漁況情報・浜の話題 16-15

掲載日:2016年11月14日

漁況情報・浜の話題

No16-15(平成28年11月14日)/月2回発行          水産技術センター
                                         企画資源部   046-882-2312
                                         相模湾試験場    0465-23-8531

→バックナンバー (平成25年度まで)  (平成26年度以降)

→西湘地区の情報はこちら 相模湾試験場


浜の話題

○ 10月17日、大磯町漁協で、同漁協と二宮町漁協の合併仮契約調印式が開催されました。当日は、平成29年4月1日の合併に向けて、大磯の加藤組合長と二宮の徳江組合長が調印しました。両漁協組合長は、本合併を通じて、漁協経営基盤の強化に加え、組合員数の増強を図るそうです。

 写真:合併仮契約調印式 写真:合併仮契約に調印する両漁協組合長

 大磯町漁協と二宮町漁協の合併仮契約調印式で、合併仮契約に調印する両漁協組合長

○ 10月18日、(一財)横須賀西部水産振興事業団と横須賀市の協力を受けた長井町漁協は共同で、アワビ種苗6千個(同事業団が4千個、長井町漁協が2千個)を放流しました。また、横須賀市の協力を受けた長井町漁協がトコブシ種苗5千個を放流しました。今後、順調に成長することが期待されます。

○ 10月18日 長井町漁協潜水部は、国立研究開発法人水産研究・教育機構中央水産研究所、横須賀市、水産技術センターの協力のもと、カジメの遊走子を石に付着させることにより藻場の回復を図る取組みを行いました。参加者は、順調にカジメが成長することを願いながら作業を行いました。

○ 10月18日、県西地域県政総合センターにおいて、水産海洋学会、(公財)相模湾水産振興事業団、小田原市及び県水産技術センター相模湾試験場が共催した「相模湾の環境保全と水産振興」シンポジウムが100名余りを集めて開催されました。今回で40回目となる当シンポジウムでは「自然災害と相模湾漁業の持続的発展について」をテーマに、東大海洋研の小松輝久氏が「開放型内湾における里海の実現を目指して」と題して、三陸の志津川湾を例に海洋環境と漁業の関係について基調講演を行ったほか、2010年の台風9号後の海・川・山の状況について話題提供がありました。また、小田原市漁協、酒匂川漁協の漁業者から現場の状況について報告がありました。

○ 10月19日 水産技術センター栽培推進部は、東京湾南部水産振興事業団より受託しているナマコ種苗生産試験の平成28年度第1回の放流を、横須賀市東部漁協北下浦支所、久里浜支所及び浦賀久比里支所地先で実施しました。放流したナマコは平均体長31mmで493個体です。第2回目を年内に実施予定です。

○ 10月20日 横浜市漁協柴支所の小型機船底びき網漁業者が東京湾本牧沖で操業中に全長1m以上と思われるシュモクザメ1尾を目撃したそうです。漁業者によると非常に珍しいことだそうです。

○ 10月21日、江の島片瀬漁協に、同漁協佐々木参事、榎本販売部長、藤沢市及び県の担当者が集まり、江の島漁場の朝どれ地魚PRについて協議しました。同漁協で取り組んでいる、「江の島カマス」(アカカマス)のJF全漁連プライドフィッシュ登録を皮切りに、藤沢市の特産品登録や、江の島の朝どれ地魚を出荷しているイオンやCOOP等の量販店や料理店店頭でのPRに、取り組んでいくことになりました。

 写真:丸々と太った旬の「江の島カマス」 写真:鮮度抜群の江の島カマスは刺身や炙りで絶品です

   丸々と太った旬の「江の島カマス」     鮮度抜群の江の島カマスは刺身や炙りで絶品です。

○ 10月21日、平塚市漁協では、相模川漁連、相模川第二漁協の協力の下、相模川河口でウナギの成魚を放流しました。同漁協には、特別採捕許可を取得して養殖種苗用のシラスウナギ採捕を兼業として営む漁業者も多いことから、「少しでもウナギ資源の増加に繋がれば」と、漁協担当者は話しています。

○ 10月21日、諸磯地先の定置網で全長165cm、体重89kgのタマカイが漁獲されました。タマカイは南方系の魚種で、インド洋から太平洋にかけて生息していると言われています。業界の方の話によれば、三崎魚市場で水揚げされたのは初めてとのことです。

  写真:漁獲されたタマカイ

       漁獲されたタマカイ

○ 10月27日、大磯をガイドするNPO法人「大磯ガイドボランティア協会」の方々29名が、大磯町漁協の定置網漁を視察に訪れました。当日は、普及員が大磯の定置網漁業と、カマスやヒラソウダ等、旬の地魚のおいしい食べ方について説明し、その後、大磯の湘南定置網の網締め作業を見学しました。当日は、ウルメイワシ、サバ、イナダ、ショゴ(カンパチの幼魚)等の漁があり、ダイナミックな定置網の網締めの様子に、参加したガイドボランティア協会の方も驚いていました。

 写真:大磯 湘南定置網の網締めの様子1 写真:大磯 湘南定置網の網締めの様子2

               大磯 湘南定置網の網締めの様子

お知らせ

○ 漁業情報サービスセンター(JAFIC)によれば、大型クラゲが日本海側から津軽海峡を越えて、太平洋側の岩手県にまで到達しているそうです。水温と時期の関係から、関東沿岸まで南下する可能性は低いそうですが、平成21年には大型クラゲの来遊により、定置網やしらす船びき網漁で被害が多発したので、今後JAFICが下記サイトで提供している、大型クラゲの出現情報について、ご留意下さい。

 サイトURL http://www.jafic.or.jp/kurage/index.html

神奈川県

このページの所管所属は 水産技術センター です。