定例記者会見(2019年4月26日)結果概要

掲載日:2019年5月8日

発表事項

平成30年度も殺処分ゼロ!(犬6年、猫5年)

 はじめに、平成30年度も殺処分ゼロについてです。平成30年度も、本県の動物保護センターに保護された犬と猫の殺処分がゼロになり、犬は25年度から6年間、猫は26年度から5年間、殺処分ゼロが継続しています。
 これは、動物保護センターに登録していただいているボランティアの皆さんが懸命に活動してくださっているおかげであります。県は、ボランティア活動を行う皆さんと連携し、引き続き、元の飼い主への返還や、新たな飼い主への譲渡を積極的に進め、犬と猫の殺処分ゼロを継続してまいります。
また、県は殺処分がゼロになったことを機に、動物保護センターを「処分するための施設」から「生かすための施設」へと転換するため、建替え工事を進めてきました。
 このたび、施設名称を「動物愛護センター」と変更しまして、6月1日に開所することが決定しましたので、お知らせいたします。
 なお、6月1日は関係者による式典等を行い、通常業務は6月3日から開始する予定であります。記者の皆さんには、式典等の詳細が決まりましたら改めてお知らせいたしますので、取材をぜひお願いしたいと思います。
 さらに、ゴールデンウィークの本庁舎公開では、5月5日に、県の動物保護センターに保護された犬や猫の、新しい飼い主をさがすために、ボランティアによる犬猫の譲渡会を開催いたします。多くの皆さんのご来場をお待ちしています。
なお、資料の裏面に県民の皆様へのお願いと、別紙として平成30年度の動物保護センターにおける、犬猫の保護や返還・譲渡の統計をお示ししていますので、後程ご覧いただきたいと思います。

天皇陛下の御即位に係る慶祝行事について

 次に、県では、天皇陛下の御即位をお祝いするための慶祝行事を行いますので、お知らせいたします。
 まず、記帳所の設置についてです。5月1日及び2日に、県庁本庁舎、及び県立恩賜箱根公園の2か所に記帳所を設置しまして、県民の皆様の祝意をお受けしたいと思います。
設置場所と時間については、資料記載のとおりです。皆様からお受けした記帳は、後日、宮内庁へお届けいたします。
 なお、お祝いの品はお受けできませんので、ご了承くださるようお願いいたします。
 次に、パネル展示についてです。庁舎公開日の5月3日から5日に、本庁舎3階の第3応接室で、これまでに皇太子殿下、妃殿下が御来県された際の写真を、パネル展示いたします。
 次に、県立社会教育施設等の無料公開についてです。すでに4月23日の記者発表でお知らせしていますが、5月1日に、県立の社会教育施設、文化施設を無料公開します。
対象となる施設は、金沢文庫、近代美術館、歴史博物館、生命の星・地球博物館及び神奈川近代文学館の5施設です。
 詳細につきましては、各施設のウエブサイトをご覧いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 県民の皆様とともに、天皇陛下の御即位をお祝いする行事でありますので、多くの皆様に足をお運びいただければと思います。

ゴールデンウィーク3日間 神奈川県庁本庁舎を公開!

 次に、ゴールデンウィークの神奈川県庁本庁舎の公開についてのご案内です。
 ゴールデンウィークの5月3日から5日の3日間、午前10時から午後4時まで県庁本庁舎を公開いたします。今年の庁舎公開では、4月17日の会見時にお知らせしました、復元工事が完成した正庁を公開します。この機会に創建当時の姿をよみがえらせた正庁を是非ご覧いただきたいと思います。
 また、私が普段仕事をしている知事室や、旧貴賓室、議場として使われていた大会議場、屋上なども公開いたします。
 さらに、「ともに生きる社会かながわ」の推進のためのイベントや、ラグビーワールドカップ2019、東京2020大会に向けたPRイベントをはじめ、多数のイベントを開催いたします。
 この機会に、ぜひ県庁へお越しいただきたいと思います。なお、資料に記載はありませんが、ゴールデンウィーク期間中における「県内医療機関」や「県関係施設」等の開閉状況につきましては、県のホームページでお知らせしていますので、ご覧いただきたいと思います。

太陽光発電設備の共同購入事業がスタートします!

 次に、「太陽光発電設備の共同購入事業がスタートします!」についてです。
 近年、各地で地震や台風などによる停電が発生しており、電力の確保が課題になっている中、県では、災害時も停電のないくらしの実現を目指して、太陽光発電の普及拡大に取り組んでいます。
 その一環としまして、より安価に太陽光発電設備を購入できる共同購入事業を、国内では初めて、神奈川県内で実施することとしまして、5月17日から購入希望者の募集を開始しますのでお知らせいたします。
 なお、この事業は、県と協定を結んだアイチューザー株式会社が実施いたします。共同購入事業の特徴として、県民や県内に事業所を有する法人等の中から太陽光発電設備の購入希望者を募り、一括発注することで、スケールメリットを活かし、単独で購入するよりも安い費用で導入が見込めます。
 なお、海外の事例では、導入費用が1割から3割程度安くなったと聞いています。
 応募期間は、5月17日から6月20日までです。応募方法等は資料に記載のとおりです。多くの皆様のご応募をお待ちしています。

エネルギーの地産地消に取り組む「かなエネサポーター」を募集します!

 次に、エネルギーの地産地消に取り組む「かなエネサポーター」を募集します!についてです。
 先程の共同購入事業の際に申し上げましたが、近年、各地で台風などによる停電が発生しており、電力の確保が課題になっています。
 こうした中、県では、災害時においても非常用電源が確保できる、太陽光発電設備やガスコージェネレーション等を設置し、エネルギーの地産地消に取り組む事業者を神奈川県エネルギー地産地消推進事業者、愛称「かなエネサポーター」として認証する制度を立ち上げ、本日から募集を開始いたします。
 かなエネサポーターとして認証されますと、県から認証書やステッカーを交付するとともに、県のホームページや印刷物などにより積極的にPRしてまいります。
 また、認証マークを広告、商品等に掲示していただくことができますので、CО2の削減や、災害時の業務継続計画に取り組み、エネルギーを地産地消する事業者であることを対外的に明示することができます。
 認証の対象は太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーによる発電設備やガスコージェネレーションを設置して、電力を自家消費している事業者であります。応募期間は、4月26日から12月20日までであります。多くの事業者の皆様のご応募をお待ちしています。

知事出席主要行事

 知事出席主要行事については、事前に送付した資料のとおりですが、そのうち、3件コメントしておきます。
 まず、4月27日土曜日、10時から日本大通りで、県内高校生を対象としたバンドコンテスト「KANAGAWA BANDSHIP 2019」ファイナルLIVEが開催されます。
 3回目となる今回は、昨年を大きく上回る100組を超えるバンドから応募がありました。
 当日は、激戦を勝ち抜いた16組のバンドにより、熱く若いパワー全開のライブ演奏が行われます。
 次に、みんなで同じ体験を共有し、「ともに生きる」ことを体感するイベント「みんなあつまれ」を地域のイベントと連携して開催します。
まず、4月27日土曜日、12時50分から、山下公園で、「みんなあつまれinツナガリウォーク」に参加いたします。
 また、5月11日土曜日、10時00分から、引地台公園で、「みんなあつまれin大和市民まつり」にも参加します。
 県もウィルチェアーラグビーやボッチャなどのパラスポーツ体験や、障害のあるアート作家などと一緒にできるワークショップなどを通じて、「ともに生きる社会かながわ憲章」のPRを行います。ぜひ取材いただければと思います。

質疑

太陽光発電設備の共同購入がスタートします!について

記者: 発表事項の中で、太陽光発電設備の共同購入の件でお伺いしたいのですけれども、今回、この購入希望者を募るということで、購入を希望する、あるいは検討している、そういった個人であったり事業者に対して、どういうようなことを期待しているかということを、少しお聞きできればと思います。

知事: 太陽光発電、先程も申し上げましたように、災害時でも停電のないくらしを確保できるということで、さらに積極的に普及啓発を進めていきたいと考えています。そのためには、少しでも安い金額で購入ができるというならば、その普及が促進されると考えています。ですから、こういうスキームを考えましたので、ぜひ、チャンスですから、ご利用いただいて購入していただきたいと思います。

記者: 今の太陽光なのですが、スケールメリットを生かすということで、大体規模というか、想定といいますか、どれくらいの規模感をイメージされていますか。

知事: 海外では、世帯数に対して約0.32%が設置をしています。この数字を単純に本県にあてはめた場合は、約13,000件となります。県内の世帯数は、約411万でありまして、これに0.32%を掛けると約13,000件ということです。ただ、県内では、マンションなど共同住宅が半分以上を占めていることや、戸建ては木造が中心という点を考慮いたしますと、そして推計いたしますと、かなりの幅があるのですけれども、神奈川県では500件から5,000件の間と見込んでいます。
 スマートエネルギー計画の数値目標への寄与という点では、大きなものではありませんけれども、海外ではこの取組みを何回か繰り返すことで導入が進んでいると聞いていますから、本県でも、同様の取組みを進めていきたいと考えています。

平成30年度も殺処分ゼロ!について

記者: 同じく発表で、殺処分ゼロに関してお願いします。統計上の数字を見ますと、前年に比べて犬の場合ですと飼えなくなった犬であったり、所有者不明というのはだいぶ減っているようなのですが、いわゆるペットの飼育に関する県民の意識というものは変わってきたのかどうか、そのあたりのご認識などがありましたらお願いします。

知事: われわれは、この殺処分ゼロを継続するだけではなくて、そもそも、迷子になってしまうような、捨ててしまうようなことがないようにすることです。この啓発活動をしっかりと続けてやってきているわけであります。
 だから、そういったものが少しは反映してきたのかとは考えていますけれども、やはり殺処分ゼロは結果ですから、やはりその元のところをしっかりと、動物を飼うということはどういうことなのか、やはり命を預かってそれを守るということは、それだけの責任もあるということになるわけです。そういった啓発はこれからもしっかりと続けていかなくてはいけないと思っています。

平成の30年間の所感と令和に向けての期待について

記者: テーマは別ですが、今回、平成最後の記者会見ということで、知事にとって平成の30年間はどういうものであったか。また、新たな令和の時代に向けて期待などがありましたらお願いします。

知事: 平成というのは、平成元年に私は、ちょうど救急医療のキャンペーンというものを始めたのが、平成元年でありました。当時は、フジテレビの夕方のニュース、ウィークエンドでキャスターをやっていましたけれども、まだそのときには、救急医療、救急車の中には医療はないというその問題1点に絞って、2年間、救急医療キャンペーンをやって、救急救命士制度に結び付いたというところ。それは、私は、ひらがなで書いて「いのち」ですけれども、「いのち」といったものに対して向き合うきっかけとなりました。今、神奈川県知事としても「いのち輝く神奈川」を言い続けて、三選目、三期目になったというところであります。
 ですから、この平成というのは私とっては、まさに「いのち」の時代であったということであります。その「いのち」に関わるさまざまな大きな出来事もありました。大きな地震もありましたし、サリン事件のような大きなテロもあったり、大きな列車事故もあったりとか、さまざまなことがありました。「いのち」というものに対して、皆さんが真剣に考える、そういう機会もたくさんあったのではないかと思います。
 その中で、今、平成が終わるに当たって、改めて、ひらがなで書いた「いのち」。この大切さといったもの。これに向き合うことがいかに大事なことかといったことを、改めて皆さんとともに共有、確認したいと思う次第であります。
 令和の時代がこれから、いよいよ始まりますけれども、今までの昭和から平成に移るときは、前の天皇陛下の崩御という、悲しみに包まれた中での、新しい時代の始まりでもありましたけれども、今回はそういうことではなくて、天皇陛下が退位されるという中で、みんながある種の明るい気持ちでしっかりと新しい時代を迎えることができるということ。これは非常に、こういうものをうまく生かして、明るい時代に、ぜひしていきたいと思います。

橘学苑教員大量退職について

記者: 先週の会見の中の話になりますが、横浜の鶴見区の橘学苑のことなのですけど、県も調査に入ったということなのですが、その調査の結果、どういうものだったのかを教えてください。

知事: 学校法人橘学苑の運営状況等について、今週火曜日から所管課職員を派遣して、教員の退職の状況のほか、収益事業の状況、部活動の状況。こういった、学校運営の実態を把握するための調査を行っています。
 ただ、この調査は現在も継続中であるため、この時点ではコメントできる状況ではありません。引き続き、しっかりと調査を進めて、実態を正確に把握してまいりたい、そのように考えています。

記者: 調査はどれくらいで結果が出そうかの見通しはありますか。

知事: 実態を把握するには、ある程度の一定の時間はかかると思いますけれども。ですからどれくらいかかるかは現時点では未定でありますけれども、しっかりとした調査はしていきたいと思っています。

旧優生保護法に係る県の対応について

記者: 旧優生保護法の手術の救済法の成立を受けて、県も窓口を設置されたと思うのですけれども、被害の当事者にはプライバシー保護の観点から、個別に通知することが盛り込まれておりません。これについては、県として独自に被害当事者に個別の通知をするのか、それともプライバシーを配慮して個別の通知をしないのかご対応はどのようお考えでしょうか。

知事: 法律では都道府県の役割として一時金の支給に係る周知、広報や相談支援、請求の受付などが規定されています。すでに相談受付の窓口を設けておりまして、幅広い周知、広報や丁寧な相談支援を行うなど手術を受けられた方への救済が速やかに行われるよう対応いたします。
 なお、県の保有する記録などから手術を受けられたご本人の所在が判明した方への個別の通知につきましては、プライバシーの問題や個々のご事情などもありますので、慎重な検討が必要と考えております。

平成30年度も殺処分ゼロ!について

記者: 殺処分のことで知事の考えを伺いたいのですが、県の所管では長年殺処分ゼロが続いている中で、神奈川県として見ると、横浜市や川崎市など他の所管では、県全体としては殺処分がゼロにできていない現状があるのですが、他の市との連携とか、神奈川県としてどのようにしていけばよいのかお考えはありますか。

知事: 県所管域以外のことは私も十分把握はしていませんけれども、県がこれだけのことをやってきているということも、一つのモデルとして、ぜひそういうことが広まっていけばいいと思っています。

記者: 殺処分ゼロの関係で、ボランティアに譲渡した後の動きというのは、例えば、その後ボランティアから個人に譲渡したとか、その後の動きというのは県として把握するようなことになっているのでしょうか。

知事: これはどうですか。

動物愛護担当課長:ボランティアに保護センターから譲渡した場合には、どういうふうになったかということを報告いただくようになっています。

記者: 毎年かなりの数がボランティアに譲渡されていますけれども、ボランティアの方に溜まっていってしまっている状況なのか、それとも、個人にスムーズに新たな飼い主を探せている状況なのか、そのあたりの問題認識についてはいかがですか。

動物愛護担当課長:ボランティアさんの方に譲渡した後、ボランティアさんが懸命に新しい飼い主を探していただいています。そのような中で県とも協力しながら、譲渡会を行うなどしながら、新しい飼い主を見つけている、そういう状況です。

知事: ボランティアさんあってこその殺処分ゼロ達成だと思っています。今度、動物愛護センターが新しくオープンいたしますけれども、この作るプロセスも含めて、ボランティアの皆さんと県が顔の見える関係といった、しっかりと密接に関係をつくってきましたから、そういった信頼関係、お互いの信頼関係といったものをこれからもしっかり継続していきたいと思っています。

太陽光発電設備の共同購入がスタートします!について

記者: もう1点、太陽光発電の共同購入の件なのですけれども、実際には会社の方が実際のことをやると思うのですが、仮にこの中では神奈川県の役割としては、広報の実施というところだけ書いてあるのですけれども、他に、住民としてはもう少し行政がかかわってくれると安心感があると思うのですけれども、県のかかわり方としては、もう少し他に何かございませんか。

知事: そもそもこの事業そのものは、県が提案をしてやっているわけです。その中で事業者のご協力を得て、そして実施していくということでありますから、県としては、そういったことをやっているのだと、皆さんにとって非常に今メリットがありますよといったことをしっかりとお伝えしていくということで、この事業を前に進めていきたいと、このように考えています。

記者:この共同購入事業は今回がまずは6月20日までの募集ですけれども、その後の第2回があると、先程の海外では繰り返していって普及していっているという話がありましたけれども、2回、3回あるのか、あるいはまた業者を選定し直すとか、そういうご予定はございますか。

知事: これは、海外で今ご指摘のように繰り返しやっているということなので、われわれも取りあえず今回は第1回目というのはどのくらいの数がこられるのか、なかなか把握しきれないところもありますけれども、これはできれば継続していきたいと思っています。

記者: 大体どのぐらいの申し込みがあるというふうに、先程はいわゆるマーケットの規模について、おっしゃっていただきましたけれども、今度第一回の募集でどのくらい来たらいいかなとお考えですか。

知事: やってみなければなかなかわからないですけれども、先程500件から5,000件の間と申し上げましたけども、なるべく多くの皆さんが参加してくださることを目指して、しっかりと普及啓発に取組んでいきたいと思います。

津久井やまゆり園事件の初公判について

記者: やまゆり園事件の裁判が来年1月8日に初公判というリリースが横浜地裁の方から示されましたけれども、3年以上たって初公判が開かれるということなのですけれども、知事の受け止め、ご感想を伺えればと思います。

知事: ご家族のお気持ちを考えますと、植松被告に対する怒りの気持ちというのは、絶えることはないという感じではあります。県としましては、ご遺族や被害に遭われたご本人、ご家族に寄り添いながら、裁判の行方を注視していきたいと考えています。

記者: あまりにも時間がかかったというような、そういうような発想というのはないでしょうか。

知事: 時間はかかっているのでしょうけれど、しっかりとどういうことが本当にあったのか真相の究明をしっかりとやっていかなければいけないと思います。

(以上)

本文ここまで
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