平成27年度かながわ地球環境賞 受賞者一覧

掲載日:2016年1月28日

平成27年度 かながわ地球環境賞 受賞者の紹介

応募及び県推薦の状況と選考結果

「かながわ地球環境賞」の「地球環境保全活動部門」、「温室効果ガス削減技術開発部門」及び「かながわスマートエネルギー計画部門」は、平成27年7月30日から同年9月24日まで一般公募を行い、合計19件の応募がありました。

また、「温暖化対策計画書部門」は、実績が顕著であった12事業者を県から推薦しました。

これらについて、同年11月30日に開催した「かながわ地球環境賞審査委員会(かながわ地球環境保全推進会議幹事会)」の審査を経て、「地球環境保全活動部門」6者、「温暖化対策計画書部門」2者、「かながわスマートエネルギー計画部門」4者の計12者を受賞者として決定しました。

平成27年度神奈川地球環境賞受賞者紹介 パンフレット  [PDFファイル/645KB]

平成27年度かながわ地球環境賞受賞者の紹介

  • 応募件数:19者
  • 県推薦件数:12者
  • 受賞者数:12者(地球環境保全活動部門6者 温暖化対策計画書部門2者、かながわスマートエネルギー計画部門4者)

(50音順)

(1)   地球環境保全活動部門(6者)

個人名・団体名等                

取組の名称

川名自然フォーラム                 

川名谷戸の環境保全活動

五味 一雄

鎌倉市内等における地球温暖化防止活動                     

有限会社笹生農園レストラン栗の里                                      

有限会社笹生農園レストラン栗の里における緑化推進活動                     

飛森谷戸の自然を守る会              

飛森谷戸の環境保全活動

平瀬川流域まちづくり協議会                

平瀬川流域の環境保全活動                             

藤沢市地球温暖化対策地域協議会              

藤沢市内における地球温暖化防止活動                         

(2) 温暖化対策計画書部門 (2者)

団体名等

取組の名称

田中貴金属工業株式会社                                   

田中貴金属工業株式会社における省エネ活動          

学校法人北里研究所            

様々な省エネルギー・省CO2技術を導入した病院の建設                

(3) かながわスマートエネルギー計画部門 (4者)

団体名等

取組の名称

株式会社イスズ

民間主導による環境負荷の少ないメガソーラーの設置

株式会社鈴廣蒲鉾本店

太陽光発電システム等を導入したZEBの建設

FujisawaSST協議会

「自立共生型エネルギーマネジメント」のスマートタウンの実現

ほうとくエネルギー株式会社

市民参加型の再生可能エネルギー事業

(1)地球環境保全活動部門 

川名自然フォーラム 

川名谷戸の環境保全活動

 川名谷戸の環境保全活動

 平成16年から藤沢市南部に唯一残された川名谷戸を次世代に引き継ぎたいとの思いで、自然環境保全や生物多様性維持の活動を実施しており、地域の地権者、耕作者、地域住民、行政と様々な形の意見交換を行っている。

 また、生物多様性の理解のために講演会や、他の自然保護団体と連携し野外観察会を開催するなど、地域への自然環境保全の普及に取り組んでいる。

 さらに平成17年から地域の大学、自然保護団体と連携し、動物や植物の調査を行うとともに、平成23年からは自然環境条件把握のため気温・水温・地温の測定を行い、環境保全活動のためのデータ蓄積に努めている。

五味 一雄 

鎌倉市内等における地球温暖化防止活動

鎌倉市内等における地球温暖化防止活動

 平成10年から鎌倉市内を中心に、家庭生活での省エネを実践するとともに、地域住民への節電の実践を広く呼びかけた。

 また、平成20年から3年間「町内会たより」に省エネに関する記事を掲載し、普及啓発を行ったほか、年1回家庭の省エネをテーマとした市民講座や、鎌倉市内及び神奈川県内の小学校を対象に、地球温暖化防止をテーマとした出前講座などを実施している。

 さらに、平成19年から平成22年の4年間は、かまくら環境保全推進会議の委員を市から委嘱され、市が作成する温暖化対策地域推進計画への参画や、地球温暖化防止の普及活動を実施した。

有限会社笹生農園レストラン

栗の里
有限会社笹生農園レストラン栗の里における緑化推進活動

有限会社笹生農園レストラン栗の里における緑化推進活動

 平成19年より、緑化の植栽を開始、900種1,300株の草花(バラ主体)が植栽されるガーデンレストランを確立し、年間オープンガーデンを実施している。

 また、全国花のまちづくりコンクールの2期連続入賞や、緑のカーテン普及啓発の一環として、「厚木市みどりのカーテンぐらんぷり特別賞」と「日本一長いつるバラのカーテン認定」を受けている賞会やバラの育て方講習会を実施するほか、厚木市内の中学校において「花と緑のまちづくりアドバイザー」に着任し、草花の育て方や花と緑のまちづくり等について指導し、環境教育を実践している。

飛森谷戸の自然を守る会

飛森谷戸の環境保全活動

飛森谷戸の環境保全活動

 平成8年から川崎市生田緑地にある飛森谷戸の自然環境保全や、生物多様性維持の活動を実施しており、飛森の清掃作業や下草狩り、倒木の整備、田植えの収穫などを行っている。

 さらに、長野県佐久市との交流事業による山での間伐体験、天体観測や小学生を対象とした自然観察会を行っているほか、近隣小学校への里山の維持や動植物についての説明、森に関連した楽器を使った音楽会の開催など、地域に住んでいる方に里山作りの普及を行っている。

平瀬川流域まちづくり協議会 

平瀬川流域の環境保全活動             

平瀬川流域の環境保全活動

 平成7年から川を生かしたまちづくりをテーマに、コミュニティを育てるため「皆な集まれ平瀬川七夕サミット」(川の清掃とフォーラム)、「植樹・桜祭り・鮎放流」のシンボルイベントを実施。

 また、平成15年に独自に作成した平瀬川ポケット図鑑を活用して、他団体と共同で植物観察会(月1回)や、野鳥観察会(年2回)、昆虫観察会(年1回)を開催している。

さらに小・中学校における環境学習として、流域活動の体験学習を実施するとともに、平成21年には探索マップ1,500部作成し、地元の学校や諸団体に寄付している。

藤沢市地球温暖化対策地域協議会  

藤沢市内における地球温暖化防止活動

藤沢市内における地球温暖化防止活動

 地球温暖化防止に向けた実践活動とその推進を図る活動を平成16年から行っており、年2回の会報「ストップ温暖化ニュース」の発行、温暖化防止講演会の実施、温暖化入門書の作成及び配布を行っている。

 また、学生の地球温暖化に対する認識を深めるため、藤沢市内4大学の学生との意見交換会を平成21年度から毎年実施している。

さわ環境フェアやみんなの消費生活展に出展し、来場者に地球温暖化防止の普及を実施している。

 さらに、年1回ふじさわ環境フェアやみんなの消費生活展に出展し、来場者に地球温暖化防止の普及を実施している。

(2)温暖化対策計画書部門 

田中貴金属工業株式会社 
田中貴金属工業株式会社における省エネ活動

田中貴金属工業株式会社における省エネ活動

  外部の省エネコンサルタント指導のもと、全員参加型の省エネ組織を構築し、冷暖房温度の管理徹底や外気導入による空調システムの見直しなど、きめ細やかで多用な運用改善に取り組んだ。

 また、電気炉の廃熱を室内に循環させることにより、冬場の空調機使用電力量を削減するなど独自な取組を行っている。

  さらに、積立金を使って照明や空調等の設備を省エネ効率の高い設備へと更新することなどにより、平成25年度CO2排出量は、基準排出量(平成21年度)に比べて20%の削減を実現した。

学校法人北里研究所
様々な省エネルギー・省CO2技術を導入した病院の建設

様々な省エネルギー・省CO2技術を導入した病院の建設

 平成25年12月に竣工した北里大学病院の新病院においては、自然換気・自然採光、地熱・太陽熱・太陽光利用の自然エネルギーと高効率な設備システムを組み合せたスマート・エコホスピタルとなっている。

 また、詳細なエネルギー管理が可能なBEMSを構築し、運用管理を行っている。

 この結果、神奈川県建築物温暖化対策計画書制度における評価システム(CASBEEかながわ)においては、最高のSランクとなっている

 

(3)かながわスマートエネルギー計画部門 

株式会社イスズ

民間主導による環境負荷の少ないメガソーラーの設置

民間主導による環境負荷の少ないメガソーラー設置

 相模原市緑区の元建設残土処分場に、民間の中小企業が主体となってNPOと連携したプロジェクトにより、平成25年5月にメガソーラー(牧野メガソーラー、発電出力:1MW)を設置した。

 メガソーラー設置に当たって、自社で開発した杭を用いる工法を採用することによって、コンクリート製の基礎を造る必要がなくなり、撤去の際にコンクリート殻を排出しない、環境負荷の少ない発電所とした。

 なお、川崎市新エネルギー振興協会の会員として、新エネルギーの普及促進にも尽力している。

株式会社鈴廣蒲鉾本店

太陽光発電システム等を導入したZEBの建設

太陽光発電システム等を導入したZEBの建設

 太陽光発電システムやリチウムイオン蓄電池をはじめとして、豊富な地下水を活用した井水利用熱源の外調機、ヒートポンプマルチエアコン、ヒートポンプ給湯器や光ダクト、LED自動調光照明装置及びBEMS装置等を導入し、年間の一次利用エネルギーが正味でゼロになるZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)を平成27年8月に建設した。

 また、隣接する商業施設風祭店では、太陽熱温水器を導入し、給湯ガス使用量を20%削減しているほか、飲食店の「えれんなごっそ」に地中熱換気システムを導入し、年間使用電力を20%削減している。

FujisawaSST協議会

「自立共生型エネルギーマネジメント」のスマートタウンの実現

FujisawaSST協議会

 平成26年11月に街開きしたFujisawaサスティナブル・スマートタウンにおいて、自分たちで使うエネルギーは自分たちの家で作り、無駄なく賢く生かす「自立共生型のエネルギーマネジメント」のスマートタウンを実現している。

全ての住戸に太陽光発電と蓄電池による「創蓄連携システム」を導入するとともに、「スマートHEMS」による電力使用量の見える化を図り、効率的な電力利用のサポートを行っている。

 また、公共用地を活用して、太陽光発電システム「コミュニティーソーラー」(100kW)を設置し、非常時には周辺地域の人々にも開放するなど、街全体で災害に強い街づくりを進めている。

ほうとくエネルギー株式会社

市民参加型の再生可能エネルギー事業

市民参加型の再生可能エネルギー事業

 市民ファンドにより1億円の出資を調達するなど、地域主体の市民参加型で、メガソーラー(小田原メガソーラー市民発電所、発電出力:984kW)の設置と、小田原市内の小学校等で屋根貸し太陽光発電事業を行った。

 市民ファンドの活用による太陽光発電事業は県内で初のケースであり、太陽光パネル関連工事やメンテナンスについては地元企業等を活用し、地域経済の活性化に取り組むとともに、発電事業による収益の一部で地元小学校へ蓄電池を寄付する等、地域貢献を積極的に行っている。

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神奈川県

このページの所管所属は 環境農政局 環境部 環境計画課 です。