定例記者会見(2019年9月3日)結果概要

掲載日:2019年9月3日

発表事項

令和元年度9月補正予算案等の概要

 はじめに「令和元年度9月補正予算案等」についてです。
 それでは、「令和元年度9月補正予算案等の概要」の1ページをご覧ください。ローマ数字「I(ローマ数字の1)」の「補正予算案について」です。今回の9月補正予算案では、「セレクト神奈川NEXT」による企業立地の促進など、早急に対応する必要がある事業について、措置することといたしました。
補正予算案の規模は、上段の表に記載のとおり、「一般会計」が、3,200万円、「特別会計」が1億9,500万円、合計で、2億2,700万円です。
 また、一般会計の財源内訳ですが、中段の表に記載のとおり、一段目の、「繰入金」が1,800万円、二段目の、「繰越金」が1,400万円となっています。
なお、県税については、一部計上を留保していましたが、最近の税収動向を踏まえ、今回は繰越金を計上しています。
 次に「2 補正予算案の主な内容」について、ご説明します。
 一つ目のマル、新たな企業誘致施策である「セレクト神奈川NEXTによる企業立地の促進」です。県内企業の再投資や中小企業の立地に対する支援を拡充・強化するとともに、特定の地域に限定して支援対象産業の拡大等を行うことにより、県内経済の更なる活性化と雇用の創出を図るもので、限度額170億円の債務負担行為を設定します。
 2ページにお移りいただきまして、「共生社会仕組みづくり外出支援モデル事業費」です。 補正予算額は、795万円です。誰もが支え合い、受け入れ合う持続可能な共生社会の実現に向けて、交通不便地域において移動手段に困っている人々を、地域住民、市、NPO等が互いに協力して支える外出支援モデル事業について、県としてもスタートアップを後押しします。
 次のマル、「RPA推進事業費」です。補正予算額は、1,945万円です。業務の効率化により、県庁の働き方改革を推進するため、通勤手当の認定など、定型的な業務をソフトウェアロボットを活用して自動化するロボティック・プロセス・オートメーション、いわゆる「RPA」を導入します。
なお、3ページ以降に詳細な内容を資料として添付しておりますので、そちらも後程ご覧ください。
少し飛びまして、5ページをお開きください。ローマ数字のII(ローマ数字の2)、「条例案等について」です。「1 提出予定議案の内訳」ですが、表に記載のとおり、条例の制定1件、条例の改正11件、工事請負契約の締結3件、工事請負契約の変更3件など、合計19件の提案を予定しています。
 続いて、「2 主な条例案」をご覧ください。今回の議案の中で、主なものを説明します。 まず、一つ目のマル、「神奈川県流域下水道事業の設置等に関する条例」についてですが、 経営基盤の強化と財政マネジメントの向上を目的に、流域下水道事業に地方公営企業法の財務規定等を適用するため、神奈川県流域下水道事業の設置等に関する条例を制定するものです。
 次に、二つ目のマル、「企業の立地の促進に係る不動産取得税の税率の特例に関する条例の一部を改正する条例」ですが、先程申し上げました新たな企業誘致施策「セレクト神奈川NEXT」の一環として、不動産取得税を軽減するため、所要の改正を行うものです。
 次に、三つ目のマル、「神奈川県青少年保護育成条例の一部を改正する条例」ですが、いわゆる「自画撮り被害」を未然に防止するため、青少年に対し、当該青少年に係る児童ポルノ等の提供を求めることを禁止するなど、所要の改正を行うものです。
 次に、四つ目のマル、「神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例の一部を改正する条例」ですが、健康増進法の一部改正に伴い、法による規制が上回ることとなった規定を削除するなど、所要の改正を行うものです。
 なお、8ページ以降に詳細な内容を資料として添付しておりますので、そちらも後程ご覧ください。その他の議案については、資料に記載のとおりです。

「神奈川県企業立地トップセミナー」を開催

 次に、「神奈川県企業立地トップセミナー」の開催についてです。県では、補助金や税制措置などで企業の立地を支援する「セレクト神奈川100」により、企業誘致に取り組んできました。
 このたび、この「セレクト神奈川100」に続く施策として現在策定中の新たな企業誘致施策「セレクト神奈川NEXT」の支援内容のほか、神奈川の魅力や神奈川に立地するメリットなどを紹介するトップセミナーを開催します。
 開催日は10月28日、会場は東京都千代田区のホテルグランドアーク半蔵門です。資料記載のホームページから参加のお申込みができます。
 本セミナーでは、私が「神奈川が企業立地で選ばれる4つの理由」というテーマで講演を行います。また、新たな事業所の立地先として、この神奈川を選んでいただいた企業の方から、生の声をご紹介していただきます。
 お話しいただくのは、本社・工場を綾瀬市に新設した、精密金属加工部品等を製造する株式会社ミズキの代表取締役である水木 太一さん。そして、研究開発拠点を横須賀市に新設した、産業・医療ガス等を製造する日本エア・リキード株式会社の代表取締役社長である矢原 史朗さんです。当日は、このお二人と共に、神奈川に立地するメリットを大いにアピールして、企業立地を働き掛けてまいります。
 多くの企業の皆様のご参加をお待ちしております。

新たに3件の未病関連商品・サービスをME-BYO BRANDに認定しました!

 次に、「新たなME-BYO BRANDの認定」についてです。県では、県民の皆様の未病改善の促進と、未病産業の市場拡大に向け、未病の見える化や改善につながる優れた商品・サービスを「ME-BYO BRAND」として、医療や産業分野などの有識者による審査会を経て、これまでに14件認定しています。
 この度、新たに3件の商品・サービスを認定しましたのでご紹介いたします。一つ目は、オムロンヘルスケア株式会社の「ひざ電気治療バンド」です。これは、ひざ下に装着して、歩行中に電気刺激を与えることで、ひざの痛みをやわらげ、ウォーキングをサポートする電気治療バンドです。ひざが痛いと歩かなくなって筋力が低下し、さらに歩かなくなるという悪循環につながるおそれがありますが、この商品により無理のないウォーキングの継続をサポートすることで、未病の改善につながることが期待できます。
 二つ目は、第一生命保険株式会社の「健康診断割引特約」です。皆様のお手元にもリーフレットを配付していますが、生命保険契約時に、健康診断結果を提出するだけで保険料が割り引かれる特約で、BMIや血圧等が一定の基準を満たせば、さらに保険料が割り引かれます。健康診断の受診を契機として生活習慣の改善を促すことで、未病の改善につながることが期待できます。
 三つ目は、株式会社ナノカムの「AUSIROシリーズ」です。これはナノ粒子を用いた、抗菌・抗ウイルスのスプレーです。スプレーしたナノ粒子が、菌やウイルスに付着すると、菌の自己融解やウイルスの不活性化が起こり、これにより感染症を未然に防ぎます。
感染症を未然に防止する生活環境をつくり出すことで、未病の改善につながることが期待できます。
 今回認定した3件を含め、「ME-BYO BRAND」に認定した商品・サービスについては、今後も、企業と連携し、展示会や未病普及イベント等において積極的にPRを行い、未病産業の魅力を広め、市場の拡大を図ってまいります。

健康・未病川柳コンクール 作品募集します!

 次に、「健康・未病川柳コンクール作品募集」についてです。誰もが笑って生き生きとくらせる神奈川の実現に向けて、より多くの方々が未病改善に関心を持ち、行動に移していただくきっかけづくりとして、健康・未病に関する川柳を募集します。
 このコンクールは、毎年話題となる「サラリーマン川柳コンクール」を実施する第一生命保険株式会社と共催で行うほか、大塚製薬株式会社、サンスター株式会社、横浜マリノス株式会社に協力いただいて実施します。ポスターはこちらです。作品例として、「サラリーマン川柳コンクール」の作品から「きれいだと ほめてもらった 胃の写真」を記載しています。このような、ユーモア、ウイットに富んだ作品を期待しております。
 応募期間は、本日から、10月22日火曜日までです。応募資格は、神奈川県に在住、在学、在勤の方で、年齢は問いません。応募方法は、はがきで郵送いただくか、県ホームページから行っていただきます。神奈川県知事賞はじめ、全部で6つの賞を用意しておりますので、素敵なペンネームを添えてご応募ください。多くの皆様のご応募をお待ちしております。

「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念を広めるイベント「みんなあつまれ」の秋開催が決定!

 次に、「みんなあつまれ」の秋開催が決定!についてです。
 みんなで同じ体験を共有し、「ともに生きる」ことを体感するイベント「みんなあつまれ」の秋開催の3回分が決定しましたのでお知らせします。春開催に引き続き、地域のイベントと連携して、9月28日土曜日と29日日曜日に藤沢市民まつり、10月12日土曜日にアシガラマルシェ、10月20日日曜日に、ホッチポッチミュージックフェスティバルというラインナップで、開催します。このうち、日本大通りで10月20日に開催する「みんなあつまれinホッチポッチミュージックフェスティバル」が「みんなあつまれ」としては最大規模になります。
 当日はテーマソング「So Life Goes On」を作ってくれたクレイ勇輝さんの出演のほか、誰もが同じステージでさまざまな音楽をお届けする、「オールジャンルの音楽ステージ」や、テーマソングを学生チームが躍るダンス大会など、音楽やダンスのステージパフォーマンスがあります。また、パラスポーツの体験やアートのワークショップ、飲食物・グッズの販売などお楽しみが盛りだくさんですので、皆様の参加をお待ちしております。

「カナガワ リ・古典プロジェクト in秦野」を開催!

 次に「カナガワ リ・古典in秦野を開催」についてです。「カナガワ リ・古典プロジェクト」は、神奈川県ゆかりの伝統文化を新しい発想で活用し、現代を生きる文化芸術として再発信する取組みであります。今年は、「ラグビーワールドカップ2019」の開催に合わせ、神奈川県ゆかりの伝統文化をデジタル映像と組み合わせ、外国の方にも楽しんでいただけるよう展開します。
 今回、義太夫節浄瑠璃の人間国宝 竹本駒之助さん、83歳がデジタル映像と初めてコラボします。
開催日は10月20日日曜日で、秦野市文化会館で実施します。また、関連イベントとして『「湧水とたばこのまち・秦野」トーク&まち歩き』を10月12日土曜日に、そして「かながわ物産展はだのマルシェ」を10月20日日曜日に開催します。
 「はだのマルシェ」では、秦野の魅力を肌で体感いただける体験型ワークショップや、秦野や県内各地名産・特産を紹介する店舗が出店し、御来場の皆様に楽しんでいただける内容になっています。詳しくは記者発表資料をご覧ください。この機会にぜひ秦野にお越しください。

ポンタナで県内の文化芸術・観光情報を発信!

 次は、「ポンタナで県内の文化芸術・観光情報を発信!」についてです。サイネージ型情報スタンド「ポンタナ」とは、本棚をもじってつけられた名称で、いわゆる電子本棚です。
 「ラグビーワールドカップ2019」の時期には、国内外から多くの観光客が訪れることが見込まれています。そこで、株式会社ミライトと、みなとみらい地区の商業施設のご協力のもと、県は、みなとみらい地区の商業施設に「ポンタナ」を試行的に設置し、県内の魅力的な文化芸術・観光情報を発信します。設置台数、場所、期間は資料記載のとおりです。
 こちらの「ポンタナ」をご覧ください。「ポンタナ」は、通常のデジタルサイネージのように動画や画像を表示するとともに、興味を持ったコンテンツを選んで、スマートフォン等にダウンロードし、持ち帰ることができます。画面は3段に分かれており、一番上に動画、2段目と3段目に静止画が表示されています。コンテンツのダウンロードの方法ですが、まず、スマートフォンなどで、「ポンタナの」画面上のQRコードを読み取ります。
 その後、興味を持ったコンテンツの画像をタッチすると、選択したコンテンツのデータがスマートフォンにダウンロードされ、持ち帰ることができます。
 多くの方の目に触れる商業施設に「ポンタナ」を設置し、浮世絵カフェや、ビオトピアをはじめとした県内の文化芸術・観光情報を、多言語で発信していきますので、ぜひみなさんもご利用ください。

ラグビーワールドカップ2019(TM)開催都市主催事業開催「流鏑馬」や「浮世絵デジタルアート」で皆様をお迎えします

 次に、「ラグビーワールドカップ2019開催に合わせて実施する文化プログラム」についてです。県では、「ラグビーワールドカップ2019」の開催期間中に、県庁前日本大通り及び県庁本庁舎において、神奈川県ゆかりの伝統文化などを伝える文化プログラムを実施します。
まず、10月27日日曜日に日本大通りで「ラグビーワールドカップ2019開催記念流鏑馬」を実施します。こちらのイメージ映像を御覧ください。
 首都圏主要公道での「流鏑馬」ということで、日本大通りを閉鎖し、馬の脚を傷めないように特設馬場を設置します。、これは砂をずーっと入れるわけです。特設馬場を設置して県としてもこれまでにない大きなチャレンジです。
 また、10月26日土曜日から11月3日日曜日の夜は、「浮世絵アートウイーク2019」として、日本大通りで、浮世絵を題材にしたデジタルアートを展示し、江戸時代にタイムスリップしたような装飾で通りを彩ります。
 さらに、10月26日土曜日と27日日曜日には、県庁本庁舎で「神奈川伝統・映像アートウォーク2019」を実施します。能楽・日本舞踊の体験ワークショップや神奈川県ゆかりのアニメなどの上演をお愉しみいただけます。
 「ラグビーワールドカップ2019」をご覧になる外国人の皆様をはじめ、多くの皆様のお越しをお待ちしております。

知事出席主要行事

 知事出席主要行事については、事前に送付した資料のとおりですが、そのうち、4件コメントしておきます。
 まず、9月4日水曜日18時30分から20時まで、本庁舎大会議場において、「第27回“対話の広場”Live神奈川」を開催します。今回は、「住まいの省エネ・創エネ・蓄エネを考えるエネルギーの地産地消を目指して」をテーマに意見交換をします。
 その中で、新たな取組みとして、分身ロボット「オリヒメ」を活用し、ALS患者である、高野元さんに遠隔でご自宅から参加いただけることになっています。
 「オリヒメ」が対話の広場の会場にいます。そして高野さんがご自宅にいらっしゃいます。この状態で、分身ロボットを使って意見を発表していただく、こういうことをやってみようとしています。この「オリヒメ」というのは、入院や障がいなどによる移動の制約を克服し、利用者がオリヒメを介して、周囲を見回したり、聞こえてくる会話にリアクションをするなど、あたかも「その人がその場にいる」ようなコミュニケーションが可能となるロボットです。ぜひ、取材にお越しいただきたいと思います。
 ここにいて誰かしゃべったら、そちらの方を高野さんが気になったら見るという、まさに高野さんがそこにいるような、皆もそう感じるし、高野さんはこれを通じて議論に自由に参加できます。
 次に、9月5日木曜日11時40分から横浜中華街の山下町公園で行われる「日本のラグビー発祥地 横浜」記念碑除幕式に出席いたします。イギリスの世界ラグビー博物館から、1866年に設立された横浜フットボールクラブ、現在のYC&ACが、アジア最古の「ラグビークラブ」であると認められたことから、ラグビーワールドカップ開催年の今年に合わせて、関係者が建立した記念碑の除幕式です。
 次に、9月9日月曜日14時20分から、本庁舎4階正庁において、ポルトガルパラリンピック委員会と事前キャンプに関する協定締結式を行います。事前キャンプを受け入れる施設は、来年4月にリニューアルオープンする藤沢市の神奈川県立スポーツセンターです。
 式では、藤沢市の鈴木市長、同国パラリンピック委員会のレイラ選手団長とともに、協定書に署名を行います。
 次に、9月12日木曜日11時40分からラグビーニュージーランド代表・オールブラックスのヘッドコーチ、スティーブ・ハンセン氏の表敬訪問を県庁本庁舎正庁にて行います。
 ハンセン氏は、ニュージーランド代表のヘッドコーチに就任され、同代表チームをラグビーワールドカップ史上初の連覇に導きました。ラグビーワールドカップ2019出場のために来日中のハンセン氏は、過密なスケジュールの中訪問してくださいます。ぜひ、取材にお越しください。

質疑

ラグビーワールドカップについて

記者: きょうの記者発表でも言及がありましたけれども、ラグビーのワールドカップが、いよいよ今月から始まるということですが、県内でも盛り上がりを、開幕に向けて見せていると思いますが、知事の期待というか、受け止めというか、その思いをお聞かせいただければと思います。

知事: そうです、ラグビーの開催地、横浜と神奈川の合同チームで勝ち取ったわけです。しかも、決勝戦、準決勝戦を含む7試合、一番良い試合が、全部この横浜、神奈川で見られるということになりました。その日に合わせて、さまざまな準備をしてきたわけでありますけれども、いよいよその本番が直前に近づいたということで、本当に胸の高まりを抑えきれない、そんな感じであります。このラグビーワールドカップ、世界3大スポーツイベント、だからオリンピックに並び立つようなイベントということです。日本では、これまでそれほど馴染みが無かったと言わざるを得ないと思いますけれども、しかし、前回4年前のロンドンワールドカップで非常な盛り上がりを日本でも見せたと。五郎丸をはじめ、日本代表チームがあの南アフリカを撃破するという、ラグビーの中でも本当に歴史に残るような偉業を成してくれたことによって、世界中に日本ラグビーがとどろき渡ったということがあった。私もロンドンの大会を見に行っておりましたけれども、その街中挙げての盛り上がり、世界の目がここに集まっているというその実感。それはもう大変なものでありました。それがもうすぐ、この横浜で行われるということです。日本選手に、ぜひあの時のような、奇跡的な頑張りを見せてほしい。そしてまた、試合が進むにつれて、どんどん、どんどん盛り上がっていくような、そんな流れを作っていっていただきたいと思います。それとともに、外国からたくさんの方が、お見えになります。その方々をこれまでもいろいろな、さっきも文化プログラムのことをお話ししましたけれども、お迎えする準備は万端整っておりますので、まさに、おもてなしの心を持って、また神奈川に行きたいな、横浜に来たいなと、皆さんに思っていただけるように、しっかりと対応していきたいと思っています。

ポンタナで県内の文化芸術・観光情報を発信!について

記者: きょうの記者発表でポンタナの紹介があったと思うのですが、取りあえず、今回はラグビー開催に合わせてということですが、来年は、東京オリンピック・パラリンピックが行われますけれども、そこで導入というか、今回は、みなとみらいで3台ということですけれども、台数を増やしたりとか、そういう方針は今の時点であるのでしょうか。

知事: これ実際に設置してみて、どのくらいの方がタッチしてくださるのか、どのくらいの方が、このダウンロードを実際にしてくださるのか、そういったデータを集積して、それを分析しながら、来年どうするかというものを決めていきたいと思っています。

ラグビーワールドカップの準備について

記者: 今のラグビーの関連で、もう後何日というところになっていると思いますが、先程、迎える準備が段々整っているという話もありましたが、現時点で、準備の達成度がどの程度か。もし足りなければ、あとちょっとこうして行ける部分がある、もし、もう十分だということであれば、にぎわいを確実にしていくために、これから後、数日、何が必要かという、お願いできますか。

知事: 基本的には足りない部分は無いと思っています。準備万端整ったというところだと思います。1,000通りの観光ツアーなんていうのも用意してまいりましたけれども、これも間に合いましたし、ただ、これからやるべきことというのは、そういった、せっかくいらした皆様を観光の方でもお楽しみいただくということに対して、着実にそういった皆さんの思いをつなげるということです。これがやはり最後の詰めのところだと思います。

記者: では、用意した1,000通りとかの観光施策をしっかり実行していくというか。

知事: そうです。来られた方が、せっかく1,000通り用意してあるにもかかわらず、その情報に触れることなく、どこかに行ってしまうというのは一番残念なことでありますから、必ず皆さんのアンテナに引っ掛かるように、今までもずっとやってきているわけですけれども。現地を飛び立つ前、旅前ということでも、さまざまに引っ掛かるようにずっとやってまいりましたし、来られた後も、宿泊しているホテル等々も含めて、それに引っ掛かるように、そういうことをやってきましたから、そこを着実にやっていくということがこれからの大きな仕事になるのではないでしょうか。

セレクト神奈川NEXTについて

記者: 後、補正予算なのですけれども、セレクト神奈川NEXTは、今回、債務負担行為のみの設定だと思うのですが、11月にはもう活動するということで、今回、補助金関連の予算をつけなかった意味とか意義とかあるのでしょうか。

知事: 今回、セレクト神奈川NEXTの内容を検討するにあたりまして、まず、セレクト神奈川100における企業立地の動向や誘致実績を検証いたしました。
その結果、企業誘致において、近隣他県との地域間競争が激しくなっている中、県外・国外からの誘致に加えて、既存の県内企業の県外への流出防止、これが喫緊の課題だということが分かりました。
それとともに、県内でも地域によって企業立地件数に偏りがあって、その解消が必要であることが明らかになりました。
 そこで、セレクト神奈川NEXTでは、こうした課題への改善策を盛り込んだところでありまして、この改善した制度を早期に開始した方がよいと判断したものであります。
 補助金はないのかというと、お金の使い方ですけれども、やはりある程度ダイナミックに、ある程度ボリューム感を出してご提示するということ。これもセレクト神奈川100でもやってまいりましたから、そういう流れを汲んで、やはり皆さんのハートに届くような、そんな企業誘致施策になるように、そのような形にしているわけであります。

記者: 11月に始まるネクストの補助金部分の予算はいつ頃最初につけていきたいとお考えですか。

企業誘致・国際ビジネス課長: 11月から新しい制度をスタートさせまして、実際に補助金を交付するに当たっては、企業の方から計画書を出していただきまして、それを審査した後で認定という行為を行わなければいけません。その認定の作業までいくのに、おそらくタイムラグがあると考えておりますので、実際の補助金の予算については、しばらく時間が経ってからつけるという形で考えています。

横浜市のIR誘致について

記者: 横浜市議会できょう開催のIR関係の誘致に向けた予算を盛り込んだ、補正予算で審議されることになりますが、これに対応して、県が、今度の議会で何か案というものを提案する予定は今のところありますでしょうか。

知事: 今度の議会で県の方から何かを提出するということはないと思います。当然議会ですから、ご質問があればお答えするということになると思いますけれども、予算措置等々、何か特別なことを今からやっていくということではありません。

セレクト神奈川NEXTについて

記者: 先程のセレクト神奈川NEXT、知事の今の説明にもありましたように、県内のいわゆる地域偏在を改善するということで、三浦半島と県西地域に限ったメニューがここに含まれています。
その中でも、宿泊であったりとか未病産業という新メニューがあるわけですが、そこの項目を盛り込んだねらいを改めてお願いします。

知事: 圏央道の開通等に伴って、企業誘致において近隣他県との地域間競争が激しくなっている。そのような中、今後も本県の高度な産業集積の維持発展を図っていくためには、県外・国外からの企業誘致に加えて、既存の県内企業の県外への流出防止ということが重要であります。
 そこで、県内再投資についても新たに補助金による支援対象としたいと考えているところです。また、これまで、セレクト神奈川100により、企業誘致を進めていく中で、特に、横須賀・三浦地域及び県西地域の企業立地が少ないことが分かりました。こうした地域的な偏りを解消するため、両地域に限定した地域振興型産業として食料品、飲料製造業を支援対象に追加したいと考えているところです。

県内におけるインバウンドについて

記者: 先程あったインバウンドの話なのですが、ここ数年、国内全体では訪日の外国人客数が増えているものの、神奈川では2017から2018年にかけて減ったという数字もありまして、今回、そういうラグビーワールドカップを期に来てもらって、今後つなげていくために、本当の意味で、県だけでは限界があるかもしませんが、必要なことってどんなことでしょうか。

知事: まず、神奈川県内の観光の特色として、日帰り観光が圧倒的に多かったということがあります。宿泊していただけないということです。宿泊客の増加の伸びもそうなのですけれども、それ以上に消費額です。これがやはり伸びが弱かったところがあります。そういったあたりが大きな課題になっていたと思います。
 ですから、できる限り宿泊をしていただきたいということです。そのために今この周りを見ていただいて分かりますように、大変な建設工事ラッシュで随分宿泊施設が増えてきているのではないかと思います。これらを最大限活用することによって、宿泊客数を増やしていく。これが非常に大事なことではないかと思っています。
 それとともに、先程の1,000通りの観光ツアーといった中で、今まで観光地として認識されなかったようなところ。それを職員が必死になって頑張って、発掘して磨き上げてまいりました。メニューを見ていただきますと、「あれ、こんなところに行けるのですか。」のような、そういういろんな驚き、発見というのがあると思います。
 そういった新たな観光のスポットというものをたくさん用意いたしましたので、そういった中で実際に始めてみて、実際にその観光客の皆さんの反応などを見ながら、さらにブラッシュアップしていくということによって、神奈川の観光の魅力というものをさらに増していきたいと考えています。

9月補正予算案について

記者: 共生社会仕組みづくりのことなのですが、これまで交通会社さんとか、ミニバスとかの充実とかそういう部分もされていると思うのですけれど、そういうハード面ではなくて地域が自ら行う部分の後押しを県がしていくということの意義を改めてお願いできますか。

知事: 県は共生社会の実現に向けた取組みの検討に当たりまして、県内33市町村にヒアリングを行ってまいりました。その中で、複数の地域では交通不便地域における移動手段の確保が喫緊の課題となっているものの、住民の方々や市町村等だけでは解決への一歩を踏み出せないでいると、こういった実態が明らかになったわけです。これらの地域から、今後自分たちが主体的に取り組んで仕組みをしっかり構築していくので、県に対し、担い手向け研修などそのスタートアップ支援をお願いしたいと声があがったものであります。
 そこで、県としては、共生社会の実現に向けて、広域性、専門性の観点からの技術的支援を地域に対して行うとともに、その解決策の仕組みづくりのスタートアップを後押しして、その成果を県全体に展開してまいりたいという思いの中で、県が支援することになりました。

あいちトリエンナーレ関連の知事発言について

記者: 先週のですね、あいちトリエンナーレ関連の黒岩知事の発言についてなのですが、きのう外国特派員協会であいちトリエンナーレの実行委員会の方が記者会見して、先週の黒岩知事の発言を批判されているんですけれども、検閲だということで批判されたりですとか、昨日神奈川の弁護士の団体がですね、表現の自由の侵害だということで抗議表明をされました。改めてこうした動きについてどういうふうにお考えでしょうか。

知事: そういった声を聞いて、それと私の親しい人などからも、そういう批判の声を出される方がいらして、ただその声に対して、私自身の中で響くものがないと言うか、なんだろうなという感じがすごくあったのが正直なところです。
 何かというと、私の思いと、皆さんが受けとめているものとは違うなという感覚がすごくありました。私はなにも、検閲をして自分の気に食わないものを全部、展示とか表現とかをさせないぞなどという思いは全くないわけでありまして、先週の会見の中でも冒頭申し上げたのは、表現の自由といったものは、とにかく非常に大事なものだと私は理解しているということを、まず申し上げて話し始めたのでありますけれども、どうしてこのギャップと言いますか、自分の中の思いと皆さんの受け止め方の間で、こんなに大きなギャップがあったのかという事をよく考えてみました。
 私が一番言いたかったのは、実は慰安婦像問題だったのです。つまり、私の頭の中にあったのは、慰安婦像を展示することに対して税金を出すということはとても県民の理解を得られないだろうという思いがあった。私の思いの中で慰安婦像問題というのと、表現の自由という問題は、全然別の問題だと思っていました。だから、慰安婦像問題とは何か。慰安婦問題というのは、ずっとあったわけですから、さまざまな過程においてどうだったこうだったり、いろんなことはありました、議論としては。
 しかし、やはり将来の日韓関係といったものを、作っていくためということで、例えば河野談話というのが、平成5年にありました。そして本人たちの意思に反して行われた、そういうものがあったのだろうといったことは基本的にはそういう慰安婦問題そのものをまず認めたということになりました。その後、平成27年には安倍内閣総理大臣談話でやはりそれを追認する形で、はかり知れない損害と苦痛をわが国が与えた事実があったというようなこともありました。そしてまたそのことについては、日本政府としても心からお詫びと反省をする気持ちというものを何度も申し上げてきたわけであります。そして2015年、ソウルにて日韓外相会談が開催されて、本件について妥結に至り、慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決されることが確認されましたということだったわけです。同日後刻、日韓首脳電話会談も行われ、両首脳はこの合意に至ったことを確認し、評価したといったところでありました。ところがですね、これが今の文政権になってから、もともとはそういった合意の中で日本も韓国の財団に10億円出した、そうしたら、韓国のソウルの日本大使館前にあった、そういった慰安婦像は撤去する話だったのだけれども、撤去されないままになっている。そういうところが17年5月に発足した文在寅政権は、合意したからといって解決したわけではないということを言って、そして何やっているかといったら、その慰安婦像を世界中に建てて、そして、かつての約束を全部反故にして、日本がいかに悪辣だったかという大キャンペーンを世界中に展開しているわけです。それを日本政府としては、冗談ではないと繰り返し、繰り返し言っているのが、今の現状だと思います。そのような一環の流れの中で、慰安婦像の展示を、先週は仮定の話ですから、もし神奈川でやるというのはどうなのだという、慰安婦像の展示を神奈川でやるときに、県はお金を出してくださいよという、それは県民の理解が得られませんよという思いで申し上げた。私の頭の中では表現の自由の問題とは全然違う話だということが言いたかったのですけれども、ただ、私の表現が稚拙だったのかもしれないけれども、そこが誤解されたということによって、乖離が生じたのかというのが正直な受け止めかたです。
 表現の自由がどれだけ大事なことか、私自らずっと表現者でもありましたから、だから、それがどんなに大事なのか一番よくわかっていると思うわけでありまして、そこは峻別して論ずるべきであるということが私の基本的な考え方です。

記者: 先週の話だと私も感じたのですけれど、政治的なメッセージというものを後押しするというものに対して税金は払えない、支出するということはあり得ない。その政治的なメッセージを判断するのが知事となると、そこになると表現の自由との絡みでやはり問題があるのではないかということについてはいかがでしょうか。

知事: それは、私の発言は少し誤解を生むきっかけになったと思います。政治的メッセージとは何も一般的な政治的メッセージといったことではなくて、慰安婦像問題に絞った形で言ったのです。慰安婦像問題の政治的メッセージという、それは最終的かつ不可逆的に解決しましたという合意した話を捻じ曲げて、それを徹底的に勝手にやっているわけです。そのような政治的メッセージは許せないという話をしたわけであって、一般的な政治的メッセージの話をしたわけではない。そこのところは私の言葉が足りなかったと思って、そういったことに誤解を与えたことには率直にお詫びを申し上げたいと思います。

記者: あくまで慰安婦像並びにそういう問題に関する表現の問題に限ったということですか。

知事: 私が論じたのは慰安婦像問題です。表現の自由問題ではないです。慰安婦像問題です。

記者: それからですね、やりとりの中で、事実を歪曲しているとかですね、一方的な主張だというふうなご発言がありましたけど、知事もおっしゃったように河野談話では一定の意に反した連行があったという形で認めていると思うのですけれど、その辺の法曹団なんかによりますと、不適切な政治認識ではないかという指摘があるのですが、先週のご発言については、どのようにお考えですか。

知事: いや、それをさっき申し上げたように、私が言った捻じ曲げた云々というのもですね、その慰安婦像問題、これは最終的かつ不可逆的な解決をしたのだという、そういうことまで捻じ曲げて、一方的な主張をして、全然これは終わってないのだと、合意なんかしても終わっている問題ではないのだというのは、それは認めるわけにいかないということを言いました。

記者: 本当に最近の流れを踏まえてというご発言だったということですか。

知事: そういうことです。慰安婦像問題について私が思いをこめたのですが言葉が少しずつ足りなかった部分があったと思います。先週私も少し予期していなかったので、突然聞かれたので、その場の答えになりましたけど、少しずつ言葉が足りなかった部分が結果的にはご指摘されるようなニュアンスで受け止められるようなことになっていたということは反省したいと思いますけれども。決してそんな政治的メッセージを何でもわれわれが判断して、都合が悪いものは認めないのだと、そのようなことを言ったつもりは全くありません。

記者: よろしいですか。今の質問に関連してなのですが、これはもう各社が報じているところなのですが、慰安婦像の作家のですね、作品に込めた思いとして、戦時下の女性に対する性暴力、これを繰り返してはいけないというメッセージを込めて作家は作られたと述べられています。芸術作品というのは見る人がいろんな意味をつけるもので、時代の環境もあるでしょうし、受け取り方はさまざまと思うのですが、今、知事がおっしゃったのは、まさに解決済みの問題をこれを蒸し返すのはどうかとおっしゃるのは知事個人の受け取り方であって、像からですね、平和のメッセージを受け取る方もいらっしゃるかもしれません。別のメッセージで。いろんな解釈がある中で知事が許せないとおっしゃるのは知事個人の判断ではないかと思うのですが、決して政治をやる方がですね、自分の判断であの像を展示するしないを決めてはいけないと思うのですが、そういった意見に対してはどう反論されます。

知事: そういう、どんな思いを込めたかというのが、そういった皆さん女性たちに対する思いを込められた。そういった思いを受けとめた上での河野談話というのも、つながっていると思います。そういう本人たちの意思に反し行われたと。そんなことがあったと。反省もしなければいけないのだ。繰り返し日本は述べてきたわけですから。ですから、その作者の思いと別に、まさに向こうの政権がどれをどういうふうに使っているかという事実。私は先程申し上げたように、合意といったものをして、これは最終的に不可逆的な解決だと言って、国同士で合意したものを一方的に打ち破って、国際的ルールを無視して展開するということはおかしいと言っている。これは、私の個人の考えでしょうか。日本政府全体の考えじゃないでしょうか。私の勝手な個人的な思いでしょうか。私は日本政府もそうだと思うし、これは私が尖がって突然、皆さんと違うような考えを持っていると、とても私は思いません。あなたはどう思いますか。

記者: 今知事会見ですから、知事のお考えを。

知事: あなたはどう思いますか。

記者: 何に対してですか。

知事: この問題は、別に問題ないと思いますか。国際的ルールを無視して一回合意したものを、そんなものは関係ないのだと、どんどんやってくることに関して、税金を支払って応援するということをあなたは良しとするのですか。

記者: 私は質問の趣旨として、慰安婦問題とおっしゃったのは、政治の問題です。

知事: 私は慰安婦問題とは言っていない。慰安婦像問題と言いました。

記者: 慰安婦像問題というのは政治の問題であり、政治と芸術の話は分けて考えなければいけないと思います。政治が芸術の展示の仕方に介入してくるのは検閲であると私は思います。ですから、知事がおっしゃったことは、おかしいのではないかと個人的に思います。

知事: では、全然感覚が違います。

記者: ですから、その戦争の反省として、政治はやはり芸術とか言論とかに踏み込んではいけないというのが、これがやはり大戦から、敗戦からですね学ぶことじゃないんでしょうか。

知事: 私は慰安婦像の問題を論じたわけでありまして、芸術の問題を論じたわけではありません。

記者: 知事の判断は検閲につながりかねないと思いますが。

知事: 全く思いません。

記者: なんでですか。

知事: 表現の自由は大事だと思っているからです。

記者: しかし、慰安婦像の展示はだめということですか。

知事: 慰安婦像は特別な問題です、今。こんなこと普通ないです。国と国との間で約束したこと。そしてもうこれは、最終的不可逆的な解決だと。約束したことでしょう。それを勝手に破ってやってくるというのは、普通では考えられないです。だから特別な問題だと思います。それを一般論にするつもりはありません。もうやめときましょうこれで。

記者: 政治の問題じゃないですか、それは。今回は芸術の問題じゃないんですか。

知事: だから私は別に分けているって言ったのです。

記者: 検閲ではないと。

知事: 検閲?

記者: あの、権力を持った方が、これはいいこれはだめというふうに決めるのは、検閲につながりかねないという。

知事: 検閲につながらないと言っていますよ。私、そんなことするつもりは全くないと。表現の自由ということについては、私は今までの人生の中で、ずっとその最前線にいたわけですから。

記者: 表現の萎縮にもつながらないと。

知事: だから私が言っているのは、慰安婦像問題だと言っています。

記者: 確認ですけど、これはまた仮定の話になってしまいますが、県内で慰安婦像が展示されるような芸術祭であったり、展示会があった場合、先週の知事のご発言では開催を認めないというようなお話だと思うのですけれども、そこと整合性がとれないかなと思うのですが、そのへんはいかがでしょうか。

知事: どうして整合性が取れないのですか。

記者: 先週の段階では、要するに開催を認めないということをおっしゃっていたではないですか。

知事: 仮定の話を聞かれたわけですよね。

記者: そうです。

知事: 公金を支出するという形のそういう展示会があった場合、それは公金を支出しませんと言いました。

記者: これは質問の中で、公金を支出することが問題ということについて、ちょっとすみません、表現の自由に逸脱しているというような発言もあったと思うのですけれども、そこのお考えは変わりないということで。

知事: さっきから説明したではないですか。表現の自由の問題ではないというのが正確な言い方だったということです、私の認識では。あれは慰安婦像問題だったと。表現の自由の問題とは関係ない話だと私は思っていますということ。先週のあれで誤解を受けたと私は思っていますから、きょう改めてご説明したわけであります。ご質問があったから。

記者: 知事がおっしゃっているのは、慰安婦像を展示する時に、公金を使って展示することはよろしくないって言っているわけであって、やるんだったら自分のお金でやりなさいよってことをおっしゃっているわけ。

知事:それは自分のお金なら、それは私は何も言うことはないです。

記者: 公金は出せないという。

知事: 公金は出せない。私の判断にある部分では、それは。自分で想像できないです。日本中の人がおそらく怒っていると思います。だって、われわれ、日韓と非常に良い感じでやってきたではないですか。それを、今までの約束も全部反故にして、勝手に慰安婦像は建てまくって、何だ日本はけしからんだ、なんだと言って、わーっとやっているのが今の韓国でしょう。それに、後押しするような慰安婦像展示というものをやるために、県の税金を出しますと、私は、県民が絶対許してくれないと思います。

記者: 水掛け論になってしまいます。あえてそのなんと言いますか、主張する側にも言い分はあるわけですから、そういった像を通じて考える機会っていうのもありうると思うのですけれども。

知事: は?

記者: は、ですね。失礼しました。

知事: 私が先週申し上げたことについていろいろなリアクションがあったから、それに基づいて私が考えたという、きょう聞かれたから、それについて整理してみたら、確かに誤解を与えるものがあったのだなと自分の中でも反省しました。だからきちんと今日は、ご説明しましたということです。何も私は一切反省してないとか人の言うことに耳を傾けないのではなくて、この1週間にあったいろんな声を聞いて、なんでそのように受け止められたのかと思ったときに、自分の頭の中でもう1回整理をしなおしてみて、きょう聞かれたからお答えしているということです。

横浜市のIR誘致について

記者: 話題が変わってしまうのですが、きょうから始まった横浜市議会のIRの議論の件で、横浜市から話を聞いていきたい、今後の様子を見ていきたいっていうことを、前回のぶら下がりでおっしゃっていたと思うのですけど、市議会での議論に期待する部分、どういう議論に期待したいっていうことをお答えいただけないか。

知事: やはり皆さんがIRに対して不安を持ってらっしゃる方がたくさんいらっしゃるわけです。ギャンブル依存症の問題とか、それから治安の問題、そういったものに対して議会の方でも、しっかりと議論が行われてその議論の過程を通じて、市民の皆さんも、なるほどそういうことなのかという流れができてくるといいと思っています。

あいちトリエンナーレ関連の知事発言について

記者: ちょっとまた、さっきの問題に戻ってしまうのですが、来年横浜トリエンナーレという美術の祭典がありますけれども、一連の問題がこの横浜トリエンナーレの開催とか表現の仕方とかそういうものに影響を与えるのではないかって心配する声もありますが、知事は特に影響はないと。

知事: 横浜トリエンナーレは、県はお金出していませんから、われわれが判断することではないと思います。

記者: 確認ですが、表現の自由の逸脱があったという前回発言は訂正されるということでよろしいか。

知事: 訂正しているわけではなくて内容を丁寧に説明申し上げたということです。

記者: 誤解を招いたっていうのは、問題で一緒くたになってしまったことについての誤解っていうことでよろしいですか。

知事: そういうふうに受け止められるところがあったのかと思ったわけです。

記者: 日韓関係、今非常に冷え込んでいて、残念な関係になっているのですけれども、知事としてこれ、どっちがどうすれば、もとの日韓関係のようにと言いますか、今よりも関係が良くなるとお考えですか。

知事: それは私の立場では何とも言えないです。今、流動的に動いているのではないですか。文政権も、結構内部にいろいろな問題も出てきて、そして、それどころではないという状況ではないでしょうか。そういった中で、今すぐこう一気に解決する糸口が出てくるとは思えない。だから、われわれとしては、それはそれとしながらも、地域同士の交流であるとか、われわれ独自の人間交流もあるわけですから、そういったものはしっかり大事にしていきたいと思っています。ただ残念ながら、つい先日、毎年行われていた韓国の京畿道とそして中国遼寧省と3県省道のスポーツ交流イベント、これは韓国側が出席しないということだったので、消えてしまいましたけれども、でも、それ以外にもいろんな形の交流はありますから、現に京畿道から職員が今こちらに来て働いてくれています。そういった、そのパイプというものはしっかりとわれわれでできる範囲のものは作って、継続していきたいと思っています。いつか風の流れは変わるに違いないと思っています。

ふるさと納税について

記者: 全然話が変わってしまうのですけど、昨日ふるさと納税に関して、国地方係争処理委員会が新制度に関して泉佐野市を対象外にしたということに、大臣に対して再検討するように勧告を出しました。その再検討を出せという勧告なのですけど、知事の受け止めを教えてください。

知事: 総務大臣が内容を精査のうえ、対応について検討を行うとしておられますので、今現在としては、今後の動向を注視してまいりたいと考えています。
(以上)

本文ここまで
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