第1回審議会結果

掲載日:2016年7月21日

次の審議会等を下記のとおり開催した。

審議会等名称

第8期第1回神奈川県男女共同参画審議会

開催日時平成28年7月1日(金曜日)  13時30分から15時30分
開催場所かながわ県民センター 12階 第1会議室
出席者

岩田喜美枝(会長)、神尾真知子、諸橋泰樹、白河桃子、松田正樹(副会長)、池田浩久、肥塚俊成、芹沢秀行、吉田洋子

次回開催予定日未定
問い合わせ先

人権男女共同参画課男女共同参画グループ 担当者名 遠藤

電話番号 045-210-3640(直通)
ファックス番号 045-210-8832
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発言記録

要約した理由
審議経過

・事務局から、委員数12名に対し、過半数を超える9名の出席により、会が成立する旨を確認。

・佐藤くらし県民部長の挨拶、第8期委員の紹介の後、議事を行った。

 

<事務局>

それでは、議事(1)「会長、副会長の選出について」でございますが、審議会規則第4条によりまして委員の互選により定めることとなっております。まず、会長の選出から行いたいと思いますので、どなたかご推薦いただけませんでしょうか。

 

<諸橋委員>

プランの改定という大きな課題がありますので、これまでの実績を踏まえてですね、今回第8期で、第7期の会長を務められた岩田喜美枝委員さんにお願いするのが良いではないかと思いますけれど、どうでしょうか。

 

<事務局>

今、諸橋委員から岩田委員のご推薦の意見がありましたけれども、如何でしょうか。

 

(委員から賛成の声)

 

<事務局>

では、諸橋委員からのご推薦によりまして、岩田委員に会長をお願いしたいと存じます。それでは会長、お席の方にお移り下さい。それでは、会長が選出されましたので、これからの議事の進行は岩田会長にお願いいたします。それでは宜しくお願い致します。

 

<岩田会長>

 皆さん今日は、岩田と申します。ただいまご選出していただきましたので、前期に引き続きまして今期も会長を務めさせていただきたいと思います。今期はプランの改定という大きな仕事を控えておりますし、先程の佐藤部長の挨拶を伺っておりまして、これは大変なことになるかもしれないなと思ったんですが、昭和57年ですか、全国の自治体の最先端を行っていた神奈川県が、またその位置を取り戻したいという、そういう部長のお気持ちが伝わってまいりましたので、その期待に沿えるよう、皆さんのご協力をいただいてこの期を務めたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 それではまず、副会長の選出に移りたいと思います。副会長の選出は、委員相互の互選ということになっております。もし差し支えなければ、第7期の時も私と組んでいただいて副会長をしていただいた松田さんに今期もお願いしたいと思うんですが、いかがでございましょうか。

 

(委員から賛成の声)

 

<岩田会長>

よろしいですか。それでは松田さん、どうぞよろしくお願い申し上げます。こちらの方に移っていただくのでしょうか。それでは松田さんの方からも一言ご挨拶いただけますか。

 

<松田副会長>

 ただいま岩田会長からご指名を賜った松田正樹です。諸先輩や各分野の専門の方々がいらっしゃる中、誠に恐縮ですが、精一杯務めさせていただきますので、どうかよろしくお願い申し上げます。私は、全国に150名ほど会員がおります「男も女も育児時間を!連絡会」という市民グループで、その三代目の事務局長をしております。私どもは1980年に発足いたしまして、今年で36年になる会なんですけれども、ワーク・ライフ・バランスという言葉がない時代から、労働条件の中に育児時間という権利をきちんと認めて、調和のとれた仕事と生活をしていこうという活動をしてまいりました。その結果、国が行っていた企業向けの基本調査項目の中に、育児時間を1項目として導入していただいたという成果がございます。なお、私自身は横浜市に住んでおりまして、普段は横浜市内の公立小学校の、理科の授業の実験助手をしております。研究分野はワーク・ライフ・バランスでございますが、理科好きの女性が一人でも多く誕生してほしいということにも尽力しております。若輩者ですが2年間どうぞよろしくお願いいたします。

 

<岩田会長>

どうぞよろしくお願い申し上げます。それでは次の議題に移る前に、審議会の公開などについてルールを定める必要がございますので、まず事務局の方からご説明頂きたいと思います。

 

<事務局>

 ご説明させていただきます。当審議会につきましては、県の附属機関というものにあたりますので、情報公開条例第25条によりまして会議は原則公開となっております。なお、会議を公開することにより当該審議会の公正又は円滑な運営に著しい支障を生ずるおそれがあるときなどは、非公開とすることが出来ます。また、会議録につきましては、「附属機関の設置及び会議公開等運営に関する要綱」第9条に基づきまして公開等を行います。また、公開の際の傍聴については、「神奈川県男女共同参画審議会傍聴要領」に基づき実施いたします。なお本日は傍聴希望者はいらっしゃいません。以上でございます。よろしくお願いいたします。

 

<岩田会長>

どうもありがとうございました。ただいまのご説明につきまして何かご質問はありますか。もしご異存がなければ、当審議会は公開とするということ、そして、議事録を作成していただきますけれども、議事録も公開するということで進めたいと思いますが、よろしいでしょうか。それではそのように決めさせていただきたいと思います。

それでは議事に入りたいと思います。皆さんのお手元に、今日の全体の議事次第があると思いますが、ここまでのところで議事の(1)が終わったのですが、今日は議事の項目が4つと、それから報告事項が3つあります。今日は2時間の会議ですけれども、もう15分くらい過ぎてしまいました。今日はこの中で、議事の(3)にあたります「かながわ男女共同参画推進プラン(第3次)の改定について」、ここにしっかり時間を取りたいと思っています。是非この議題では全員がご意見を述べて頂きますように、30分くらいの時間を質疑にあてたいと思っておりますので、宜しくお願いしたいと思います。

それでは、議事に(2)に進みたいと思いますが、「専門部会の設置について」です。事務局からご説明お願いいたします。

 

<事務局>

[議事(2)「専門部会の設置について」を説明]

 

<岩田会長>

 ありがとうございました。それではご意見を賜りたいと思いますが、まず、プランの改定のために部会を設置するということ、そして部会のメンバーは外からお願いするということではなくてこの審議会のメンバーの中から部会委員を選出させていただくということ、以上2点について

お諮りしたいんですが、ご意見・ご諮問はおありでしょうか。よろしいですか。それではただいまの事務局のご説明のとおり進めたいというふうに思っております。

それでは、専門部会の委員についてなのですが、今見ていただいている資料1の下の方にですね、審議会の規則の抜粋がございます。そこの第6条の2項を見ていただきますと、部会に属すべき委員は会長が指名するというふうになっておりますので、私の方から指名を、事務局の方とも十分ご相談いたしましたけれども、指名をさせていただきたいと思っております。指名にあたりまして考慮いたしましたことを今から申し上げたいというふうに思いますが、今回のプランの改定にあたりましては、少子高齢化など社会構造が大きく変わっておりますので、そういう中で男女共同参画という観点からみた時にどんな課題があるかということ、そして今回の男女共同参画のプランは女性活躍推進法に基づく県の推進計画の策定も兼ねることを前期の時に決めておりますので、そういう構成とする予定でございます。そういうことから、まず労働の分野から神尾先生にお願いできないか、そして社会学の分野ですけれども白河先生にお願いできないか、ライフキャリア教育の分野からは戸山先生、ワーク・ライフ・バランスの分野からは松田さん、事業者団体からは肥塚さん、女性団体から吉田さん、以上の方にお願いしたいと思っております。今日ご欠席の戸山さんにつきましては事務局の方から事前に打診をしていただいておりまして、ご了解いただけるというふうに伺っております。そのようなことで専門部会を構成したいと思っておりますが、今お名前を読み上げさせていただいた各委員の方々、大変だと思いますがお引き受けいただくということでよろしいでしょうか。(各委員 了承)それではよろしくお願い申し上げます。

続きまして、専門部会における部会長をどなたにお願いするかということなのですが、これも資料1の下の規則の抜粋のところの第6条3項をみていただきますと、部会長については部会に属する委員の中から会長が指名するということになっております。そこで私の方からご指名させていただきたいというふうに思っております。部会長については、前回の専門部会の部会長もお務めいただきました神尾先生に是非お願いしたいというふうに思いますけれども、よろしいでしょうか。(神尾委員 了承)それではどうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。

 以上で専門部会が設置されましたけれども、本件について事務局から何か補足されたいことがございますか。

 

<事務局>

今ご了解いただきましたとおり、専門部会の関係ですけれども、今後委員も含めまして部会に関する重要事項につきましては事務局で調整いたしまして、会長のご意見、ご判断もいただきながら進めていきたいと思っております。また、部会につきましても「神奈川県情報公開条例」第25条には先ほど申し上げましたとおり、附属機関の会議は原則公開と定められておりますので、これを準用して原則公開とさせていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。(委員 了承)

 

<岩田会長>

 よろしいでしょうか。ありがとうございました。それでは、専門部会の会議も原則公開するということで進めていただきたいというふうに思っております。

 それでは次の議題に進みたいと思うんですが、先ほど申し上げましたように、議事(3)、プランの改定ですが、これが今日の一番大きな議題であると考えております。まずは事務局の方から資料の説明などをお願いいたします。

 

<事務局>

[議事(3)「かながわ男女共同参画推進プラン(第3次)の改定について」を説明]

 

<岩田会長>

 よろしいでしょうか。それではこれから意見交換に入りたいと思うんですが、資料2-2に基づきまして、特にこの資料の一番右の、「プラン第4次の方向性」というところですね、一つめは基本的な考え方、二つめは積み残した課題への対応、そして次は充実すべき事項、こういうようなことについて。今日は数値目標の話は多分そこまでいかないかと思うのですけれども、今申し上げましたようなことにつきまして、今日は初回ですから、自由に様々な角度からのご意見を出していただければというふうに思います。それでは神尾さんお願いします。

 

<神尾委員>

 いろいろ県の方からご説明いただきましたが、基本的な方向性として当然第3次計画を踏まえて課題を更に解決できる方向で評価していくということですが、そうしますとこの計画は総合的な計画なので、この資料2-2の別紙とか具体的な数値についてご説明いただいて、こういう領域にはこういう課題があって、なかなか進んでいないものとそれなりに進んでいるものとがあるということは良く分かりました。しかし、これ以外の項目も計画に含まれていて、例えば審議会における女性比率というのが一体神奈川県はどうなっているのかという数値がないので、多分専門部会で議論するときも、事務局としては大変だと思うのですけれども、政策全般に渡る基本的な資料がないと何が課題か分からないということでよろしくお願いしたいなというふうに思います。それと、女性の活躍推進法をこの計画に位置づけるということになりますと、これは重点目標の2の方になるのでしょうか。

 

<事務局>

 今のプランの重点目標でいいますと、主に2と3になると思います。

 

<神尾委員>

 2と3のところで、主に県の施策関係を書くということですか。

 

<事務局>

 そうです。

 

<神尾委員>

 あと、民間の事業所を巻き込んだ形は、任意とか努力義務になっていますが、そのあたりのことも当然専門部会で検討してもよいということですね。

 

<事務局>

 そうです。

 

<神尾委員>

 分かりました。どうもありがとうございました。やはり国の第4次男女共同参画基本計画にありますように、なかなか一番難しい課題であると思いますが、男性中心型労働雇用環境等の変革に取り組めればいいなと思いました。以上です。

 

<岩田会長>

 ありがとうございます。とても大きな大事なご意見を頂戴いたしました。他にはいかがでしょうか。

 

<松田副会長>

 まず、進め方はやはり、審議会と、そして先ほど専門部会を設置しましたので、この関係付けというか、このやり方に同意します。そして、基本的な考え方も5つございますけれど、賛同します。ただ、昨年12月に国で出された第4次の男女共同参画基本計画の具体的な取り組みというのは、この資料2-2の真ん中の欄の(1)から(12)の12分野に分かれていまして、例えばワーク・ライフ・バランスに関しては(3)のところに「仕事と生活の調和」というのがあるんですね。ただ、「雇用等における男女共同参画の推進」と一緒になっています。実は、6年前、平成22年に国が出した第3次の基本計画ではこの2つの分野、すなわち「雇用等における男女共同参画の推進」と「仕事と生活の調和」というのは別の分野に分かれていたんですね。なので、今回の国の第4次計画では一緒になってしまったので、どう扱うのかなという、結構大変になるのではないかなという気がしております。例えば、大阪府ですとか愛知県、千葉県、山口県とか大分県などは、ちょうど府県プランの改定の年で、今年の4月に新しいプランを出されたんですね。ちょっとその5府県のプランを読んでみましたら、国がワーク・ライフ・バランスと雇用等における男女共同参画の推進を一緒にしたために、その5府県のプランでもちょっとワーク・ライフ・バランスの記述が弱くなった気が私はしました。なので、神奈川県ではこれまでの流れで、例えば第3次のときでも、仕事と生活の調和、ワーク・ライフ・バランスの実現は重点目標の3で一つの章立てにしておりましたし、実はその前の県の第2次プラン、平成20年に出したのですけれども、それでもひとつの章立てにしておりましたので、神奈川県としては次の改定に向けてもワーク・ライフ・バランス、あるいは仕事と生活の調和に関しては、重点目標の一つとしてやはり継続して章立てしていきたいなという気が個人的にしております。おそらく今回、先ほど神尾さんもおっしゃったように、男性中心型慣行等を変革するみたいなことを盛り込まないといけなくなる可能性が考えられるのですけれども、神奈川県としては先ほどの佐藤部長さんのお話にもありましたように、全国に先駆けて女性プランで色々取り組んできた経過がございますので、次の改定でもやはり、これまでの仕事と生活の調和を章立ててきたという流れを、是非途絶えさせずに、むしろ充実させる方向でお願いできればなと。そんな基本的な考え方を望んでいます。以上です。

 

<吉田委員>

真ん中にある課題について、つらつら見たのですけれども、やっぱり書き方が、個人で考えたときに非常に多様なライフサイクルというかライフスタイルになっているということがやっぱりちょっと落ちているのかなという気がしたんですね。例えば「M字カーブに見られるように、結婚や出産、子育て期に就業を中断する女性が」ということが書いてありますけれども、シングルでずっといる女性もいたりとか、一回結婚したけれども別れて一人で頑張っているとか、いろんな人がいるので、もうちょっと言葉遣いを考えていただきたい。やっぱり県民には様々な人がいるということが配慮されたような課題にしていかなければいけないんじゃないかと思います。例えばM字カーブでも割合平均的な全県的な話をされていて、批判しているのではないですけれども、横浜などではM字カーブの底は上がってきている傾向があるんですが、それはなぜかというと、結婚して子育てしている人たちが決して楽な立場になっているわけではなく、シングル女性が増えているので、平均するとそこで上がるのです。ちょっと意味が違うというのがあります。またシングルの女性もライフサイクルの途中のところで鬱になったり病気になったりした時に経済的に他に支える人がいるわけではありませんから、非常に苦労しているような状況があって、最近特に、非正規労働者が多いということもあったりして、かなり神奈川の中で多様な人たちがいるということをよく認識して、その人たちにとってどうだろう、かなり就職でも困っていたりするし、いろんなところがあると思いますから、やはり多様性というのを捉えてこの辺の言葉遣いというか、資料にしなければいけないというのを一つ思います。

 それから、今のM字カーブの話でもしましたとおり、神奈川県の中はかなり広いですよね。私は「女性団体等」の「等」の話についても少し専門部会で意見を言っていきたいんですけれども、私は建築を出て都市計画をやってきた者なので、専門としてはですね、そういう分野で考えますと、やはり地域別に相当違いがあってですね、やはり女性会議の中でもこんなに現代は相当みんなが情報を持っていると申しましても、やはり南足柄の人と横浜川崎の人と、また三浦の方とか、それぞれ置かれている状況が相当違います。ですから、その辺のところをどうやって地域別の話を取り入れられるかということで、県下も広いのでなかなか私たちが全部把握できないので、もうちょっと市町村の方の、男女共同参画に携わっている人たちの意見をもう少し聞くような場を設けることを考えていくだとか、何かちょっと仕組みが必要です。またそれは逆に言えばプランを作った後でちゃんと推進していく相手が出来てくるということですから、それぞれのところの活動している人たちも含めて、それからNPOとかもございますから、そういったところの人たちも混ぜて考えていくような場面を作ることがいいのではと。だから例えば地域別のフォーラムとかをやっていくだとか、そういった話も必要かなという気がします。

 それから、M字カーブで子育て中の人たちだけが大変そうに書いてあるんですが、今高齢期になって人生長いですので、地域の中でまだまだ男女差別などがございます。たまたま昨年度、町内会自治会における女性がどうだろうかというのを見ましたところ、やはり横浜などで相当進歩的といわれていても、単一の町内会長さんは輪番だったりするので女性比率がある程度上がってきている面もあります。それから、校長先生なんかは増えているんですね。でも、連合の町内会長さんというと、女性は本当に1%いかないような感じですね、0.何%で。しかもジェンダー統計がないというようなところもございまして、もっと更に深めていく必要があると。これはもしかしたら横浜でもこういう程度なので、もっと田舎の方に参りますと、やはり上は男性だよと、事務局長は女性で。最近は婦人部・女性部の復活というのが非常に男性部から上がっておりまして、これは危険な話だと思っております。地域のことをやっている女性たちはみんな反対です。昔の婦人部のように手として女を動かすのでなく、そういうことを考えるのであればちゃんと正しい役員のところに持っていって女性比率を上げてほしいということを言っておりますので、ちょっと気をつけないと女性の活躍という言葉が違った売り方になってしまって。女子高校生がですね、生徒会長はやはり男で、君は女だから女子力を出せ、君は副会長が向いているといわれてすごく憤慨してですね、私の友達がその子の母親なんですが、怒りをもって発言していました。高校生でもそうなのと。女性の活躍というのが違ってしまっていて、女子力ってなんですか、流行言葉として、何か違うとそんなことを思っていますので、プランの話をする時に、多少はざわざわいたしますが個別の話も少ししながら組み上げていった方がいいのではないかなと、そんな気がしました。

 

<白河委員>

 初めてこちらに加わらせていただきました白河桃子です、よろしくお願いいたします。私は実は男女共同参画分野に来たことが本当に今年からということで、新参者なので逆に今までの議論と文脈をあまり知らないので、だからこそ非常に空気を読まない発言もあると思うんですが、どうぞご容赦いただきたいんですけれども。

一億総活躍国民会議の民間議員をやっておりまして、国の方針、それからですね、また経済の方、成長戦略ですとか骨太の方針とか、6月2日に5つくらいのプランが採択されましたが、そちらの方では人権的な配慮というよりは、経済的な必要性ということで女性の活躍とか男性の働き方の改革とかいったことが、実はものすごく大胆に盛り込まれているんですね。すごい不思議なのは、日本はなぜかジェンダーという言葉がずっと使われないですし、ジェンダー平等といった言葉や人権といった言葉は本当に使われないのですけれども、加藤大臣がこの間何かの会議に参画された時に、ジェンダーという言葉をすごく多発されていましたし、それから、1億プランの3ページ、結構先のところに私が今回、「みんなが活躍するための取り除くべき壁」という書き込みがあって、そのところに「男女の役割分担の壁」というのを付け加えてくれと言いましたら、それもしっかり入ったのですね。それから、私は今長時間労働是正の課題にすごく取り組んでいるのですが、そのときも「長時間労働は何故是正しなければいけないか」と書くところに「女性の活躍のため」としか書いてなかったので、そうではなくて男性の家庭参画も阻むから、それも入れてくれと言いましたらそれも入ったんですね。あと、経済成長戦略にもかなり、男性の働き方を変えなければいけないとか、女性が変わるだけではなく男性が変わるということが企業にとってものすごくしっかり書き込みがしてあったのですね。男女共同参画の会議に行くと、逆にそこのところがすごく遠慮深いのではないかなと思うくらいの書きぶりになっているので、国のメインのところでは、人権からの問題でないというのは非常に残念なのですけれども、かなり大胆なことが書いてありますので、例えばもっと大胆な目標を出してもいいのではないかとか、そういったことも考えております。

ただ、人権という配慮に関しては、経済優先になってしまうと非常に弱いところがあるので、自力では非常に困難な方たち、特に子どもの貧困、シングルマザーといったものに関しましては、まさに男女共同参画をしっかりやっていただく分野だと思います。

もう一つ、今LGBTの方たちの議論がすごく盛んなのですけれども、その方たちに関しまして実はですね、議論していくところがほとんど無いのですね。1億プランの中に実は入っているのですね、そういったLGBTの方たちのことが。表現としてはLGBTではないのですが。これを今後どこで議論していただけるのかということで、やはり男女共同参画になるのではないかと思います。今後5年使うということになると、5年もするとかなり変わってきますので、ひょっとしたらそういったことも今回しっかり盛り込んでいかないと、逆に5年後に遅れているということになってしまうのではないかなと考えておりますので。

そういったことと、それからこの4つの柱の中に、男性とか企業ということを是非入れていただきたいと思っております。やはり男女共同参画の会議に出て一番びっくりしたことですが、女性のことはすごく議論されますが、男性のことがあまり議論されないのですね。でもやはり女性だけが変わるというのは不可能で、男性こそが変わらなければいけないし、男性が変わるためには企業の働き方が変わらなければいけない。ただ、神奈川県の創生会議にも出ておりましたので、難しいなと思うのは、神奈川県の男性の働き方が変わるためには東京の企業の働き方が変わらなければいけないという広域的な問題なんですね。ただ、今そこに対して非常に国の方でも色々言ってやっていこうという感じが出ていますし、この間も、40社の一流企業の方たちが長時間労働を是正しましょうという署名に社長名で宣言していただいたというのがありまして、そこには、三越伊勢丹などもしていらっしゃるのですね。そういった動きも絡めて、私は結構大胆なことを言っても、最先端だったらいいのではないかなと思っております。以上です。

 

<肥塚委員>

 今どういうことに取り組んでいるかというと、今はまさに風土改革です。男女が同じ機会を与えられて同じように活躍できる風土に作っていかなければならないということがテーマになっていまして、そのためにはやはり、いわゆる長時間労働に頼った仕事の仕方を変えていかなければならない。今は出産とか育児で辞める方は減っています。皆さんワーク・ライフ・バランスをうまく使ってやっていこうという人たちが増えています。職場環境を変えていくとか、ワーク・ライフ・バランスのために男性管理職の意識を変えていかなければならないとか、そうした企業の風土改革を促す発信をしていくということ、いわゆる事業体に対するメッセージというのが非常に重要ではないかと思っております。

 私どももそのような方向感でやっていかなければならないと思っています。企業の事業継続の大きなバックボーンになると思いますし、構造改革として取り組んでいかなければならないという思いです。多面的にとらえて改善につながる様な方向性を示していくというのがあるのではないかと思います。

 

 

<池田委員>

 私は公募委員で今回から参加させて頂きました。初めて発言しますのでちょっと明後日の方向の話をしてしまいましたらすみません。私は今はサラリーマンなのですが、子どもは三人いまして、育児の父親の代表の団体に参加させて頂いています。僕は夫婦共働きで、子どもはまだ未就学児なのですが、普段はNPO法人のファザーリングジャパンと全日本育児普及協会というところで土日を使って父親の育児の啓発活動をやっています。その中で今回、もう少し具体的にこんな話が出来たらいいなあと思う方向でお話をさせて頂きたいのですけれども。

 男性の家事育児の関連時間の時間目標があるのですけれども、一つは、時間も大事なのですが、何をやっているのかという分担という方向性も一つ必要なのではないかと思いました。先日五月末にアエラという雑誌で夫婦の家事育児の分担という表が100項目タスク出てきたんですけれども、うちもやってみたら結構妻の方が多かったのですが、何に対してやるかということが、時間ですと何をやっていいかが分からないということがありまして、タスク目線でやってみたら分かるということと、男性が家事育児にかかわるきっかけって何なのかなということを考えてみた時に、例えば女性は妊娠して母子手帳をもらいますが、男性は、今は父子手帳と言うのが出てきましたけれど、そういうきっかけがないということと、また、両親教室をやっていますけれど、父親は最終日の父親が参加する日だけとかですね、なかなかきっかけがなくて。あと、里帰り出産なども多いので男性はなかなか参加するきっかけがないということがあって。そういう男性が家事育児に参加するきっかけをすごく大事にしてやっていかないと、どこで入っていったらいいか男性は分からないのではないかなと思います。そういうことが一つありました。

 あと、社会に対しましても、なかなかメンター上司というのがいなくて、私は30代で育児休暇を3回取得したのですが、自分の会社では初めて取得した男性だそうで、やはり周りにいなくて、どうやっていいか悩んだんですけれど、パタニティハラスメント的なものも若干あったのですが、そういったアプローチといいますか、社会や企業に対してそういったことが当たり前にできる風土が根付いていくとすごくいいのではないかと思いました。

 それから、先程地域の話があったのですが、私は神奈川県の青少年指導員として普段青少年に対する指導を行っているのですが、町内会とかの会合に出てくるのは、首長さんは、女性はママさんたちがすごく多いんですね。父親が地域で活動するきっかけというのもあまりなくて、私はたまたま子どもが生まれたことがきっかけだったのですが、チャンスがいっぱいあるのにそれを活かしていない状況がすごくあります。そういった内容を少し組み込まれてもいいなと思いました。

 

<芹沢委員>

 私は連合枠で出ていますが、元々は神奈川県教職員組合、学校の教職員の組合の役員をしています。公務員ですので、男女とも、育児などの権利は進んできておりますし、取得者も増えてきております。そういった状況の中で、例えば小学校でどういったことが起きているか、風景をスケッチ的に想像していただきたいのです。育児短時間者が今すごく増えています。そうすると、この人たちが、神奈川では色んなパターンがありますが、例えば、20時間取るとします。そしてこの人たちが職場の中に4人いるとします。そうすると小学校で、この人たちは、前半働く人と後半働く人がいて、そのパートナーが非常勤講師になったりします。そうすると担任は誰がやるのっていうことが良く起こります。小学校では保護者にも教員の中にも学級担任は一人だという意識が根強くあります。育児短時間の人がもう片っ方のパートナーとして担任を組むという発想がなかなか受け入れられない。その人は半日勤務なので、半日勤務の職員ばかり多くなってしまうと、学校長としては担任が組めないみたいな話に、今、割と話題になっているのです。

それで、私は、校長先生にも教育委員会にも、保護者も含めて私たちの働き方を含めて、何も一人が担任でなくて、3年1組の先生はA先生とB先生とセットにして、午前中にいるのはA先生、午後に居るのはB先生で、その都度相談はしてください、逆に言うと二人相談相手がいてくれて二人の先生が見てくれるんだから、よくないですかというような議論を今巻き起こしたいと思っています。

教育委員会に対して、何が言いたいかと言うと、働き方を変えていくときに、従来の働き方のイメージを変えていかないと、さらに言えば働き方のイメージを変えないで制度だけ変更してもなかなか、新たな実態に制度が追いついていかないし、当事者も働きづらい。また逆に言えば雇用している側も発想が変わらないと、さらに地域・保護者の皆さんの発想がセットで変わらないとまずい。いやそうは言っても二人組の担任の先生では駄目だって言われてしまうと、結局、権利の取得は進まないと思います。ですから、プランにどういう書き込みが必要なのかとは言えば、社会的な背景とかバックボーンとか意識もセットで変えていかないと、プランと現実のミスマッチだけが深まってしまうように感じています。

 最後に、私は連合でも日教組でも男女共同参画推進計画を作っていて第3次プランになっています。ここで壁があり、ここから進まないんですよ。ある程度数値目標をたててある数値までいくのですが、役員の働き方、役員のあり方について、少しづつでも変更をしていかないと、ある壁のところから、数値が超えていかない。どうあっても、システムを変えていかないといけない。学校という職場では分会長さん、小学校で言えば半分以上の職員ですから、分会長さんの女性がたくさんいます。しかし、日本では上部機関にいくほど女性役員が減っていきます。一方世界の教員会議に出れば、殆ど女性委員長なんです。もう風景が全然違う。昔の組合はある意味、先進的に制度改革を提言していたけれど、今こういうジェンダーの問題とか、今、課題になっていることは、今法律が先行していて、組合の方が置いて行かれている。我々自身が改革をしなければいけない。私たち自身の意識変革をしないと変わっていけないと感じています。

 

<諸橋委員>

先程青少年のマイノリティやシングルの視点とか地域差、あるいは地域内の性差別の問題とか、色々細かい事柄があってとても良かったかと思うのですけれども。もう一つは、プランの対象者になるかどうかの議論はあると思いますけれども、外国籍の人たちが神奈川には多くいらっしゃいますので、その人たちとの共生、文化共生を志向する。例えば、外国籍の女性たちの子ども達、この人たちとどう生きていくかということがすごく大事で、特に災害の問題とDVの問題は待ったなしで彼女ら彼らを襲うでしょうから、何かセイフティネットあるいはネットワークのようなものを講じられると。先ほど、5年のスパンですけれども、LGBTの問題もそうですが、恐らく災害も5年くらいでやってくるかもしれなませんので、新しく用意できればした方がいいということを考えました。ということで、外国つながりの問題で少し「充実すべきこと」に入れて頂くと是非いいかなと思いました。

 

<岩田会長>

たくさんご意見頂戴いたしました、ありがとうございました。実は私も沢山あるんですね、一員として申し上げたいと思うんですが。部長の冒頭のご挨拶を伺って、議論の最初から自らをあまり限定しないで、制限しないで、最初は伸び伸びと、大きな議論をしていただきたいな、特に専門部会で議論するときにはというふうに思いました。ということで、少しハードルが高いことを申し上げます。

まず一つは、男女共同参画を阻む壁は沢山ありますけれども、最も厚い壁で高い壁は、国の計画でいきますと男性中心型労働慣行に表されているような男性の働き方、長時間労働の問題だと思うのですね。ですから、そこを県レベルで何ができるかというところを是非是非議論していただきたいというふうに思います。この第4次の基本計画は、この資料の真ん中の下の方に構成が書いてありますけれども、12ある分野の中で、1の(1)というところに出てきているのですが、これは12の分野の中の一番トップの重要課題であると同時に、12の分野を横断する底にある壁であるという認識でこういうふうに書いてあるんですね。だからそこのところを是非、今国の様々な動きがありますから、そういうのを見ながら神奈川県らしいことが何かできないかということをぜひお願いしたいと思います。二番目に大きい壁は、男女の役割分担、具体的には男性が育児や家事や介護など、そういうことに十分関わっていないというところなんですね。白河さんもおっしゃっていましたけれども、国は相当進んだ議論をしていて、4次計画を見ると、私もその数字が出てきてびっくりしたのですが、5年後の目標がね、未就学児の小さいお子さんを持っている父親の一日平均の家事育児時間なんですが、今ちょうど1時間数分なんですけれども、これを2時間30分にしようという、2時間30分というのは今の欧米の男性なんですね、という目標を掲げて、そのためにはどういう手を打つとそこまでいけるのかというのはあるのですが、そういう目標を掲げています。ですからこの、男性の家事育児介護の参加といった、男性の、男女の役割分担の現状をどういうふうに変えるかということ。先程の長時間労働とこれが2大テーマだというふうに私は思います。ここをどのくらい深く大きく切り込めるかというのが大きいところだと思います。

それ以外にちょっと個別のことを申し上げたいんですけれども。一つは、県の女性管理職の比率の問題です。これは県知事のリーダーシップがとても効くところなんです。県知事は女性応援団の団長をしている人ですから、その足元がこれだっていうのは本当に残念です。国の方は内閣府官房の中に人事局が出来たというのもあるんですけれども、そこが旗振りをして、本当に今変わっています。ですから、自治体の方がこの分野は進んでいたのですけれども、変革がちょっと停滞しているかなと思いますので、ここはやっぱり知事のリーダーシップで思い切ったチャレンジングな目標を掲げてそれに向けて育成を急いでほしいというふうに思います。

それから3点めですね、政治の分野です。色んな分野で女性の活躍が期待されるのですけれども、なかんずく政策方針決定の場に女性がどれだけいるかということが、それ以外の領域の男女共同参画の推進力になる訳ですから、そういう意味では政治とか行政というのはとても大事なのですが、特に政治です。一番遅れている分野が政治です。政府の4次計画でも慎重な意見が色々あったのですが、最後までそこは書き切ったのですね。政府の4次計画は何を言っているかというと、女性活躍推進法というのが出来て、県庁も企業も数値目標を作って、行動計画を作ってそれを情報開示してそれに取り組むことが義務化されているわけですから、あれは政党には、政治家と政党の関係には適用にならないのですけれども、でもそれに準じたように各政党が目標作って行動計画作って情報開示をするということをやって欲しいと、それを政府が各政党に働きかけるというのを入れたのですね。だから県庁の場合、神奈川県の場合には何ができるかというのがあるかと思うのですが、やはり政治の分野は最初から抜かさないで入れて議論していただきたいというのがあります。

そして4点めが、これも難しいんですけれど、非正規雇用の問題です。これはまたシングルマザーの問題とも重なったりですね、若者の雇用の不安定さが少子化に繋がっている、結婚しない、子どもさんが生みにくいことに繋がっていたりして、これも大変大きい問題なんですけれど、打ち手が難しいんですね。ですけれども自治体で何がやれるかというのがいくつか形になればそれが全国のモデルになると思います。ですからここも是非議論をしていただきたいということを申し上げたいと思います。ちょっと長くなりましたけれども私からは以上です。

 皆さん全員からご意見頂戴しまして、大体予定のこのためにとってあった時間も大体きたんですけれども、どうしてもこれだけ言い足したい方はございますか。大丈夫ですか。

 それでは今各人から出されましたご意見を十分に受け止めていただいて、特に専門部会でこれから議論をするときには今日の皆さんのご意見を念頭に置いて進めていただければ大変ありがたいというふうに思います。

 それでは議事の(3)は以上にいたしまして、次に議事の(4)に進みたいと思います。議事の(4)は今年度の県民ニーズ調査についてです。まず事務局からご説明お願いします。

 

<事務局>

[議事(4)「平成28年度県民ニーズ調査について」を説明]

 

<岩田会長>

どうもありがとうございました。この県民ニーズはプランの改定の基礎的なデータになりますので、大事な調査だと思いますが、前回の審議会でも一度議論しまして、今ご説明いただいたように取り入れていただける限り取り入れていただいたかなと思います。あまり時間を十分には取れないのですけれど、今の調査の設計についてご意見がございましたら、これが最後の機会になると思いますので、ご意見いただければと思います。

 

<神尾委員>

7ページのドメスティックバイオレンスに関する質問なのですけれども、ドメスティックバイオレンスには身体的暴力と心理的暴力と性的暴力が含まれますので、質問に性的暴力を含めないと統計としてよくないと思うので要ると思います。

 

<諸橋委員>

「性的行為の強要」がいいのか「避妊に協力しない」がいいのか分かりませんが、性的暴力は是非と思います。

 

<白河委員>

質問の5ページ(新問7)、新規が合体して出来ているのですが、<職場で>のところにフレックスタイムがあるので、プラス、労働時間の上限を決めるとか、長時間労働の是正などもここに入れていただきたいのと、男性の事は<職場で>に入っていないのですが、男性が家庭参画するためには職場が変わらないとどうにもならないので、男性の家庭参画に対して職場の理解があるとか、昇進などにかかわらないとか、育児休業を取ったら昇進が遅れるとか、そういったことがないようにとか、だから、この下に「男性の積極的な家事・育児・介護への参画」が<社会や家庭で>になっているのですがそうではなくて、<職場で>の方にも入れていただきたいと思います。

 

<松田副会長>

 3ページの新規の問の4ですけれども、これは該当するものを3つ選ぶということなのですが、旧の問5の方では「特にない」というのを12で持ってきたのですが、11で「特にない」が必要か、あるいはあえてこれはカットして3つ選ぶので「特になし」は抜いたのか、ということを質問させて頂きます。

 それからもう1か所ございまして、6ページです、新しい問8です、これも1から10のうちいくつでも選んでいいということなんですが、これも旧問9では「見たり聞いたりしたものはない」というのを設けていたのですけれども、今回の案では11としてそれがないので、これは敢えて削除したのか、それとも失念されたのかというところです。

それから、本当に細かくて申し訳ないのですが、問8の4の「クオータ」なんですけれども、スポーツではよく「クオータ―」といって、アメリカンフットボールで第1クオーターと言ったりしますが、4分の1のクオーター、クオータファイナルとかね、準々決勝とかと間違える人がいるので、たとえばこれは、「QUOTE」で4分の1のクオーターとは綴りが違いますよとか、説明をしておいた方がいいのかなという気がしますが、いかがでしょうか。まあ、それも含めて聞いたことがあるかないかとしたらそれは面白い、私も知りたいと思うんですけれど。カタカナで書くと「クオーター」と伸ばすんですよね、4分の1の方は。ただ、スペリングは完全に違いますので。これは本当に細かくて申し訳ないんですが、参考にして下さると助かります。以上です。

 

<諸橋委員>

 僕も細かいことですけれども、1ページの下の問2、「した方がよい」を文言を変えていただいて「べき」をどういう風にしたらいいかと思うんですが、(4)の「やむを得ない」といのは「やむなく」ということだから、「離婚してもよい」くらいでどうかなと。「しない方がいい」というのもあるので、「離婚してもよい」くらいではないですか。

 それから、「昇格したい」というのと「昇格したほうがいい」というのはだいぶ違いますよね。「昇格したい」というのは本人の意思だから、これは変えると意味が変わってくると思います。揃えるのなら「した方がいい」ですよね。旧の(5)、これだけ意思が書いてあるから、前の方がちぐはぐかなと。

 

<事務局>

 ここはすごく悩んだところで、一般論にするならば「した方がいい」なのかなと思いまして変えたところです。

 

<諸橋委員>

 わかりました、ここはいいかと思います。

 6ページの新問8、「LGBT」でカッコ性的マイノリティとあるんですが、これはイコールでないといえばイコールでないですよね。この説明じゃないよね。どうしたものですかね。

 

<事務局>

 ニアイコールですがイコールでないということでしょうか。

 

<諸橋委員>

 そうですね。

 

<事務局>

 もう一度検討します。

 

<岩田会長>

 私は何回かご意見申し上げる機会がありましたので、あとは細かいところですが、まず新問1の並べ方なのですけれども、(5)と(6)は逆にした方がいいと思います。家庭・職場・学校教育・地域活動、その次に社会通念ということで並べ方の問題ですね。

 それから、新問4、男性の育児家事参加等で必要なものということなのですけれども、元の設問にあって今回落ちているのですけれども、家事とか育児とか介護とかのスキル、これは本当に障害なのですけれども、回答の選択肢が多すぎるから落とされたのかどうかというのがありますけれども、ちょっとご検討いただいたらと思います。

 それから、新問6の5番め、能力があっても補助的な業務や雑用を任されることが多いという、こういうレベルも勿論あったのですけれども、これはそろそろ過去の話かと思います。むしろ今の話は、能力があっても、言葉はまだうまくまとまっていませんが、もっと色々あると思いますけれども、やっぱり成長が出来るようなチャレンジングな仕事が与えられない、責任のある仕事が与えられないというのが今日の問題かなと思いますので、そこもご検討いただきたいと思います。

 それから新問7、これも順番の問題なのですが、6番と7番と8番の並べ方なのですが。まず8番、先程の責任のあるチャレンジングな仕事というのはここではキャリアアップに繋がるような仕事と書いてありますけれど、この8番が最初。それから7番の評価の問題。その次が6のロールモデル。そういう順番かなと思いますので、8・7・6の順番がよいと思います。気づいたのはそのようなことでしょうか。

 以上、たくさん具体的なご意見を頂いているんですが、今の段階で事務局の方からお答えできるものはありますか。それとも全部一応受け止めていただいてご検討されますか。

 

<事務局>

 今日のご意見は参考にしてなるべく修正するような形で考えたいと思います。松田委員に言われた「特にない」というのは、一部質問の総量を少なくしなければならないといったことがあって削除等していますが、もう一度検討します。

 

<松田副会長>

 そういうことでしたら分かりました。

 

<事務局>

 あと、例えば新問4の「3つまで」というのは「3つ」ではなく「3つまで」なので、1も2の3も0もあるという意味だったのですけれども、該当なしなら0でもいいのですけれども。そういう意味で「3つまで」としております。

 

<松田副会長>

 分かりました。

 

<白河委員>

 あと1個だけ。先ほどの新問6のところ、「能力があっても」ということなのですけれども、今の時代は能力と言うよりも成果で計るので、例えば「成果があっても昇進昇格が遅い」とか、「成果を出していても労働時間が短いため評価されない」とか「フェアに評価されない」とか、そういうことの方が今は問題になっているので、能力という言葉ではなく、成果がある、実績があるにも関わらず何かの偏見によって評価されないという問題の方が大きいと思います。

 

<岩田会長>

 能力や成果でいいのではないでしょうか。まだまだ職能給の会社も多いので、成果給ばかりではないので。

 それでは、この調査は以上でよろしいでしょうか。皆さんご意見たくさんいただきましてありがとうございます。これはあとはもう事務局にお任せいただくということでよろしく事務局の方で対応お願いいたします。

皆さんのご協力で非常に予定通りの時間でここまで来ておりまして、残り30分で報告事項の方に進みたいと思います。それでは報告事項の(1)「女性活躍推進法に基づくインセンティブ付与」について、事務局からご説明お願いしたいと思います。

 

<事務局>

[報告事項(1)「女性活躍推進法に基づくインセンティブ付与について」を報告]

 

<岩田会長>

 ありがとうございました。本件につきましてご質問等ございますか。

 

<神尾委員>

 今の話ですと、19ページから21ページにかけて点数が書いてあるんですけれども、認定については、えるぼし1点から3点までありますけど、いずれでも3点ということですか。

 

<事務局>

 おっしゃるとおり、えるぼしの星が1でも2でも3でも一律3点の加点をするというのを新たに設けてもらう要綱改正を依頼しているところでございます。

 

<神尾委員>

 加点を3点・4点・5点というように、1点ずつ増やしてあげたいような気がします。えるぼしで星3をとるということはすごいことだと思うんですよね。えるぼしの1と3は随分違うと思うので、一律加点が3点というのはちょっと、10点くらいあげてもいい気もするし、実際にその点数の差というのは今までの実績からしてどの程度の優位さになるのですか。

 

<事務局>

 今19ページに「物品・一般委託」と下線が引いてあるところがありまして、例えばこの加点というのは、総合点が120点くらいになるのですが、例えばアのところに営業種目別年間販売高による得点付与45点とか、一番高いのですとそのくらいになっています。基本は入札をするにはその目的を達成するということが一番重要なので、そこで会社がつぶれたとか、ちゃんとした物が納品されないということが一番困るので、そこを一番大きく見るのですね。それで20ページにいきますとクのところに環境配慮への取り組みに対する得点付与、社会的貢献ということでISOを取っていたりだとか、その次のページの障がいのある人の雇用をしていたりだとか、そこは120点の母数の中で僅かなのですけれども、あまり細かい操作が出来なかったというのが、他のもの、障がいのある人の雇用とかとのバランスを考えて、そこはなかなか難しかったということもあり、事業者の混乱を防ぐということもあって色々な検討を経た中で一律3点にせざるを得ないかなということで設定したところでございます。

 

<松田委員>

参加する市町村なのですけれども、横浜川崎、政令市が抜けているのは分かるのですが、横須賀市と山北町と真鶴町が抜けているのはどうしてなんでしょうか。

 

<事務局>

そこまでは今すぐにお答えできませんので、確認してお答えします。

 

<岩田会長>

ちなみに今「えるぼし」をとっている企業は県内に何社あるんですか。

 

<事務局>

新聞報道で知ってる範囲ですが、横浜銀行さんはこの間取っていらっしゃると知っておりますが。ひと月くらい前に確認した時には全然確認できませんでした。初めて見たのが横浜銀行さんの記事でした。

 

<肥塚委員>

神奈川県で第1号ですね。

 

<白河委員>

確か、「えるぼし」3自体がすごく少なかったと思います。

 

<岩田会長>

だからこれを一つの動機づけにしていただいて、もっと「えるぼし」の取得企業の数を増やさなければいけませんね。ありがとうございます。本件についてはご質問よろしいでしょうか、以上で。ありがとうございました。

それでは報告事項の(2)に進みたいと思います。「女性保護事業の課題について」ということで、これも男女プランの柱の大切な一つでございますので、事務局の方からご説明お願いしたいと思います。

 

<事務局>

[報告事項(2)「女性保護事業の課題について」を報告]

 

 この内容に加えて、女性保護事業の現状及び課題に対する動きについて、女性相談所所長より口頭で報告があった。

・女性相談所や女性保護施設の設置根拠の売春防止法は、改正のないまま60年が経過しており、時代の要請に対応できない状況はますます深刻化している。

・女性相談所の一時保護を必要とする女性たちは、売春・人身取引被害のみならず、性暴力を含む暴力被害・虐待・貧困・家庭破綻・障害等、様々な困難を抱え、自ら支援を求めて行動することが容易ではない人も多く、課題解決や自立に向けては、中長期にわたり、多機関が連携した支援が必要となることが多くある。

・婦人保護事業の根拠法である売春防止法の対象は、売春をした女性・売春を行うおそれのある女性のままで、他の法対象者を継ぎ接ぎで婦人保護事業の対象にしてきたため、女性の人権・自立についての理念が欠如し、行政の責任が不明確なままとなっているほか、女性相談所の一時保護の約7割を占めるDV・ストーカー被害者に対しては、具体的な自立支援策についての規定が無く、一時保護所においては、他の入所者に対しても安全最優先のため、携帯電話の利用が出来ない等の制限を適用せざるを得ない状況がある。

・婦人保護事業の支援現場は、当事者の自己決定や選択権行使のための制度が未確立で支援の個別化・高度化・多様化に対応できない状況の中で支援の提供は実施機関の裁量と努力に委ねられているなど多くの問題を抱えている。

・これらの現状に対し全国婦人保護施設等連絡協議会の代表者による「売春防止法改正実現に向けたプロジェクトチーム」が女性のニーズに対応できる総合的支援の枠組みと法的根拠となる「女性自立支援法(仮称)の必要性についてまとめ、国に要望している。

・あわせて、全婦連の役員中心に厚労省や法務省、内閣府の担当官、国会議員への理解を深めていく動きを実施しており、秋には関係機関に呼びかけ、シンポジウムを開催し、女性自立支援法(仮称)の必要性について社会に求めていく動きがある。

 

<岩田会長>

 ありがとうございました。この要望書を出されたのは去年の夏ですね。そのあと厚生労働省その他政府は何か動きはあるのですか。

 

<事務局>

特段に動きはありません。売春防止法の改正は難しいということばかり聞かされて、なかなか動きがありません。

 

<事務局>

自治体としてこういう要望書を上げている自治体がまだ少ない段階で、神奈川県がこういう動きをしてくれたということは女性保護事業にかかわる団体や行政機関のメンバーとしては非常に心強く思っていて、この機を無駄にしないで私たちも頑張りましょうという気風はあります。改正に向けたプロジェクトチームには大学教授等、学識の方も入って検討を進めているところでございます。

 

<松田委員>

 神奈川県は全国に先駆けて禁煙条例を作りましたよね、ですからこの女性自立支援条例みたいなものは作れないものですか。ちょっと難しいですか。

 

<事務局>

私が言うのもなんですが、女性保護事業は経済的な支援策が全くなくて、女性保護施設に一時保護されている期間の衣食住の費用には対応できるのですが、保護中に病院に行く医療費もなく、生活保護法を使って支援しています。条例を作って一つの自治体がやれる内容ではないため、やはり国に働き掛けていくことが必要と考えております。

 

<松田委員>

オリンピックを前にスポーツ条例を今年度県が作ると言っているので。

 

<事務局>

 国のフレームの中で実施している業務であり、国の補助金も全部要綱で細かく決められていて、職員の配置基準なども本当に厳しいんですが、うちはそれでは足りないので県の持ち出しで補てんしながら何とかやっている状況にあります。それから女性相談員の給与も半額負担しますといっても全く少ない金額です。国との取り決めで実施している事業ですので、理念条例だったら作れるのかもしれませんけれども、国が根拠法なり要綱なりを改正してくれないと、どうにも身動きが取れない状況だと思います。

 

<事務局>

あと、安全の確保というところでは、県民だけの支援をしているというより、他県から逃げてきた方や、本県にいらした方を他県に逃がすこともあり、動きが大きい面があります。居なしの方たちも北海道の養護施設出身の方で歌舞伎町で色々トラブルがあって神奈川県に逃げてきて保護される例など全国的な動くがある方も少なくないため、県だけでの対応はかなり難しいと考えています。他法との整理を国がきちんとしてくれると支援は充実されていくことも含めて、法の見直しを国に求めているというところです。

 

<岩田会長>

この審議会に報告して頂いたというのはどういう意味があるんでしょうか。この審議会に何を期待されますか、何が出来ますか。

 

<事務局>

 プランの4つの柱の一つとして、DVというのはそういう問題を抱えながらやっているということはご報告しておいた方がいいと思いまして、今回ご報告させていただきました。

 

<岩田会長>

 情報提供はありがたいと思うんですけれども、もし本気で神奈川県がこの問題を他の都道府県も巻き込んでやろうという風に思っていらっしゃるのだったら、今日ここで報告いただいて解散すると何も起きないと思うんですね。だから例えば他の件の男女共同参画審議会がありますでしょう、そういうところと連携を取って共同でアピール文を出すとかね。

 

<事務局>

 他県との要望という活動は一応別にやっております。ただ繰り返しになるのですけれどもDVや女性保護はそういった非常に矛盾をはらんでいる事業であり、今後プランの改定をするにあたってもそこは皆様にご理解しておいていただいたうえでと考えております。

 

<岩田会長>

 なるほど、分かりました。それではとりあえずはプランの議論をするときの情報提供の一つとして今は受け止めればよろしいですか。

 

<事務局>

委員の皆さんが別の場で県からの要望書の話を聞いて、報告を受けていないと思われることのないよう、今はこういう動きがあるということを情報提供させていただきました。また動きがありましたら、随時報告させていただきます。

 

<神尾委員>

専門委員としては、女性自立支援法の法案みたいなものを頂ければ、計画の時に考えるヒントになると思うので、それを是非専門部会にいただければと。

 

<事務局>

 手に入りましたら、はい。

 

<岩田会長>

 よろしゅうございますでしょうか。本件については以上でよろしいでしょうか。ありがとうございました。それでは最後の報告事項ですが、かながわ男女共同参画センターからご報告いただきたいと思います。

 

<事務局>

[報告事項(3)「かながわ男女共同参画センター報告事項について」を報告]

 

<岩田会長>

 本件につきましてご質問ございますか。これは非常に先進的な取り組みですが、他の県ではないですよね。

 

<事務局>

 自治体がこういう調査をやるというのはないのと、国と県と市町村と全ての県内選出議員を対象とした調査をやるというのも今まで例がないです。

 

<岩田会長>

 ないですよね。調査結果はどのようにして公表されるんですか。

 

<事務局>

 報告書としてまとめて公表させて頂きます。

 

<岩田会長>

 ちょっともったいないですね、それだけでは。

 

<事務局>

 もしいいアイディアがありましたらお寄せいただけると。

 

<白河委員>

ウェブサイトにも同じものが載っていますか。誰でもダウンロードができますか。

 

<事務局>

 はい。

 

<岩田会長>

 よろしゅうございますでしょうか。以上で予定されていた議題は全て議論できたかなと思うんですが、全体を通じまして言い残された問題などありますでしょうか。大丈夫ですか。それではこれで本日の審議会は終了としたいと思います。次回の開催について事務局の方からご説明いただきたいと思います。

 

<事務局>

次回につきましては、平成29年3月ごろを予定しております。また委員の皆様には改めまして予定をお伺いいたしまして、日程の調整をさせて頂きたいと思いますので、宜しくお願い致します。以上でございます。

 

<岩田会長>

 それではどうも皆さんご協力いただきましてありがとうございました。

 

<事務局>

事務局からですが、次回の開催は3月ということで、今回の審議会でいろいろなご質問を頂きましたので、事務局の方で回答できなかった部分については調べたうえメールなどでですね、ご回答したいと思います。それから、専門部会の状況につきましても、3月まで長いですから、必要によってはですね、審議会委員の皆様にメールまたは郵送で必要な情報提供を行っていきたいと思います。

 

<岩田会長>

 ありがとうございました。

会議資料

資料1 神奈川県男女共同参画審議会専門部会の設置について(案) [PDFファイル/57KB]

資料2-1 かながわ男女共同参画推進プラン改定に向けたスケジュール(案) [PDFファイル/40KB]

資料2-2 かながわ男女共同参画推進プラン(第4次)の方向性について(案) [PDFファイル/368KB]

資料3-1 平成28年度県民ニーズ調査について(概要) [PDFファイル/58KB]

資料3-2 平成28年度県民ニーズ調査 実施項目(案)について [PDFファイル/305KB]

資料3-3 平成28年度県民ニーズ調査に対する審議会意見(H28.2.3)と対応 [PDFファイル/100KB]

資料4 神奈川県における「女性活躍推進法の施行に伴う認定一般事業主等に対する [PDFファイル/444KB]

資料5 女性保護事業の課題について [PDFファイル/846KB]

資料6-1 【冊子】「woman act.-女性が、どんどん主役になる-」

資料6-2 【冊子】「政策・方針決定過程への女性の参画を進めるために(その1)-クオータ制にかかる有識者意見-」

参考資料1 神奈川県男女共同参画推進条例 [PDFファイル/107KB]

参考資料2 神奈川県男女共同参画審議会規則 [PDFファイル/75KB]

参考資料3 附属機関の設置及び会議公開等運営に関する要綱 [PDFファイル/665KB]

参考資料4 神奈川県男女共同参画審議会傍聴要領 [PDFファイル/63KB]

当日配布資料 神奈川県男女共同参画審議会専門部会の部会委員の構成方針について(案) [PDFファイル/67KB]

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神奈川県

このページの所管所属は 県民局 くらし県民部 人権男女共同参画課 です。