平成26年度古文書解読基礎講座を開催しました

掲載日:2014年12月5日

古文書解読基礎講座

平成26年度に神奈川県立公文書館が主催する古文書解読講座の第2弾として、「古文書解読基礎講座」が平成26年9月28日から10月26日までの各日曜日、全5回の日程で開催されました。

各講義の概要

第1回(9月28日) 江戸時代の「公文書」管理(神奈川県立公文書館 清水善仁)

江戸時代の村で行われていた「公文書」管理の実態とその思想について、公文書館収蔵資料から解説を行いました。

第2回(10月5日) 中世仏教史料への誘い(横浜市立大学 松本郁代講師)

鎌倉・室町時代の仏教史料の読み解き方について、多種多様な史料や写真を取り上げながら解説がなされました。

第3回(10月12日) 公家華族の海外留学-三条公恭の光と影-(日本大学 刑部芳則講師)

明治時代の公家華族である三条公恭の書簡を通して、三条の思想や行動、さらにはその背景などを明らかにしました。

第4回(10月19日) 大磯宿小島本陣文書を読む(大磯町郷土資料館 富田三紗子講師)

江戸時代、大磯宿に存在した小島本陣の文書から、当時の本陣経営や小田原藩との関わりなどについて触れられました。

第5回(10月26日) 将軍継嗣問題と島津斉彬(聖徳大学 大庭邦彦講師)

幕末の将軍継嗣問題にあたり島津斉彬がどう考え行動していたのか、当時の時代状況をふまえつつ解き明かされました。

第1回の風景 第2回の風景 第3回の風景 第4回の風景 第5回の風景

展示解説・施設見学会

本講座では、10月5日に企画展「『学び』でつなぐ人々のあゆみ」、10月26日に企画展「『基地県』かながわと人々」の展示解説を、10月12日に公文書館施設見学会を実施しました。それぞれ多数の受講者の方にご参加をいただきました。

展示解説の様子 

ご参加いただいた方からは、「神奈川の学制について良く分かりました」「改めて神奈川県の米軍基地の位置付と現状を知る機会に接し、興味深く有意義でした」などのご感想をいただきました。

講座を終えて

講座終了後のアンケートでは、本講座の全般についておおむね好意的なご感想をいただきました。あわせて、対象とする古文書や時間配分、講座の具体的な内容などについても、多数のご意見をいただきました。お寄せいただいたご意見・ご感想は、今後の講座の企画に生かしていきたいと思います。

なお、一部アンケートで「何度も繰り返し講義を聞きたいと思いますが、毎回応募してもよいのでしょうか。」とのご質問をいただきました。本講座は毎回応募していただいて構いませんので、ぜひ来年度もご応募ください。

平成26年度第3弾は「古文書解読応用講座」です!

公文書館では、平成27年2月15日、22日および3月1日に「古文書解読応用講座」を開催する予定です。開催案内につきましては、公文書館ホームページや「県のたより」などに掲載いたしますので、ご確認のうえ、ぜひともご参加ください。

神奈川県

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