東海自然歩道(神奈川県コース)コースマップ

掲載日:2015年7月22日

コースマップをさしあげています

「東海自然歩道(神奈川県コース)」コースマップを無料でさしあげています。

当センターまたは、神奈川県庁(新庁舎3階)の自然環境保全課(横浜市中区日本大通1)でお渡ししております。

※郵送をご希望の場合、封書で次のところへご請求ください。

〒243-0121 厚木市七沢657
  神奈川県自然環境保全センター 自然保護公園部自然公園課

なお、ご請求の際、次のものを同封してください。

1 「東海自然歩道コースマップ希望」と書いたメモ

(メモには住所、氏名、必要部数(お一人様2部までとさせていただきます)もご記入ください。)

2 送料実費(1部の場合140円分の切手、2部の場合205円分の切手)

(返信用の封筒は、コースマップの大きさに合わせたものを当方で用意するので必要ありません。)クーちゃん


東海自然歩道について

東海自然歩道は、東京の「明治の森高尾国定公園」から大阪の「明治の森箕面国定公園」までを結ぶ、路線延長1,697キロメートルの長距離自然歩道のひとつです。緑豊かな自然と貴重な歴史文化を訪ねながら、心身の健康と安らぎを得るための場として、昭和45年から整備されました。沿線の自然保護をはかりながら四季を通じてハイキングが楽しめる現代版の「東海道五十三次」となっています。

計画決定: 昭和45年10月14日(平成4年7月30日変更)

路線延長: 1,697キロメートル(うち神奈川県コース 125.8キロメートル)

関係都道府県: 東京都、神奈川県、山梨県、静岡県、岐阜県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、奈良県、大阪府(以上 1都2府8県)

以上、環境省より抜粋


神奈川県コースについて

神奈川県内の東海自然歩道は、そのほとんどが県立陣馬相模湖自然公園、丹沢大山国定公園、県立丹沢大山自然公園内を歩くルートです。東京都境の小仏峠から丹沢山地をとおり、山梨県境の高指山・切通峠までサブルートを含め全長125.8キロメートルが整備されています。

姫次など標高1,400メートルを超える山岳地帯を歩くため、全コースを通じて、最も険しいコースといわれています。体力や体調と相談しながら、登山の整備で歩いてください。また山のマナーを意識しながら歩きましょう。

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モデルコース

ハイキングコース

旧甲州街道のみち

東海自然歩道の起点・高尾山から旧甲州街道として利用されていた小仏峠を通り、神奈川に入って最初の宿場、小原本陣を通るコースです。

相模湖展望のみち

かながわの景勝50選に選定された「嵐山からの相模湖」の眺めを堪能できるコースです。湖だけでなくなだらかな小仏山地も見渡せます。

奇岩怪石のみち

幽玄な雰囲気を放つ巨大な奇岩怪石の間を抜けていくコースです。途中の融合平、大明神では相模湖や県北の」山々を眺められます。

ギフチョウのみち

「春の女神」と称されるギフチョウに出会えるコースです。ギフチョウの生育できる豊かな自然を堪能できます。

絹織物のみち

かつて青根や大川原の集落で織られた絹織物を、上野原の市へ運んだという峠を越える、雑木に覆われた静かなコースです。

山岳コース

裏丹沢のみち

神奈川県内の東海自然歩道の中で最も標高の高い尾根を通るコースです。最高峰姫次からは丹沢主稜や富士山などが眺められます。

丹沢主稜越えのみち

信玄伝説の残る峠を通って丹沢の主稜を越えるコースです。犬越路では丹沢主稜の山や渓谷が望めます。

大理石のみち

県の天然記念物にも指定されている董青石、ベスブ石及び大理石が観察できるコースです。

滝めぐりのみち

丹沢の特徴でもある滝や沢をめぐるコースです。川床や砂が白色に輝く美しい流れを見ることができます。

甲相国境のみち

神奈川と山梨の県境尾根を歩くコースです。ブナの原生林や富士山の眺望を楽しめます。

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みどころ

小原本陣

江戸時代の五街道の一つ、甲州道中(通称甲州街道)。江戸内藤新宿から甲府を経て信州下諏訪に至るおよそ51里(約204キロメートル)の道で、途中武相国境の小仏峠から小淵までの間は現在の神奈川県を通っていました。小仏峠を越えて最初の宿が小原宿です。甲州街道に唯一残されているのがこの小原本陣。本陣をつとめた清水家の屋敷が当時の趣そのままに保存されています。周辺の民家にも宿場の面影を感じることができます。

弁天橋

津久井渓谷の面影を残す場所にあるこの橋は、以前渡船場であったところに、昭和22年相模ダム築造による影響を受けて、昭和27年弁天橋観光組合によって架けられたものです。しかし、老朽が目立ち危険な橋となったため、神奈川県が渓谷と水面に映える吊橋として、橋長71.6メートル、幅員1.5メートル、主索にロックドイルと呼ばれるワイヤーロープを使い、橋面にカラー樹脂塗装を施して、昭和61年3月に完成しました。

嵐山

神奈川県の水がめとして誕生した相模湖。その相模湖に影を落とす嵐山。山相が京都の嵐山に似ていたことからその名がついたと言われます。相模湖側からの登り急勾配が続くため、歩きなれない人には少しきついかもしれませんが、山頂からは「かながわの景勝50選」に選ばれたすばらしい眺望を楽しむことができます。

石老山

北に相模湖、嵐山。南に道志川。その間に位置するのが石老山です。頂上は樹林に囲まれ、北には生藤山をはじめとした県北の山々、南には丹沢山・蛭ヶ岳などの丹沢の山並みがながめられます。

山の中腹にある石老山顕鏡寺は昔から有名で、うっそうとした樹林と苔むした巨岩は屏風岩、仁王岩、駒立岩などと呼ばれています。寺の山号をとってこの山を石老山と呼ぶようになりました。

ギフチョウ

石老山の南西にあり、道志川を南に見下ろす、低いながらも顕著なとがった山が石砂山です。この山の一帯で「春の女神」と称されるギフチョウが見られます。春にだけ姿をあらわすことからこう呼ばれます。翅には黒と黄色の縞模様があり、翅を広げた大きさが5センチメートル程度の小さなチョウです。

ギフチョウの幼虫はカンアオイ類だけを食べて育ちます。カンアオイ類は夏緑広葉樹林で勢力を増しますが、薪炭林の減少とともに衰退し、ギフチョウも激減の一途をたどりました。県内ではこの石砂山一帯でのみ見られるのみとなりました。

姫次

深い谷が尾根に食い込んでいるのが丹沢の特徴ですが、めずらしくなだらかな高原となっている尾根の一つがこの姫次です。1キロメートル四方にわたるササ原とカラマツの林に囲まれ、姫次から蛭ヶ岳、大室山、富士山と眺望が素晴らしく、登山者の目を楽しませます。

丹沢の山名には仏教にちなんだものが多いなかで、姫次は変わった山名といえますが、この辺りの山域で"姫"にまつわる折花姫の悲しい伝承があります。

犬越路

西丹沢の雄峰・檜洞丸と大室山のほぼ中間で、主稜の最低鞍部。北の道志川の支流、神ノ川と南の河内川(通称中川川)を分けています。高木が少ないので明るく、南からの風が吹くとクマザサが美しい波をつくり、起伏のはげしい丹沢の中で、ここは和やかな峠です。

丹沢には信玄伝説が多く、甲斐の武将、武田信玄と小田原の城主・北条氏康との戦いは、何度か丹沢を舞台として繰り広げられました。この峠にも信玄伝説があります。永禄の昔、信玄は小田原攻めの時に、愛犬を先導させて峠を越えたと伝えられます。犬が越えたことから、いつしか犬越路と呼ばれるようになったといわれます。

白石沢

神奈川県と山梨の両県にまたがる丹沢主稜にあり、北に加入道山、南に水晶沢ノ頭、その中間鞍部が白石峠、峠の東側の丹沢湖に流れ込む中川川の上流が白石沢です。白石沢は大理石(結晶質石灰岩)の多い沢で、沢筋が白く見えます。本県で見られる大理石はこの地域のみで、緑色凝灰岩中にある石灰岩から変成したものです。

このほかに、大室山を中心とした山塊の南斜面は、接触変成帯として知られており、菫青石やベブス石などの珍しい変成鉱物を産しており、これらは県の天然記念物として指定されています。

箒杉

河内川(通称中川川)沿いの、旧三保村箒沢の県道わきの傾斜地に現存するスギの大木です。その形が箒に似ているので箒スギの名称があります。幹周り10メートル、根回り18m、樹高45メートル、県下最大の大スギです。昭和47年の河内川(通称中川川)沿いに多くの災害をもたらした集中豪雨にもまったく被害を受けないで残っています。

城ヶ尾峠

丹沢の北西部にあって、畦ヶ丸と菰釣山との中間部にある最低鞍部です。北の道志川、南の世附川を分ける神奈川、山梨県境の稜線にこの峠があります。このあたりは、昔は甲州との重要な交易路でした。“城(じょう)”は人を近づけない厳しさや、神や天狗の住みかなどとされたりして、容易に近づけない悪路につけられています。峠から南にのびる尾根に“城ヶ尾”と記された古図もあります。

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施設案内

県立西丹沢自然教室

丹沢大山国定公園の動物、植物、地形などをパネルや模型で紹介しています。周囲は奥中川園地となっており、1日を自然観察で過ごす格好の場所となっています。また、ここで入山届もできます。

避難小屋

東海自然歩道のルート内には、避難小屋が設置されています。常時開放されていますので、緊急時にご利用ください。寝具の備え付けはありません。またご使用された場合は各自清掃のご協力をよろしくおねがいします。

名称所在地収容人数便所の有無
黍殻避難小屋黍殻山南方約700メートル20名程度便所併設
犬越路避難小屋犬越路10名程度便所併設
加入道避難小屋加入道山頂10名程度なし
畦ヶ丸避難小屋畦ヶ丸山頂西方100メートル10名程度便所併設
菰釣避難小屋菰釣山東方約700メートル10名程度なし
一軒屋避難小屋西丹沢鬼石沢出合10名程度なし

公衆便所

東海自然歩道ルート内の登山口付近には公衆便所が設置されています。山地でのし尿対策のため登山前の公衆便所の利用をお願いします。

名称所在地
千木良公衆便所相模原市緑区千木良(小仏城山登山口)
弁天島公衆便所相模原市緑区若柳(弁天橋)
石老山公衆便所相模原市緑区寸沢嵐(顕鏡寺)
石砂山公衆便所相模原市緑区篠原(石砂山登山口)
焼山登山口公衆便所相模原市緑区青野原(焼山登山口)
西野々公衆便所相模原市緑区青野原(西野々)
青根公衆便所相模原市緑区青根(諏訪神社)
神ノ川公衆便所相模原市緑区青根(神ノ川園地)

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交通案内

神奈川県内の東海自然歩道は、コースの起終点に自動車を駐車する場所がほとんどありません。公共の交通機関をご利用ください。

主な交通機関は次のとおりです。

公共交通機関の表

  道路状況や天候によって各交通機関のダイヤが乱れる場合があります。時間に余裕を持って利用しましょう。また、ダイヤが改正される場合がありますので、ご利用の際は事前に各事業所に確認してください。

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神奈川県

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