漁況情報・浜の話題 16-5

掲載日:2016年6月10日

漁況情報・浜の話題

No16-5(平成28年6月10日)/月2回発行          水産技術センター
                                         企画資源部   046-882-2312
                                         相模湾試験場    0465-23-8531

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漁況情報

○ 5月中旬以降、各浜で春しらすが好漁となっています。漁がいい日には100kg/日以上の漁があり、しらす協議会に所属する漁業者は、釜揚げや天日干し製品等の製品加工に追われています。また、神奈川県の春のプライドフィッシュ(各県JFグループが選定した、地元漁師が自信を持って勧める魚)として、「湘南しらす」が全漁連の下記サイトに掲載されました。(荻野・山本)

全漁連のプライドフィッシュのサイト

http://www.pride-fish.jp/JPF/pref/detail.php?pk=1460373615

○ 5月後半、佐島漁港ではカツオの水揚げが続いていました。三宅島周辺海域や御前崎沖で漁場が形成されていましたが、後に野島崎沖へ移ったそうです。日によって漁獲量は異なりますが、2トンから5トン程度の水揚げがあるそうです。

浜の話題

○ 5月19日、上宮田漁協所属漁業者が育成しているワカメ種苗の種糸の状況を顕微鏡で確認しました。種付け後から適切に照度管理を行ったので、配偶体の成長は良く、珪藻類等による汚れもわずかでした。今後はワカメの夏眠に合わせ照度を下げ、水温と塩分濃度の管理を続けるとのことです。

○ 5月19日、城ヶ島では、例年よりも早い時期から、海藻を食べ磯焼けの原因の一つとされる魚のアイゴが刺網で多く混獲されています。漁業者の実感では、今年はアイゴが多いとのことです。6月からは水産多面的機能発揮対策事業によるアイゴ除去活動を行う予定となっています。

○ 5月23日、平塚市漁協では、(公財)相模湾水産振興事業団の支援を受けてチョウセンハマグリ種苗(約30mm)を放流しました。当日は、16,000個のチョウセンハマグリを、平塚地先の海域に放流しました。平塚地先では、50年前まではチョウセンハマグリの漁があったので、2012年から継続して取り組んでいるこの種苗放流が、チョウセンハマグリ資源復活に繋がることに期待を寄せています。

○ 5月24日、長井町漁協潜水部会総会が開催され、国立研究開発法人水産研究・教育機構中央水産研究所資源管理研究センター沿岸資源・生態系グループの黒木グループ長からカギノテクラゲの発生予測やあわびの資源状況等について講演があり、漁業者との活発な意見交換も行われました。

○ 5月28日、平塚市漁協と平塚市観光協会は、平塚の漁業PRキャラクター「ひらつかタマ三郎」と平塚地先を周遊するイベントを開催しました。当日は、30名が参加し、同漁協所属漁船で平塚地先を周遊し、日海丸さんと川長三晃丸さんの大型定置網や、海上の鳥山や流れ藻等を観察し、平塚の海を満喫したそうです。

○ 5月31日、宮城県漁協石巻湾支所の青年部員ほか15名が横須賀市東部漁協横須賀支所と水産技術センターに視察に訪れました。青年部員の多くはマガキ養殖を営んでおり、横須賀支所で行っているマガキ養殖や浜焼き小屋の見学後、本県でカキ養殖を行っている漁業者とマガキ養殖技術について活発な意見交換を行いました。また、水産技術センターでは、ナマコの資源管理とアサリ採苗袋について研修を受けました。

○ 5月下旬、江の島片瀬漁協片瀬漁港直売所は、テレビ東京の取材を受けました。当日は、定置網の朝どれ地魚の水揚げから直売の様子や、江の島の地魚を使った料理店のメニューまで、追っかけ取材があったそうです。当日の模様は、6月11日(土曜日)18時30分から、テレビ東京の土曜スペシャルで放映されます。

お知らせ

○ 水産技術センター相模湾試験場では、子どもたちに、自然科学の楽しさを知り、親しんでもらうため、 夏休み期間中に開催される「かながわサイエンスサマー」関連のイベントとして、「川と海のつながりを学ぶフィールド体験教室」を、早川において8月7日(日曜日)の「小田原みなとまつり」にあわせて開催する予定です。この体験教室では、川と海のつながりを学んだ上で、アユ釣りの楽しさを体験していただきます。募集要領等詳細は、近日相模湾試験場のウェブサイトに掲載します。

神奈川県

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