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平成23年度水道に関する作品コンクール 小学生作文の部 最優秀賞


印刷用ページを表示する 掲載日:2011年12月13日

神奈川県知事賞

感しゃして水を使いましょう

鎌倉市立西鎌倉小学校 4年 桂山 遥光

 日本では当たり前のように水道のじゃ口から水が出てきます。ぼくの住んでいる地域では上下水道が完備されています。水道の水はそのまま飲むことができますし、いつでもきれいな水が出てきてその水を好きなだけ使うこともできます。しかも使った後の水はきれいにしてから海や川に流されているのです。とても清潔で便利な生活を送ることができます。しかしそれは本当に当たり前のことなのでしょうか。他の国でも日本のようにいつでも好きなだけきれいな水を使うことができるのでしょうか。

 ぼくは以前テレビで、大きなバケツを持って何キロも歩いて水をくみに行く女の子を見たことがあります。その子は茶色くにごった池から水をくみそのまま飲んでいました。ぼくはそれを見てとてもかわいそうだと思いました。不衛生な水を飲まなくてはならない地域が世界にはあるということを知りました。ですから使いたい時に好きなだけきれいな水を使うことができる日本は実はとても幸せな国なのです。

 また今年の夏にぼくはシンガポールに行きました。シンガポールはとてもきれいにせいびされた国で、日本と同じように水を使うことができました。ホテルの最上階でも水はたくさん出て、トイレやシャワーで困ることはありませんでした。プールにも水がいっぱい入っていました。しかし後から調べてみると、シンガポールの水はほとんどがマレーシアから輸入されている水だったのです。ぼくは生活に使う水を輸入している国があることにとてもびっくりしました。

 外国では水道の水をそのまま飲めないことがあります。ホテルの水道の横には歯みがき用のミネラルウォーターが置いてありました。レストランでも日本のように水は出てきません。水はジュースと同じように注文してお金をはらわなければならないのです。ぼくは水の価値が日本と外国ではすごくちがうんだなと思いました。

 水はとても大切に使わなければなりません。節水のためにぼくたちができることはたくさんあります。ぼくの家では水を出したままにしません。例えば歯をみがく時はコップ一ぱいの水を準備したらじゃ口は止めます。さらにお風呂の残り湯はせんたくに使うなどの工夫をしています。また庭ではじょうろを雨水の集まる所に置いて花や木の水やりに使います。家族で水の再利用を心がけています。

 ぼくのおじいちゃんの家ではお風呂の残り湯と食器のすすぎあらいに使った水をバケツにためています。おじいちゃんの庭には大きな畑があってその水で野菜を育てています。でも水はとても重いので、バケツを畑まで運ぶのが本当に大変だとおじいちゃんは言っていました。水道は実は重い水を運ぶ手間を省いてくれていることにも気付きました。

 水道のじゃ口から水が出ることは決して当たり前のことではなく、とてもありがたいことです。ぼくたちは今の生活ができることに感しゃしなければなりません。今年の三月の地しんのえいきょうで東日本の浄水場の水から放しゃ性物しつが検出されたことがありました。水道の水を飲めなくなるかも知れないというぼくの全く知らない出来事にぼくはとても心配になりました。ぼくの家では非常用のミネラルウォーターが何本かありましたがもしも水道の水が使えなくなればすぐに飲み水がなくなってしまいます。水を使えない生活を想像することができません。

 だからこそ、いつでも安全できれいな水がかんたんに手に入ることが実はどれだけありがたいことか、改めてぼくは気付きました。いつも通りの生活が送れることに感しゃして、ぼくは水をこれまでよりももっと大切に使おうと思います。

※作品の無断転用を禁じます 神奈川県企業庁

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