本来道路の持つ重要な機能「交通空間、防災空間、環境空間」を十分果たし、快適な道路環境を形成するために障害となる電線類の地中化を行うため、電線類地中化5カ年計画基本構想に基づき、昭和61年から推進されたものです。
昭和61年度から実施された当初の地中化方式で歩道部に溝型の大型トラフを設置し、この中に電線類を収納しました。
道路本体の位置付けとし、特に法的な整備はされませんでした。平成7年度にCCBができてからは工費が高いこと、電線管理者の負担が大きいこと、法的な整備がなされていないことから実質的に採用されていません。
平成4年度より自治省の起債事業(都市生活環境整備特別対策事業)として実施されました。
キャブ方式がクライテリアの高い大都市の中心市街地でしか実施できなかったのに対し、電線管理者の負担がキャブに比較し安価だったため地方都市での地中化が可能となりました。
形式は現在主に実施されているCCB(多条管方式)と同じ構造です。
位置づけとしては地方自治体の行政財産であり、道路占用物です。このため国道での実施は不可能であり、道路管理者と地方自治体の人格が一致する場合のみ可能な方法です。
平成7年度より実施されている方式で現在の主流となっています。構造は多条管方式で建設費、電線管理者の負担をキャブに比較し、安価にできるメリットがあります。電線共同溝の整備に関する特別措置法により整備道路の指定、建設、国庫補助制度、管理等を規定しています。
当方式ができてから自治体管路方式のメリットはなくなったため(管理上も道路施設となるため有利)現在実施されている地中化方式はほとんどがCCB方式です。施設の位置づけは道路付属物です。
電線管理者がそれぞれ自らの費用で地中化を行う手法で昭和61年以前より実施されています。(NTTなどはかなり以前から幹線ルートを単独地中化しています)
位置づけは電線管理者の道路占用物であり、現在も電線管理者の理由から実施されることがあります。
| 種別 | 路線番号 | 路線名 | 整備区間 | 整備方式 | 事業年度 |
|---|
| 一般国道 | 134号 | 一般国道134号 | 三春町2~4丁目 | キャブ方式 | 平成7年度完了 |
|---|---|---|---|---|---|
| 久里浜4丁目 | 自治体管路方式 | 平成6年度完了 | |||
| 根岸町1~3丁目 | CCB方式 | 事業中 |
| 主要地方道 | 25号 | 横須賀停車場 | 汐入1丁目 | 自治体管路方式 | 平成8年度完了 |
|---|---|---|---|---|---|
| 汐入1丁目 | CCB方式 | 平成10年度完了 | |||
| 26号 | 横須賀三崎 | 大滝町~若松町 | キャブ方式 | 平成2年度完了 | |
| 若松町1丁目 | 自治体管路方式 | 平成8年度完了 | |||
| 上町2~3丁目 | CCB方式 | 平成15年度完了 | |||
| 27号 | 横須賀葉山 | 衣笠栄町 | CCB方式 | 平成12年度完了 | |
| 公郷2丁目 | 自治体管路方式 | 平成6年度完了 | |||
| 衣笠栄町1~3丁目 | CCB方式 | 平成19年度完了 |
| 一般県道 | 205号 | 金沢逗子 | 逗子2丁目 | 自治体管路方式 | 平成6年度完了 |
|---|---|---|---|---|---|
| 208号 | 浦賀港 | 浦賀町3~6丁目 | キャブ方式 | 平成7年度完了 | |
| 浦賀町4丁目 | CCB方式 | 平成13年度完了 | |||
| 211号 | 久里浜港久里浜停車場 | 久里浜5~7丁目 | 自治体管路方式 | 平成6年度完了 | |
| 311号 | 鎌倉葉山 | 逗子1~7丁目 | CCB方式 | 事業中 |
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