神奈川県の伝統的工芸品

掲載日:2016年10月27日

神奈川県の伝統的工芸品

 古くからわが国の生活文化の中で育まれ受け継がれてきた貴重な工芸品を現代に生きたものとして育成し、生活に豊かさと潤いを与えるとともに、地域産業の発展を図ることを目的として、昭和49年に「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」(伝産法)が制定されました。
 この法律に基づき、神奈川県では、鎌倉彫、箱根寄木細工、小田原漆器の計3品目が、経済産業大臣より、「伝統的工芸品」に指定されています。

鎌倉彫

鎌倉彫の作品
 鎌倉彫は、中国から伝来した彫漆品の影響を受けて、鎌倉時代に、禅宗寺院で使用される香合など、木製の器や調度に模様を彫刻し、漆を塗り重ねたものが始まりです。
 その後、茶道の普及から茶道具の製作を活発にし、広く珍重されるようになり、さらに明治を迎えると、今日見られるような様々な日常生活品が製作され始めました。
 鎌倉彫の魅力は彫刻に見られるノミの力強い動きと、潤いのある漆の光沢にあります。また、伝統的な技術と天然の材料で作られているため、極めて堅牢であることも生活者の心をひきます。
 鎌倉彫は、昭和54年1月より、経済産業大臣により伝統的工芸品として指定されています。

箱根寄木細工

箱根寄木細工の作品
 箱根寄木細工は、数多い天然有色材が持つ木材の色彩と木目を充分発揮させながら、伝承されてきた修練の手技により寄せ合わせて精緻な幾何学模様を作り出し、一定の厚みを持つ「種板」としてから、これを特殊な大鉋(かんな)で薄く削り、小箱などに貼付したり、寄木の無垢の素材をそのまま加工して製品にする手作りの工芸品です。
 この技術技法は、江戸時代末期に箱根町畑宿に始まり現在まで技術継承され、小田原、箱根地方が我が国では唯一の産地となっています。
 箱根寄木細工は、昭和59年5月より、経済産業大臣により伝統的工芸品として指定されています。

小田原漆器

小田原漆器の作品
 小田原漆器は、室町時代中期に箱根山系の豊富な木材を使用し、木地挽きされた器物に漆を塗ったのが始まりといわれています。その後、北条早雲より第3代北条氏康が塗師を城下に招いたことから、小田原漆器は発展していきました。そして江戸時代中期には実用漆器として継続的に江戸に出荷するなど、箱根関所を要する東海道屈指の城下町、宿場町として漆器づくり技術が確立されました。
 小田原漆器は、ケヤキ材などが持つ自然の木目を活かした「すり漆塗り」や「木地呂塗り」を特徴としており、盆、椀、鉢、皿等が主体となっています。
 小田原漆器は、昭和59年5月より、経済産業大臣により伝統的工芸品として指定されています。

伝統的工芸品に関するイベント等のご案内

平成28年度の催事
催事名会 場会 期概 要

関東ブロック伝統的工芸品展2016

http://www.nikkansc.co.jp/eve/dento/

ヒューリックホール

(東京都台東区浅草橋1-22-16)

平成28年11月4日金曜日から6日日曜日まで
10時から19時まで(4日は15時開始、6日は17時終了)

関東ブロックの伝統的工芸品の展示販売、製作実演等

伝統的工芸品展WAZA2017

東武百貨店 池袋店 8階催事場

(東京都豊島区西池袋1-1-25)

平成29年2月16日木曜日から21日火曜日まで

10時から20時まで(最終日は17時まで)

全国の伝統的工芸品の展示販売、製作実演等

※平成27年度の開催は終了しております。

催事名会 場会 期概 要

関東ブロック伝統的工芸品展2015

ヒューリックホール

(東京都台東区
浅草橋1-22-16)

平成27年11月23日月曜日
から25日水曜日まで

関東ブロックの伝統的工
芸品の展示販売、製作実
演等

伝統的工芸品展WAZA2016

東武百貨店 池
袋店 8階催事場

(東京都豊島区
西池袋1-1-25)

平成28年2月18日木曜日
から23日火曜日まで

10時から20時まで(最終
日は17日まで)

全国の伝統的工芸品の
展示販売、製作実演等
神奈川県

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