定例記者会見(2019年7月12日)結果概要

掲載日:2019年7月17日

発表事項

「ともに生きる社会かながわ推進週間」の取組について

 はじめに「ともに生きる社会かながわ推進週間」の取組についてお知らせします。
 県では、津久井やまゆり園事件が発生した7月26日を含む月曜日から日曜日までの一週間を、「ともに生きる社会かながわ推進週間」として定めており、今年度は7月22日月曜日から28日日曜日までになります。
 県では、事件を風化させず、また、「ともに生きる社会かながわ憲章」の認知度を向上させ、理念を深く広く浸透させるため、憲章をPRする広告、動画、ポスターやチラシを制作し、新聞や地域広報誌、SNS、県内ターミナル駅などで集中的な広報を展開します。
 憲章は、4つの項目からなっています。
 ・ 第一に、すべての人のいのちを大切にする。
 ・ 第二に、誰もがその人らしく生きる社会をつくっていく。
 ・ 第三に、障がい者の社会参加を妨げる、あらゆる壁、偏見や差別を排除していく。
 ・ そして、第四に、以上の3つのことを、県民総ぐるみで取り組んでいく。
 このような決意を示したものが、「ともに生きる社会かながわ憲章」です。
 動画を作りました。動画には、「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」などで活躍している県立横浜南陵高等学校の生徒さんに出演していただきました。
 私も、生徒さんと一緒に、憲章の実現に向けて、県民総ぐるみで取組むというメッセージを、手話で力強く表現しました。動画をご覧いただきたいと思います。
 この動画は、県のホームページの、かなチャンTVで見ることができます。また、Facebook、YouTube、Twitter、Instagram、LINEでも配信します。
 また、期間中、窓口業務等に従事している職員が、「ともに生きる」の題字と憲章本文をあしらったTシャツを着用して執務を行います。取材も可能ですので、ぜひよろしくお願いします。
 ほかにも、県や市町村の広報媒体を活用した憲章のPRや、スポーツイベントと連携した取組みなども行います。その他、推進週間に関連する取組みを県内各地で行ってまいります。
 県としては、3年前に津久井やまゆり園で発生した、大変痛ましい事件を風化させず、「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念を普及する取組みをより一層強化し、「ともに生きる社会」の実現に向けて、全力で取り組んでまいります。 

黒岩知事が津久井やまゆり園を訪問します

 次に、事件から3年を迎える7月26日金曜日の10時45分から、津久井やまゆり園を訪問しますのでお知らせします。
 事件が発生した日に、その場所で献花を行い、お亡くなりになられた方々に、心から哀悼の意を捧げたいと思います。
 また、ともに生きる社会かながわ推進週間のあいだ、津久井やまゆり園千木良園舎に、常時、献花台を設置いたします。

マグカルの力で共生社会の実現を後押しします!

 次に、マグカルの力で共生社会の実現を後押しについてです。
 県では、文化芸術の魅力で人を引きつけ、地域のにぎわいをつくり出す、マグネット・カルチャー、略してマグカルの取組みを通じて、共生社会の実現を後押ししています。
 このたび、年齢や障がいなどにかかわらず、子どもから大人まで、全ての人が舞台芸術に参加し、楽しめる「共生共創事業」の2019年度のラインアップが決定しましたので、お知らせします。
 今年度の事業の特徴です。昨年度は他団体の優れた公演を招致しましたが、今年度は自ら製作し発表する取組みも行います。
 具体的には、2つの取組みがあります。1つ目は、高齢者が参加し、舞台公演をともに作り上げていく事業です。高齢者劇団として、横須賀・三浦地域を拠点に活動する「横須賀シニア劇団」と、県央地域を拠点に活動する「綾瀬シニア劇団」、この2つを立ち上げ、演劇活動に取り組みます。
 また、神奈川県在住の世界的ダンサーである安藤洋子氏を中心として、高齢者によるダンス集団「チャレンジ・オブ・ザ・シルバー」を立ち上げ、ダンスによる身体表現活動に取り組みます。シニア劇団及びチャレンジ・オブ・ザ・シルバーは、ともに、年度末に成果発表会を行います。
 特徴の2つ目は、演劇や人形劇、音楽、舞踊など、多彩なジャンルにおいて、障がい者の方による公演を行います。年間の公演スケジュールは、資料に記載のとおりです。
 これらの公演に、多くの方にお越しいただき、さまざまな舞台芸術に触れていただくことで、共生社会の理念を感じていただきたいと思います。 

エンターテインメントレストラン「浮世絵カフェ」オープン!

 次に、エンターテインメントレストラン「浮世絵カフェ」オープンについてです。
 世界初の、浮世絵の2.5次元エンターテインメントをお届けします。
 「浮世絵カフェ」は、「神奈川沖浪裏」などの世界的に有名な浮世絵をテーマに、飲食しながらデジタル映像と、テクノサウンド、ダンスパフォーマンスが融合した公演を楽しめるノンバーバルエンターテインメントレストランです。場所は、みなとみらい線日本大通り駅から徒歩6分の神奈川県民ホール6階のレストラン英一番館です。
 浮世絵カフェのイメージ映像がありますので、ご覧いただきたいと思います。
 本日は、スペシャルゲストに来ていただいています。どうぞ。今ご覧いただいた動画に出演していた、大谷鬼次役、「白A」のYU-KIさんと、金太郎役、阿部俊紀さんです。
 「白A」とは、世界的に活躍するパフォーマンス集団です。それでは、お二人から一言ずつお願いします。
 YU-KI氏: 世界初、浮世絵2.5次元エンターテインメントショー、ぜひ皆さん遊びに来ておくんなせー。
 阿部俊紀氏: 神奈川のスーパースター金太郎です。神奈川の夜は、ぜひ浮世絵カフェへ、ね。
 浮世絵カフェのグランドオープンは8月8日木曜日です。レストランの定休日である火曜日・水曜日を除き、連日、魅力的なショーをお届けしてまいります。また、関係者向け内覧会を、7月29日月曜日と、7月30日火曜日のそれぞれ18時からと20時からの、合計4回行います。皆様の御来場をお待ちしております。
 YU-KIさん、阿部俊紀さん、ありがとうございました。

江の島大橋3車線化および江の島セーリングセンターが完成します!

 次に、江の島大橋3車線化及び江の島セーリングセンターが完成します!についてです。
 県では、オリンピックのセーリング競技開催に向け、競技会場となる江の島ヨットハーバーの整備を進めています。江の島大橋については、渋滞を緩和するため、現状の2車線を3車線に拡幅する工事を進めてきました。
 また、江の島セーリングセンターについては、オリンピックの円滑な運営と、オリンピック後もセーリング活動を支える恒久施設として整備してきました。
 これらの施設は、オリンピックのテストイベントである「READY STEADY TOKYO-セーリング」に先立ち、8月3日に供用を開始し、江の島ヨットハーバーで完成記念式典を開催いたします。
 当日は、私も参加して、主催者としてご挨拶を申し上げる予定です。なお、記念式典は取材・撮影が可能ですので、是非ご覧いただきたいと思います。

かながわプラごみゼロ宣言 × ラグビー

 次に、かながわプラごみゼロ宣言×ラグビーについてです。
 県ではSDGsの具体的な取組みとして、かながわプラごみゼロ宣言を発表し、海洋汚染問題に取り組んでいますが、7月に県内で行われるラグビーの試合において、イベントを実施します。
 まず、7月20日に行われるラグビートップリーグの試合で、試合を観戦されている方へ宣言のPRを行うとともに、試合終了後にトップリーグの現役選手や地元のラグビースクールの皆さんと一緒に、スタジアムのクリーン活動を行います。
 また、7月28日に行われるビーチラグビーの関東大会、全国大会では、出場選手の皆さんと海岸のクリーン活動を行います。
 海岸ごみの多くは、川を通じて海に流れ込んでいると言われています。そして、川には雨によって街のごみが集められてしまうため、クリーン活動を行うことで、海の環境を守ることができます。どちらのクリーン活動も当日の参加が可能です。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
 神奈川県ラグビーフットボール協会のスローガンである「優しさにトライ」を県も実践するとともに、プラごみゼロ宣言の取組みの輪を広げていきます。

「<はまぎん>SDGs私募債~未来へ~」による寄附をいただきました!

 次に、「〈はまぎん〉SDGs私募債~未来へ~」による寄附をいただきました!についてです。
 本県は株式会社横浜銀行と、都道府県と地域の金融機関との間では全国初となる「SDGs推進協定」を昨年12月に締結しました。
 同行はこの協定に基づき、SDGs私募債を昨年12月から取り扱っており、発行額の0.1パーセントを、マイクロプラスチック問題など「かながわSDGs取組方針」のテーマに沿って取組む、かながわ海岸美化財団等の5団体に寄付することとしていました。
 今年3月までの私募債の発行総額は53億7千万円でしたので、このたび、537万円を5団体に寄付していただきました。
 横浜銀行に対して深く感謝するとともに、いただいたご寄附は本県におけるSDGsの推進に大いに役立てたいと考えています。

第27回「黒岩知事との“対話の広場”Live神奈川」の開催決定!

 次に、第27回“対話の広場”Live神奈川のご案内です。
 今回は、「住まいの省エネ・創エネ・蓄エネを考える~エネルギーの地産地消を目指して~」をテーマに、9月4日水曜日、神奈川県庁本庁舎3階大会議場で行います。
 県では、再生可能エネルギーの導入による創エネや省エネ・蓄エネの取組みを進めています。住まいの省エネ・創エネ・蓄エネの取組みを進めるには、どのようなことが必要か、また、エネルギーの地産地消の拡大に向けて私たち一人ひとりに何ができるのか、意見交換していきたいと思います。
 ゲストには、一般社団法人ZEH推進協議会代表理事の小山貴史さんと、株式会社イソダ会長の磯田誠次さんをお迎えします。
 本日より、申込みを受け付けていますので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

知事出席主要行事

 知事出席主要行事については、事前送付した資料のとおりです。 

質疑

「ともに生きる社会かながわ推進週間」の取組について

記者: まず、「ともに生きる」の推進週間についてお伺いするのですが、Tシャツの着用は去年から続いていると思うのですけれども、対象のTシャツを着る職員の対象の人数について、教えてください。

共生社会推進課副課長: 昨年度は、初年度ということで、1600枚用意しました。今年度は追加ということになりますので、200枚新たにつくりました。その用意した分だけ配付しますので、大体そのくらいの職員が着用することになろうかと思います。

記者: 1800ということでいいですか。

共生社会推進課副課長: はい。昨年度と今年を合計すると1800枚です。

記者: ということは、デザインは変わらないのですね。

共生社会推進課副課長: 変わりません。

記者: 今回、知事は着られるのですか。

知事: 去年着ました。ずっと着ていたわけではないですけれど、着た時間もありました。

記者: では、着るかもしれないということでしょうか。

知事: 着ます。

記者: 分かりました。あと、この推進週間中の取組みの中で、スポーツイベントと連携した取組みがございますけれども、これは試合中に、観客に配るということなのですけれども、選手に何かしてもらうとか、そういったことは考えていらっしゃらないのですか。

共生社会推進課副課長: うちわを配るというのは、われわれ職員が場外で、入場のお客さんに、入場の際に配るといったものでございます。

記者: 質問は、選手に何かをしてもらうつもりはないですかという質問です。

共生社会推進課副課長: そういうのはございません。

太陽光の共同購入事業について

記者: あと、一番最後の方に発表いただいた、対話の広場に関連してなのですけれども、以前発表していただいた太陽光の共同購入事業が、どうも好評のようなのですけれども、それについての所感と言いますか、イメージ通りいっているのか、それとも、もうちょっと加速が必要なのか、ちょっと中間的ですけど、ご所感をお願いします。

知事: この分散型エネルギーを広めて行くという、割合を広げていくという、かながわスマートエネルギー計画、この数値目標を掲げてはいるのですが、なかなかそこに達するには難しい状況になっています。その中で、今、エンジンを加速しようとしているところです。いろいろなことをやっています。これから先もさまざまなことを次々に打ち出してまいります。その中で、今やってきたことが一応の成果を上げているということは、それなりに評価したいと思いますが、それだけではとてもとても及ばない数値目標ですので、次々と挑戦していきたいと考えています。

参議院選議員選挙について

記者: 今回の発表とは少し違うのですけれども、選挙についてなのですけれども、先日、選挙管理委員会からあった発表ですと、期日前投票の状況が前回より悪いと、あまりペースが上がっていないということなのですけれども、知事として、原因に関するお考えと、県民向けのメッセージをお願いします。

知事: 私も自分自身の選挙のときも実感をしましたけれども、最近、期日前投票というものは前から比べればずいぶん増えたという実感です。私自身も選挙中にいろいろな人と握手をしていたら、「もう、投票済ませました」という人がずいぶんたくさんいました。選挙の形がずいぶん変わってきたのかと思いますけれども、それと最終的な投票率がどうなるかということは、まだ、今の段階では、その相関関係がよく分からないところがあります。
 やはり選挙というものは、投票率が高い方が良いと私は思いますから、何とかして、まだ投票を済ませていない方は、ぜひ投票所に足を運んで、自らの意思表示をしていただきたいと思います。

マグカルの力で共生社会の実現を後押しします!について

記者: 一点、マグカルの関係で、横須賀と県央の劇団2団体、ダンス集団、それぞれ今年度立ち上げたというのは、いつ頃の時期に立ち上げたのですか。

知事: 今年度立ち上げて、そして、この期間中に最終的には発表まで持っていきたいと考えています。

記者: それは、マグカルのために立ち上げたということですね。

知事: そういうことです。クロス戦略とずっと言ってきましたけれども、まさにこれがクロス戦略です。
 マグカルという文化芸術活動、これを支援する政策と、高齢者の未病を改善して健康長寿を目指して、こういうものをかけ合わせる。そのような試みだと認識いただきたいと思います。
 高齢者の演劇集団というと、埼玉の蜷川幸雄さんがやられた世界的に活躍するような、素晴らしい劇団もあったわけですけれども、われわれは今からスタートであります。どのような形になっていくのか非常に期待をしているところです。

記者: それに関連して、障がい者の方の公演も行うということなのですが、改めて障がい者の方が公演することで起こる共生の理解や、そういった意義についてお聞かせください。

知事: この政策は、マグカルといったものと障がい者施策、ひきこもり対策とかそういったものをかけ合わせるというクロス政策です。実はこれ、実験的にひきこもりの方を中心として、ワークショップのようなことをやりました。
 その中で、目に見える形で皆さんの表情が生き生きとしてくるということがあったということを聞いておりまして、これは非常に大きな効果があるのだなと思いました。
 演劇というのは、私も学生時代にやっていましたけれども、ある種の非日常的な空間、そこで普段の自分とは違う自分を演じるということ、しかも、人前で演じるということ。それは心を閉ざしていたら、絶対演劇にはならないです。それを、心を開放しようというアクションというのは、演劇にとって大事なことですけれども、それはまさに、ひきこもっていらっしゃる方とか、さまざまな障がいを抱えていらっしゃる方にとっても、非常に大きな効果があるものだと思っています。
 これで実際の本番、本当の舞台があって、さあ本番を迎えました、衣装に着替えました、メイクもしました、大道具もセットされ、そして照明も点いて、お客さんも入って、そこで幕が開いて、出ていってといったときに、わっと拍手喝采をいただいたりすると、そこでの達成感、満足度といったものは、その人たちの新たなステージを切り開いてくれるかもしれない。そのような意味での演劇の可能性にかけてみたい、そのように思っています。

記者: 見る側の方が感じるものというのはどういうところがありますでしょうか。

知事: これは非常に大きな感動があると思います。実際に、皆さんがそういうさまざまなものを抱えながらも、必死で頑張っているという姿というものは多くの人との感動につながるのではないのかと思います。実際にそういうことがあったという話も聞いておりますので、それは見る側にとっても非常に楽しみなことだと思っています。

津久井やまゆり園事件の追悼式について

記者: 発表項目とは違いますが22日に予定されている追悼式で、犠牲になった19人の方の、例年エピソードを匿名という形でご紹介していると思うのですけれども、それについての現時点での進捗と言いますか方向性が決まっていたら教えてください。

知事: どういう形にするかということは、今最終的に詰めているところであります。ご遺族のお気持ちなどをしっかりと踏まえながら、どのような形で発表できるのかといったところを、しっかりと検討している最中であります。

評論家の竹村健一氏の逝去について

 記者: 先日、評論家の竹村健一が死去して、知事もご親交があられると思うのですけれど、受け止めと何か印象的なエピソードがあればお聞かせください。

知事: 竹村健一さんとは、「報道2001」という番組、途中2年間ワシントンへ行って抜けていましたけれど、15年ぐらい番組でご一緒させていただきました。もともとは報道2001というのは、「竹村健一の世相を斬る」という日曜朝の番組が生放送になって時間を拡大して、92年に始まった番組でありました。そのような中で、竹村さんとのやりとりというか、大変いろんなことを教えていただいたと思います。竹村健一さんというのは、マクルーハンというテレビの理論というものを確立した人の研究者でもありました。テレビの本質というものを誰よりも知っている方でありまして、それをテレビの放送の中で、みずから実践されるということでありました。例えば、「テレビはハプニングのメディアや」とよくおっしゃっていました。実はそのハプニングを、みずから起こされるのです。これは正直言って私にとっては大変でした。というのは、報道2001は途中から政治討論番組の様相を色濃くしてきました。ちょうどあの頃は、政治改革論議というものが大きくうねりを上げて広がってきて、最終的には、自民党政権が転覆する、細川連立政権誕生という激動の時代になりました。そういう時代にテレビと政治が結びつく、当時「テレポリティクス」という言われ方をした時代でありました。
 そのような中、われわれはスタッフとともに、ディレクター、プロデューサーともに、どういう展開をしていこうかということを、さんざん侃々諤々の議論をしながら流れを作っていました。その流れどおりにならないのだけれども、大きな流れはこうだ、こういう質問して、次はこんな質問して、こう展開して、こうやっていこうと、一番大事なことはこれだから、そこにこういう流れで行こうと決めて、一番大事な質問をバンとした瞬間に、「そんなしょうもないこと聞くな」と入ってきて、全部話をひっくり返すのです。もうその時どうしようかみたいなことになって、われわれもその度に右往左往しながら、それをどのように戻していくか必死になってやっていました。
 それは、どういうことかというと、「予定調和はおもろない」ということです。言われてみれば、われわれが準備していたのは予定調和と言われても仕方がない。それを、ハプニングをわざと起こして、そうした時に起きるスタジオの緊張感、予測不能な状態に入る、これがテレビの面白いところだということだったのです。そういう意味でも本当に1回1回ひっくり繰り返され、私としては大変だったのですけれど、逆に言うと、そのことによって鍛えていただいたと思っています。ある時代を、つくってきた偉大な人だと思います。その方が亡くなられたというのは、本当に一つの時代の終わりを告げるような出来事だったのではないかと思います。
 ちなみに私も竹村さんと一緒でしたけれども、東京都の小池知事も、キャスターとしてテレビに出たデビューは、確か竹村健一さんの相手役だったと思っています。小池さんとそのようなことで話をしたこともあります。お互い竹村健一さんに鍛えられた間柄ですねということでお話しをしたことがあります。本当に心からご冥福をお祈りします。

江の島大橋3車線化およびセーリングセンターについて

記者: テーマの関係でお願いします。江の島大橋の3車線化とセーリングセンター、いよいよ再来週、オリンピック1年前となります。昨日もイベントありましたが、改めてこの1年前ということで、準備の進捗と期待等ありましたらお願いします。

知事: 江の島にかかる橋が完成し3車線化できるということ、そしてセンターができ上がることで、いよいよ近づいてきたと感じています。こういうものができあがるためのプロセスの中では、一時期費用負担、役割分担こういったことでさんざんやり合ったことがありましたけど、今回出来上がった道路と橋と、それからセーリングセンターといったものは恒久的施設ですので、恒久的施設は地元自治体が負担するという役割分担となっていましたから、これは県の負担で行っている事業であります。県の負担で行っている事業が完成したということは、本番に向けて大いに前進したと思っています。
 その中でこれから、今やっている最中のことでありますが、きちんときれいに仕上げていかなければいけない重要なテーマというのは、江の島に停泊されている船です。その所有者の皆さん、お一人ひとりにご理解いただきながら、それぞれの艇、船をどこに移動するのかといったことをきちんとご了解を得ながら、作業を進めていくということです。これがこれからの大きな仕上げの作業になってくると思います。

記者: 今回の3車線化、これが地元では悲願であったわけなのですが、効果であったりとか、今後レガシーとして、どのような活用をしてほしいでしょうか。

知事: 江の島というのは大変な観光地でありまして、大変お客様が訪れますけど、行くたびに痛感するのは、行かれた方々皆さん思われると思いますが、渋滞です。橋が2車線しかなかったという中で、橋の上から車が動かない状態というのは、土日、祭日にはよくあったわけです。そのことに対して大変皆さんにご不便をおかけしたということがありました。これが3車線になったということで、その部分が随分解消されるのではないかと思います。これは当然オリンピックというものがあったからこそ、そういう工事へ踏み切れたということがありますが、当然オリンピックが終わっても残るものでありますから、大いに活用していただいて、江の島の大会が終わった後に観光地としての活性化、これにもつながっていくと受け止めています。

エンターテインメントレストラン「浮世絵カフェ」オープン!について

記者: 浮世絵カフェのことで伺いたいのですが、このエンターテインメントレストランは、ラグビーワールドカップとか五輪も踏まえた、その海外からお客さんのナイトタイムエコノミーをつくる面もあると思うのですが、そういう五輪とかを控えた期待とかナイトタイムエコノミーへの期待をお願いします。

知事: 夜間の経済活動を活性化させる、いわゆるナイトタイムエコノミー、これは我が国の取組みは海外と比べるとまだまだの状況であると言われています。そのような中でこのラグビーワールドカップ2019がもうすぐ開かれるということ、来年には東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開かれるということ、そのような中で海外からたくさんのお客様が来られるという中で、食事をした後の夜のお楽しみといったもの、こういったものが脆弱であるということは、非常に弱いと思いましたので、何とかして海外から来たお客様にも、夜を楽しんでいただけるようなコンテンツを用意したいということで、前から準備をしてきたわけであります。それが今回このような形で決まったということです。
 ノンバーバルであり、言葉がなく、言葉の壁がないわけですから、外国人の方もそのまま楽しめるし、きょう見ていただいてお分かりの通り、扱っているテーマが浮世絵、そこから生身の人間が飛び出してくる、そういうパフォーマンスに最新のテクノロジー、そういったものが加わってのショーになっているということで、どなたでも楽しんでいただけるものが、コンテンツとして、やっと形になったと思っています。これをきっかけにしながら、このようなものがどんどん増えていく、弾みがつくような形になれば良いと思っています。

参議院議員選挙の投票率について

記者: もう一点、別件ですが、選挙関連のことで追加で伺いたいのですが、 期日前が投票率に最終的につながりがあるか分からないということで、参院選投票率はここ何十年と54~56パーセントを推移していると思うのですが、県選管としてもそうですし、投票率の向上にむけて、どういう取組みが促進する側として必要かということをお願いします。

知事: 従来型のキャンペーンになるかもしれませんが、女優さんを使ったポスターによっての呼びかけというのがあったり、さまざまな形で呼びかけをしていると思います。
 また、この間も県民との対話の広場を行いましたが、SDGsをテーマにした中で、半分ぐらい高校生が駆けつけてくれたということがありました。こういう高校生たちが問題意識に目覚めて、そういう関心を持つということは非常に大きなことだと思います。また、もうすぐ毎年やっているハイスクール議会といったものもあります。高校生が議場で、県の先、未来の議題についていろいろ私と議論する、そのような場です。このような中で政治に対する関心が芽生え、若い世代から投票に向かっていこうといううねりができてくると、それにつられて大人たちも投票行動につながっていく流れが出来上がってくれれば良いと思っています。


                                      (以上)

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • ラグビーワールドカップ2019
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa