると、児童たちが楽しそうにのりをすいていました。 

○ 2月24日、藤沢市漁協では、かながわブランド販売促進支援事業を活用して、湘南はまぐりをPRするため、ロゴマークやキャッチフレーズを盛込んだ「のぼり」を作成しました。同漁協では、朝市等の直売イベントの他、「湘南はまぐり」を味わえる料理店等にも提供し、「湘南はまぐり」取扱店の目印として活用するそうです。

 写真:「湘南はまぐり」PRのぼり  写真:直売所店頭にも掲示しております

 「湘南はまぐり」PRのぼり     直売所店頭にも掲示しております

○ 2月24日、大磯町漁協において、県定置漁業研究会員を対象に太平洋クロマグロの資源管理に関する研修が行われ、県水産課の担当者から今後の管理体制等について話がありました。出席者からは、定置漁業の漁獲は単県での管理より他県とのグループ管理をした方が現実的だなどの意見が出ていました。クロマグロ資源管理体制の詳細は水産庁HPを参照してください http://www.jfa.maff.go.jp/j/tuna/maguro_gyogyou/bluefinkanri.html 

○ 2月25・26日、縁起物として「湘南はまぐり」の需要が高まるひな祭りを前にして、藤沢市漁協では、ハマグリを対象とした貝桁びき網漁が盛漁となっています。1日当たり300kg前後の漁があり、漁獲したハマグリは、料理店等に活かして出荷される他、同漁協が3月1日と11日の9時から開催する、藤沢市漁協の朝市等で直売されます。

 写真:貝桁びき網漁の様子

    貝桁びき網漁の様子

○ 2月25日、横須賀市走水のり事業者は「第9回走水のりフェスタ」を開催しました。当日は天候に恵まれ多くの方々が来場し、ノリ、ワカメ、コンブなどとそれら加工品を購入し、横須賀のソウルフード「走水のりだんだん」はあっという間に完売したそうです。また、のりすき体験ブースには長い列ができ、体験者は楽しそうにのりをすいて、天日に干していました。のりだんだんとは、「ごはん」「のり」「ごはん」「のり」と重ねるのり弁当のことです。

○ 2月26日、横浜市漁協金沢支所は金沢漁港で「金沢漁港海産物フェスタ」を開催しました。当日は天候に恵まれ約1万5千人の方々が来場し、過去最高の入場者数となりました。生のり味噌汁の無料配布、八景島周辺遊覧船や生わかめつかみ取りなどに長蛇の列ができ、本牧支所の底びき網漁船が金沢漁港に水揚した朝獲れ鮮魚の販売、横須賀市と三浦市の漁業者の加工品販売ブースや厳選グルメブースも好評を博していました。 

○ 2月28日、全国漁業士連絡協議会が農林水産省で開催され、本県から宮川均漁業士会長(みうら漁協)が出席しました。活発な情報交換が行われ、各県漁業士の意見、要望が直接水産庁に伝えられました。 

○ 2月下旬、藤沢市漁協葉山組合長に、かながわブランド「湘南はまぐり」の取材が相次ぎました。2月25日はNHK、26日はTVKテレビの取材があり、NHKは27日夜の「首都圏ネット」と「首都圏ニュース845」で、TVKテレビは28日昼の「猫のひたいほどワイド」で放映されました。それぞれの番組では、漁の様子や、大振りで旨味豊かな「湘南はまぐり」の特徴、焼はまぐりやアレンジメニュー等が紹介されました。

お知らせ

○ 3月12日9から14時に、江の島片瀬漁港で「みなと春まつり」が開催されます。当日は、江の島片瀬漁協の定置網の朝どれ地魚、漁次第でカタクチイワシや、プライドフィッシュ「江の島カマス」、サザエのつぼ焼き、藤沢市漁協のかながわブランド「湘南はまぐり」や、「湘南しらす」を使った惣菜など、藤沢の海の名産品を始めとして、地元グルメが一堂に直売されますので、ぜひご来場下さい。

写真:プライドフィッシュ「江の島カマス」  かながわブランド「湘南はまぐり」

  プライドフィッシュ「江の島カマス」        かながわブランド「湘南はまぐり」

神奈川県

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