ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
【現在地】  ホーム > くらし・安全・環境 > 人権と協働 > 人権・男女平等 > かながわの女性応援サイト > チャレンジウーマン 大羽 りん(おおば りん)さん

チャレンジウーマン 大羽 りん(おおば りん)さん


印刷用ページを表示する 掲載日:2011年3月1日
かながわの女性応援サイト
チャレンジウーマン

大羽さん写真

株式会社シー・コミュニケーションズ 代表取締役

生涯忘れることのできない講座との出会い

受講講座名 女性起業家入門講座 
 私のまわりに会社を作ろうという友人がいなかったためか、会社を作りたいと思う自分はひどく変わり者ではないかと思っていました。講座を受講して実は私と同じように、会社を作りたい、独立したい、もっとがんばって仕事したいと思う女性がたくさんいることが分かりました。

 エネルギッシュな方々に囲まれながら自分も勇気付けられ、パワーをもらいました。とくに講座終了後、実際に会社を設立してからは常に一人で孤立奮闘の状態だったので、同じ志を持つ当時の受講生と交流することにも大きな意義がありました。同じような悩みや問題を抱えているため、お互いに知恵を出し合ったり、アドバイスをし合ったりすることで解決できる問題もありました。

 何よりも自分は一人ではない、仲間がいるという意識を再認識できたことが大きかったと思います。この仲間は一生モノの財産です。


これまでの道のり

私の大学時代はちょうどバブルの絶頂期、ちょっとがんばれば通訳や翻訳のアルバイトがいっぱいできました。授業そっちのけで通訳や翻訳のアルバイトばかりしていました。今思うと当時の語学力は貧弱だったのですが、若さと周りの優しさがあったのでしょうね。とくにトラブルもなく、良い仕事に恵まれました。気が付くと通訳学校に通い、通訳という仕事をしたいと思うようになりました。

 就職先は総合商社。翻訳・通訳の経験を買われて中国部に配属され、社内の翻訳と通訳を担当しました。自分より中国語が上手な先輩がたくさんいて、業務経験もたくさんあり、ちょっとしたカルチャーショックでしたね。まだまだ勉強が足りないことを痛感しました。先輩や上司、周りの方にいろんなことを教えてもらいながら、中国要人が来社した際には社長など重役の出席する会議で通訳を務めるまでになりました。

 しかし、出産のため5年後に退社。大学時代にお世話になった中国語の翻訳会社に拾ってもらい、5年ほど社内翻訳者として翻訳の仕事をしました。通訳も面白いのですが、ゆっくり時間をかけて訳文を推敲できる翻訳という仕事もかなり気に入りました。何よりも将来自宅で子育てしながらできるのではないかと淡い期待がありました。

 ところが、時代が変りインターネットの普及により翻訳業界に激震が走りました。ネット環境の向上で文字化けの問題も解消されるようになって、翻訳業務はコストの安い中国へ出す会社が多くなり、お世話になった翻訳会社も規模縮小のため、リストラされてしまいました。

 そこで派遣社員として別の総合商社で中国語の翻訳・通訳に再び従事することになりました。それまで翻訳会社では私の訳文をチェックするチェッカーがおりましたので、仕上がりを気にすることなく、とにかくスピーディーに初稿の訳文を打ち込んでいけばよかったのですが、そこでは翻訳要員は私一人。つまり完成度の高い状態で訳文を提出しなければなりません。スピードに加え、正確さも要求されるのです。しかも翻訳会社では中国語から日本語に(母国語の方向)だけを訳せばよかったのですが、今度は双方向の翻訳が必要でした。ここでは日本語から中国語に訳す訓練と正確に訳文を仕上げる訓練を積むことができました。しかも翻訳する文書が次々に回ってくるので、スピードもかなり速くなりました。

 このように修行を重ね、自分の翻訳に自信が出てくるようになると、「独立」という二文字が頭に浮かぶようになったのです。自宅で子供の面倒を見ながら通勤のない仕事ができる。また10年近く翻訳や通訳をやってきた自分の実力を確かめたいという思いもあり、ついに会社を設立し、独立することに決めたのです。

 会社を設立してから1年半になります。少しずつではありますが仕事が増え、仕事の範囲も翻訳・通訳から中国語講師、中国事情・中国ビジネスマナーの講演など幅が広がって来ています。自分を勇気づける意味でブログを毎日書いて、自分にエールを送り続けています。かつて江の島で夢を語り合った仲間と励まし合いながら、子供が大きくなる頃にはもっとしっかりした会社に育て上げたいと思っています。


これからチャレンジする素敵な仲間たちへ

起業するのって難しそうですよね。事業計画を立てて、その通りに行動をしていく。または売上目標を立てて、実現できるよう努力していく。

でも実はどの業界のどの職種でもこれは同じこと。例えば学校の先生も年間の授業計画を立てて、それに沿って消化していく。会社勤めをしていても、営業職でも事務職でも技術職でも仕事の進め方は大同小異、これに近いものだと思います。したがって社会人としての経験があれば、できるはず。

上司にお伺いを立てずに、自分の決めた方針で物事を進められるのって、本当に快感です。ぜひ、これを皆さんにも味わって欲しい。一緒にがんばりましょう。

このページの先頭へもどる

本文ここで終了