平成28年度かながわ地球環境賞 受賞者一覧

掲載日:2017年1月27日

平成28年度 かながわ地球環境賞 受賞者の紹介

応募及び県推薦の状況と選考結果

「地球環境保全活動部門」、「温室効果ガス削減技術開発部門」及び「かながわスマートエネルギー計画部門」は、平成28年7月26日から同年9月20日まで一般公募を行い、合計14件の応募がありました。

また、「温暖化対策計画書部門」は、実績が顕著であった19事業者を県から推薦しました。

これらについて、同年11月28日に開催した「かながわ地球環境賞審査委員会(かながわ地球環境保全推進会議幹事会)」の審査を経て、「地球環境保全活動部門」7者、「温暖化対策計画書部門」7者、「かながわスマートエネルギー計画部門」5者の計19者を受賞者として決定しました。

平成28年度神奈川地球環境賞受賞者紹介 パンフレット [PDFファイル/1.02MB]

平成28年度かながわ地球環境賞受賞者の紹介

  • 応募件数:14者
  • 県推薦件数:19者
  • 受賞者数:19者(地球環境保全活動部門7者 温暖化対策計画書部門7者、かながわスマートエネルギー計画部門5者)

(50音順)

(1)   地球環境保全活動部門(7者)

個人名・団体名等                

取組の名称

岡本 正義

環境学習・環境教育を通じた環境保全活動

荻野自然観察会

厚木市荻野地区における自然環境保護活動

金目川水系流域ネットワーク

金目川流域における環境保全活動                     

社会福祉法人 進和学園

植樹・育樹を通じた地球環境保全活動

馬入水辺の楽校の会

相模川及び流域における自然環境の保護・保全活動や環境学習活動の推進

株式会社日立製作所 ICT事業統括本部
 環境推進本部

日立ITエコ実験村における環境保全活動

プリンス電機株式会社

グリーンコンシューマーの育成活動「スリムエコ®講座」

(2) 温暖化対策計画書部門 (7者)

団体名等

取組の名称

株式会社アルバック

株式会社アルバックにおける省エネ活動

イオンモール株式会社

イオンモール株式会社における省エネ活動

株式会社ダイナシティ

株式会社ダイナシティにおける省エネ活動

日本電信電話株式会社

日本電信電話株式会社における省エネ活動

アンリツ株式会社

自然エネルギーの利用や設備システムの高効率化を図った社屋の建設

学校法人日本大学

自然エネルギーの利用や設備システムの高効率化を図った大学校舎の建設

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ
 株式会社

環境に配慮した大型の先進的物流施設の建設

(3) 温室効果ガス削減技術開発部門 (該当者なし)

(4) かながわスマートエネルギー計画部門 (5者)

団体名等

取組の名称

アイダエンジニアリング株式会社

ガスコージェネレーションシステムを利用したエネルギーマネジメントの実現

株式会社イソダ

高い省エネルギー性と快適性が体感できるZEHモデルハウスの建設

オルガノ株式会社 開発センター

地下水熱と冷水冷却排熱を利用する省エネシステムの導入

JXエネルギー株式会社

県内11箇所の水素ステーションの整備

積水ハウス株式会社 神奈川営業本部

神奈川におけるZEH「グリーンファースト ゼロ」の推進

(1)地球環境保全活動部門 (7者)

岡本 正義
環境学習・環境教育を通じた環境保全活動

 環境学習・環境教育を通じた環境保全活動

 平成16年から自主的な環境学習・環境教育や環境保全活動を継続的に行い、多くの県民に対し地球温暖化防止などの環境保全意識の向上に努めている。

 また、神奈川県地球温暖化防止活動推進員、川崎市地球温暖化防止活動推進員及びかながわ環境活動支援コーナーアドバイザーとしての活動のほか、かながわ環境カウンセラー協議会員や(公財)日本環境協会こども環境相談員としての小中高等学校の環境授業など、環境学習・環境教育の普及推進と、環境人材・環境教育指導者育成に取り組んでいる。

荻野自然観察会
厚木市荻野地区における自然環境保護活動

厚木市荻野地区における自然環境保護活動

 平成5年から厚木市荻野地区を中心として、自然観察会や美化活動、啓発活動を通じて、地域に密着した自然を守る活動を実施している。

 また、月例観察会や野鳥観察会、水生生物観察会、クリーンキャンペーンなど、多様な活動を会員以外にも参加を呼び掛け実施している。

 さらに、20年以上の調査・観察活動を集大成した「荻野の自然観察ガイド」第1集、第2集の発行や会報を発行することにより、自然環境の保全に幅広く取り組んでいる。

金目川水系流域ネットワーク
金目川流域における環境保全活動

金目川流域における環境保全活動

 平成13年から金目川水系における水質調査や生態調査などの実践的な活動を通じて、いかに流域の健全な水循環を維持して、水を大切にすべきかを、多くの人に伝えていく活動などを実施している。

 また、真夏の水温調査や小学生・園児向けの生き物観察会、環境イベントへの出展、広報誌の発行や金目川下流の清掃活動、小学校への出前教室など、年間を通じて環境保全に向けた活動を実施している。

 さらに、企業と共同で生物多様性の保全活動も行っており、豊かな自然づくりに向け取り組んでいる。

社会福祉法人 進和学園
植樹・育樹を通じた地球環境保全活動

植樹・育樹を通じた地球環境保全活動

 平成18年から宮脇昭横浜国立大学名誉教授の指導の下、「その土地本来の木による本物の森づくり」を推進している。障害のある方々が、ドングリや木の実を集めて苗木を育て植樹活動に励み、植樹本数は累計20万本を超えている。

 また、神奈川県内を中心に湘南国際村めぐりの森や小田原市荻窪の森林再生、子供達と力を合わせた学校の森づくり、東北被災地・掛川・浜松の防潮林構築等の実施や、連携する福祉施設や行政、企業、NPO、ボランティアと協力し、植樹・育樹を通じた環境保全活動を行うことで、「森づくり」を通じた「人づくり」にも取り組んでいる。

馬入水辺の楽校の会
相模川及び流域における自然環境の保護・保全活動や環境学習活動の推進

相模川及び流域における自然環境の保護・保全活動や環境学習活動の推進

 平成13年から相模川及び流域における自然環境の保護・保全活動や環境教育の普及を目的に活動を実施している。トンボ池やカエル池、原っぱなどのエコアップ活動に加え、子供達の自然との触れ合いを促進するため、やぎ島探検ツアーや川の自然楽校、お魚調べや農業体験など、多様な催しを実施している。

 また、行政や地域の団体と一体となり、相模川のいい川づくりや、生物多様性の保全を目途としたトンボの棲むまちづくり運動などを展開している。

株式会社日立製作所 ICT事業統括本部 環境推進本部
日立ITエコ実験村における環境保全活動

日立ITエコ実験村における環境保全活動

 平成23年から秦野市に開設した日立ITエコ実験村(千村生き物の里)において、里地里山の保全やITを活用した環境情報の収集、生き物調査、環境教育・啓発などの活動を実施している。

 また、地域住民や会社OB、従業員へ働きかけを行い、生き物の里を保全するボランティア団体「千村ネイチャー倶楽部」を発足し、地域と一体になって「生き物の里」の保全活動を展開している。

 さらに、県や秦野市、大学と連携し、市内のこども園、小学校、県内高校の生徒並びに従業員とその家族への環境学習・教育活動を支援している。

プリンス電機株式会社
グリーンコンシューマーの育成活動「スリムエコ®講座」

グリーンコンシューマーの育成活動「スリムエコ®講座」

 平成17年から地域・社会で自らも地球温暖化防止活動を広め推進しようとする「グリーンコンシューマー」の育成と増加のため、幅広い層を対象とした独自の環境教育活動「スリムエコ®講座」を実施している。

 県民を対象とする環境講座、NPO団体職員向け研修や大学への寄附講座において、環境講座の計画から実施までのプロセスを紹介するなど、地域や団体への環境啓発活動が普及するよう実践している。

 さらに、企業活動で蓄積したノウハウや従業員のスキルを活かし、内容や教材を独自に作成するなど、特色ある活動を行っている。

(2)温暖化対策計画書部門 (7者)

株式会社アルバック
株式会社アルバックにおける省エネ活動
株式会社アルバックにおける省エネ活動

 真空装置や関連機器の研究開発拠点である茅ヶ崎本社工場において、クリーンルームや研究開発装置類の休日・夜間の原則停止、事務所エリアの集約化など運用改善を実施した。また、事業部ごとに使用電力量を見える化するとともに、研究開発装置の使用エネルギーを削減するための手法や評価法をまとめた省エネマニュアルを作成するなど様々な対策に取り組んでいる。

 さらに、水銀灯のLED化や、太陽光パネルなど設備導入を行ったことにより、平成26年度CO2排出量は、基準排出量(平成21年度)に比べて5年間で約37%の削減を実現した。

イオンモール株式会社
イオンモール株式会社における省エネ活動
イオンモール株式会社における省エネ活動

 空調設備の自動制御を行う省エネマネジメントシステムの導入、店舗照明のLED化、空調用冷却水ポンプのインバータ化などの設備導入から照明の間引きや外灯の点灯時間の見直しといった運用上の取組まで様々な改善に取り組んでいる。

 さらに、エネルギー使用削減実施計画により具体的な目標値を設定、店舗では月1回省エネ委員会により進捗管理しながら、数値改善に取り組んでいる。

 この結果、平成26年度CO2排出量は、基準排出量(平成23年度)に比べて3年間で約41%の削減を実現した。

株式会社ダイナシティ
株式会社ダイナシティにおける省エネ活動 
株式会社ダイナシティにおける省エネ活動

 店舗照明のLED化及び空調設備のインバータ化により大幅な削減を実現した。また、照明・空調設備はタイマーによるON/OFF自動制御により全てスケジュール管理を行っている。

 さらに、太陽光発電装置の導入や屋上の断熱塗装のほか、照明の間引きなどの運用面での改善に取り組んだことにより、平成26年度CO2排出量は、基準排出量(平成21年度)に比べて5年間で約33%の削減を実現した。

日本電信電話株式会社
日本電信電話株式会社における省エネ活動 
日本電信電話株式会社における省エネ活動

 研究開発拠点である横須賀及び厚木研究開発センタにおいて、使用先の事情変化などで変動するエネルギー使用量について、BEMSを活用して省エネ性の高い運用を行っている。また、照明設備や受電トランス、冷凍機等を高効率機器に更新、クリーンルームの集約化を行うなど様々な対策に取り組んでいる。

 さらに、太陽光発電装置や小型風力発電装置といった再生可能エネルギーも取り入れており、これらの取り組みによって、平成26年度CO2排出量は、基準排出量(平成21年度)に比べて5年間で約29%の削減を実現した。

アンリツ株式会社
自然エネルギーの利用や設備システムの高効率化を図った社屋の建設
自然エネルギーの利用や設備システムの高効率化を図った社屋の建設

 平成27年3月に竣工したアンリツグローバル本社棟においては、太陽光発電設備の設置、Low-eガラスや高断熱の外装材、ライトシェルフ、外気冷房やナイトパージを想定した換気システムの採用など、自然エネルギーの利用や設備システムの高効率化を積極的に行っている。

 また、エネルギー管理が可能なBEMSを導入し、運用管理を行っている。

 この結果、神奈川県建築物温暖化対策計画書制度における評価システム(CASBEEかながわ)においては、最高のSランクとなっている。

学校法人日本大学
自然エネルギーの利用や設備システムの高効率化を図った大学校舎の建設
自然エネルギーの利用や設備システムの高効率化を図った大学校舎の建設

 平成28年1月に竣工した日本大学生物資源科学部1号館・2号館(60周年記念棟)においては、太陽光発電設備、自然光利用設備(アトリウム)、自然換気設備(換気窓)や地中熱利用設備(クール&ヒートトレンチ)の設置など、自然エネルギーの利用を積極的に行っている。

 また、エネルギー管理が可能なBEMSの導入とともに、環境モニターの設置により教員や学生が省エネ活動に関わっている。

 この結果、神奈川県建築物温暖化対策計画書制度における評価システム(CASBEEかながわ)においては、最高のSランクとなっている。

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社
環境に配慮した大型の先進的物流施設の建設
環境に配慮した大型の先進的物流施設の建設

 平成27年6月に竣工したGLP座間プロジェクトにおいては、広大な敷地内に緑地を積極的に取り入れている。

 また、CO2排出削減になる構造部材の採用や広大な屋根面積を活かした太陽光発電設備の設置を行うとともに、全館LED照明の採用、井水・雨水の中水利用などより設備システムの高効率化を図っている。

 米国グリーンビルディング協会による環境性能評価システム(LEED認証)では、最高レベル「LEEDプラチナ」を取得している。


※今回表彰対象となるGLP座間プロジェクトの開発事業者である座間ロジスティック特定目的会社は、不動産の証券化を目的として設立された法人であることから、この法人を管理運営するグローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社を表彰します。

(3)温室効果ガス削減技術開発部門 (該当者なし)

(4)かながわスマートエネルギー計画部門 (5者)

アイダエンジニアリング株式会社

ガスコージェネレーションシステムを利用したエネルギーマネジメントの実現

ガスコージェネレーションシステムを利用したエネルギーマネジメントの実現

 相模原市の自社工場敷地内に高効率ガスエンジンコージェネレーションシステム(CGS)と廃熱温水投入型のガス吸収式冷温水機を導入。既存のCGS等とあわせて融合的に活用することで、構内の2工場3ゾーンへ電力と冷温水を供給し、エネルギー総コストの大幅な削減と電力需要の平準化を実現した。

 停電時には、CGS発電と太陽光発電システムにより、構内重要負荷を守るシステムを構築しており、非常時にも電力利用が可能な事業所として機能する。

株式会社イソダ

高い省エネルギー性と快適性が体感できるZEHモデルハウスの建設

高い省エネルギー性と快適性が体感できるZEHモデルハウスの建設

 平成14年から、国の省エネ基準を超える断熱住宅の供給を開始。平成28年に、外断熱と二重通気を組み合わせた工法(ソーラーサーキット)による、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)のモデルハウスを鎌倉市内に建設。太陽光発電や蓄電池、HEMS等を導入し、高い断熱性能を備えたことにより、従来の家に比べCO2を大幅に削減するとともに、ヒートショックなどの健康影響を小さくする。

 また、地元に密着した中小工務店として、スギやヒノキの県産材を使った家づくりに取り組んでいる。

オルガノ株式会社 開発センター

地下水熱と冷水冷却排熱を利用する省エネシステムの導入

地下水熱と冷水冷却排熱を利用する省エネシステムの導入

 相模原市の自社開発センター内で揚水されている地下水の熱と、空調用の冷水冷却排熱を利用する省エネシステムを導入。この空調冷水と地下水の2種類の水熱源について、冷水負荷状況に応じて自動で切り換える水熱源ヒートポンプを採用したことで、エネルギー使用量とCO2排出量を大幅に削減した。

 平成26年2月の稼動時から、見学施設として多くの見学の受け入れ、セミナーでの講演など、本省エネシステムの普及に努めている。

JXエネルギー株式会社

県内11箇所の水素ステーションの整備

県内11箇所の水素ステーションの整備

 走行時のCO2排出量がゼロであり、次世代のエコカーとして期待されている燃料電池自動車(FCV)用の水素ステーション整備を、四大都市圏を中心に進めている。神奈川県においても、11箇所(受賞時)運営しており、年度内にはさらに、横浜市港北区綱島に、もう1箇所オープン予定である。

 また、行政等と連携し、水素ステーションの見学会等の協力を通じ、水素エネルギーの普及啓発に努めている。

積水ハウス株式会社 神奈川営業本部
神奈川におけるZEH「グリーンファースト ゼロ」の推進

神奈川におけるZEH「グリーンファースト ゼロ」の推進

 太陽光発電や燃料電池、最新の省エネルギー機器等と、高い断熱性を備えたZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)である「グリーンファースト ゼロ」を推進している。外観に配慮しつつ経済性と快適性を追求しており、ユーザーから非常に高い満足度を得ている。

 積水ハウスの平成27年度のZEH比率は全国で71%に達しているが、その中でも神奈川では80%と全国トップレベルの高い比率を誇っている。累積棟数は1,700棟を超え、ZEH建築実績の業界NO.1のリーダーとして、神奈川におけるZEH普及を牽引している。

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神奈川県

このページの所管所属は 環境農政局 環境部 環境計画課 です。