神奈川県風しん撲滅作戦特設ページ

掲載日:2016年4月15日

赤ちゃんを障害から守る社会へ

 


風しんが怖いのは・・・

風しんは、発熱や発しん、リンパの腫れを特徴とする感染症で、三日麻疹(みっかはしか)とも呼ばれます。

風しんの症状は、子供では比較的軽いのですが、大人がかかると子供に比べて長い期間症状が続き、関節痛がひどいことが多く、1週間以上仕事を休まなければならない場合もあります。また、感染力は季節性インフルエンザの2から4倍と言われています。

さらに、風しんで最も怖い点は、妊娠初期の女性がかかると、

お腹の中の赤ちゃんに生まれつきの障害(先天性風しん症候群)をもたらす可能性があることです。

「きちんと風しんの予防接種をしていれば・・・」 「自分が風しんをうつさなければ・・・」

風しんや先天性風しん症候群は、「防ぐことのできる病気」なのです。これ以上、悔しい思いをする人が出ないように、妊婦だけでなく、妊婦の周囲や職場が一体となって、風しんが流行しない社会を作ることが必要です。


先天性風しん症候群とは

先天性風しん症候群とは、抗体のない女性が妊娠初期に風しんに罹患することで、風しんウイルスがお腹の中の赤ちゃんに感染して、出生児に引き起こす先天性心疾患や難聴、白内障などのことをいいます。

風しんを予防できるのは予防接種だけ

風しんを予防するには、予防接種をする必要があります。

特に、20代から50代の方は風しんの抗体を持つ割合が少なく、予防する必要があります。

予防接種をご希望の方はお近くの小児科医または市町村窓口にお問い合わせください。

市町村の風しん予防接種費用助成等窓口の一覧はこちら [PDFファイル/209KB]

なお、昨年度に引き続き、予防接種費用を助成する市町村に、県で補助しています。MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)は、通常、1万円程度かかります。市町村がそのうち、概ね5から8千円を助成しますが、県はこの助成額の1/3を補助します。接種された方のご負担は2から5千円となります。

助成事業の有無、対象者は市町村ごとに異なりますので、こちら [PDFファイル/209KB]をご参照の上、担当窓口までお問い合わせください。

※ 風しんの予防接種は、MRワクチンという麻しん風しん混合ワクチンが一般的のため、麻しん対策としても有効です。

風しんの抗体(免疫)の有無を調べる検査があります!

  風しん抗体検査は無料です(神奈川県のご案内) [PDFファイル/73KB]

 神奈川県では、保健所設置市(横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、藤沢市)以外の市町村にお住まいの方で妊娠を希望する女性やそのパートナー、風しん抗体価が低い妊婦のパートナーを対象に、県が県医師会に委託し、抗体検査を無料で行います。(ただし、過去に風しん抗体検査を受けたことがある方や明らかに風しんの予防接種歴がある方等を除きます。)

 ※パートナーとは、配偶者のほか、事実上婚姻関係と同様の事情にある方を含みます。

実施期間:平成28年4月1日から平成29年3月31日(予定)

実施する医療機関は、次の一覧表のとおりになります。抗体検査を希望される方は、医療機関をご確認の上、直接お問い合わせください。

県域の無料風しん抗体検査協力医療機関の一覧はこちら [PDFファイル/81KB]

また、横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、藤沢市にお住まいの方の風しん抗体検査については、各市の風しん抗体検査担当窓口までお問い合わせください。


20代以上は要注意!

2012年の夏頃から2013年にかけて風しんが流行しました。

風しん患者推移

風しん患者の中心は下のグラフのとおり20代から40代の人たちでした。

年齢別グラフ

なぜ、20代から40代の間で流行したのでしょうか。

日本では、昭和52年から女子中学生のみを対象として風しんの定期予防接種(学校での集団接種)が始まりました。

平成6年からは対象が男女に広がりましたが、「学校での集団接種」から「医療機関での個別接種」に変更となったことから、接種をしていない人が増えました。

平成18年からは、麻しん・風しん混合(MR)ワクチンが定期接種に導入され、1歳と小学校入学前の「2回接種」となり、接種率も高くなりました。

こうした予防接種制度の経過により、20代以上の世代では風しんの抗体を持っている人の割合が低く、今回の流行の中心となったものと考えられます。

風しん予防接種制度の変遷

出典

注:平成27年4月1日時点では、各年齢+1歳となります。


風しんについてもっと知りたい!

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神奈川県

このページの所管所属は 保健福祉局 保健医療部 健康危機管理課 です。