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電線地中化事業


印刷用ページを表示する 掲載日:2011年3月1日

電線地中化事業とは

本来道路の持つ重要な機能「交通空間、防災空間、環境空間」を十分果たし、快適な道路環境を形成するために障害となる電線類の地中化を行うため、電線類地中化5カ年計画基本構想に基づき、昭和61年から推進されたものです。

整備方式の種類

キャブ方式

昭和61年度から実施された当初の地中化方式で歩道部に溝型の大型トラフを設置し、この中に電線類を収納しました。

道路本体の位置付けとし、特に法的な整備はされませんでした。平成7年度にCCBができてからは工費が高いこと、電線管理者の負担が大きいこと、法的な整備がなされていないことから実質的に採用されていません。

自治体管路方式

平成4年度より自治省の起債事業(都市生活環境整備特別対策事業)として実施されました。

キャブ方式がクライテリアの高い大都市の中心市街地でしか実施できなかったのに対し、電線管理者の負担がキャブに比較し安価だったため地方都市での地中化が可能となりました。

形式は現在主に実施されているCCB(多条管方式)と同じ構造です。

位置づけとしては地方自治体の行政財産であり、道路占用物です。このため国道での実施は不可能であり、道路管理者と地方自治体の人格が一致する場合のみ可能な方法です。

電線共同溝方式(CCB)

平成7年度より実施されている方式で現在の主流となっています。構造は多条管方式で建設費、電線管理者の負担をキャブに比較し、安価にできるメリットがあります。電線共同溝の整備に関する特別措置法により整備道路の指定、建設、国庫補助制度、管理等を規定しています。

当方式ができてから自治体管路方式のメリットはなくなったため(管理上も道路施設となるため有利)現在実施されている地中化方式はほとんどがCCB方式です。施設の位置づけは道路付属物です。

単独地中化方式

電線管理者がそれぞれ自らの費用で地中化を行う手法で昭和61年以前より実施されています。(NTTなどはかなり以前から幹線ルートを単独地中化しています)

位置づけは電線管理者の道路占用物であり、現在も電線管理者の理由から実施されることがあります。

横須賀土木事務所管内電線地中化実施路線

種別路線番号路線名整備区間整備方式事業年度
一般国道134号一般国道134号三春町2~4丁目キャブ方式平成7年度完了
久里浜4丁目自治体管路方式平成6年度完了
根岸町1~3丁目CCB方式事業中
主要地方道25号横須賀停車場汐入1丁目自治体管路方式平成8年度完了
汐入1丁目CCB方式平成10年度完了
26号横須賀三崎大滝町~若松町キャブ方式平成2年度完了
若松町1丁目自治体管路方式平成8年度完了
上町2~3丁目CCB方式平成15年度完了
27号横須賀葉山衣笠栄町CCB方式平成12年度完了
公郷2丁目自治体管路方式平成6年度完了
衣笠栄町1~3丁目CCB方式平成19年度完了
一般県道205号金沢逗子逗子2丁目自治体管路方式平成6年度完了
208号浦賀港浦賀町3~6丁目キャブ方式平成7年度完了
浦賀町4丁目CCB方式平成13年度完了
211号久里浜港久里浜停車場久里浜5~7丁目自治体管路方式平成6年度完了
311号鎌倉葉山逗子1~7丁目CCB方式事業中

電線地中化施工写真

県道26号(横須賀三崎)横須賀市上町2~3丁目地内

整備前

写真:横須賀市上町2~3丁目整備前

(電柱が建ちならび、電線が縦横無尽にはりめぐらされている)

整備後

写真:横須賀市上町2~3丁目整備後

(電柱電線類が無くなり、景観的にもすっきりした)

県道27号(横須賀葉山)横須賀市衣笠栄町1~3丁目地内

整備前

写真:横須賀市衣笠栄町1~3丁目整備前

(電柱電線が道路上を張りめぐっている)

施工中

写真:横須賀市衣笠栄町1~3丁目整備中

(特殊部設置状況)

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