定例記者会見(2020年3月27日)結果概要

掲載日:2020年3月31日

発表事項

TikTokでの配信について

 発表項目に入るまえに、何点かお知らせいたします。まず、本日の会見は、短編動画アプリTikTokを活用してライブ配信を実施します。本県では、昨年11月に、TikTokを運用するBytedance社と「県政の情報発信・広報についての連携協定」を締結しており、本日のライブ配信は、その協定の一環として試験的に実施するもので、自治体としては全国初の取組みであります。

新型コロナウイルス感染症について

 次に新型コロナウイルス感染症についてご報告します。昨日、新型コロナウイルス感染症に連携して立ち向かうため、急遽、埼玉県、千葉県、東京都、山梨県の各知事と、初となるテレビ会議を行い、本音で率直な議論をぶつけ合い、共通の認識を持って、「知事共同メッセージ」を発表しました。
 東京都で感染者が急増しているという危機感のもと、1都4県の知事が同じ言葉で、住民や企業の皆様に、改めて感染拡大を防ぐ行動について呼びかけたものです。
 首都圏で感染爆発や都市封鎖の事態が生じれば、日本全体に与える影響は計り知れません。
 こちらを見ていただきますと、本県の帰国者・接触者外来ですが、ウイルス感染の疑いがあり受診された方の状況につきましては、グラフをご覧いただくとわかる通り、週平均は確実に増加していることが分かります。こうした状況から感染爆発などを現実的なものとして捉え、広域で連携し、断固たる決意を持って対策を進めたいと考えております。
 また、本日の夕方から、新型コロナウイルス感染症の拡大を見据えた医療提供体制「神奈川モデル」を県内一致団結して推進するため、県内の政令市や保健所設置市等との会議を行います。その「神奈川モデル」については、今後、患者が増大した場合は、これまで入院を原則としていた無症状・軽症の方については、自宅や宿泊施設等での安静・療養をお願いし、経過観察をすることとしております。
 このたび、県の方針にご理解をいただき、軽症患者等の受け入れ先として、今は施設名称は申し上げられませんが、手を挙げていただいていた宿泊施設がございました。部屋数等につきましては、今後調整を行い、当面は1,000室を目指していきますが、まずは100室準備いただいています。
宿泊施設の方から、こうしたお声がけをいただけたということに、本当に感謝するとともに、この新型コロナウイルス感染症にオール神奈川で戦うにあたり、心強く受け止めています。
 新型コロナウイルス感染症と戦う方々への偏見、風評被害は絶対にあってはならないことです。御協力いただきます宿泊施設につきましても、そうした風評被害等がないよう、改めて県民の皆様の御理解・御協力をお願いいたします。
 次に本県独自の取組みについてですが、先日発表し、皆様にご協力をお願いした「がんばれ!! コロナファイターズ」については、報道にも大きく取り上げられ、大きな反響を呼んでおります。懸命に新型コロナウイルスと戦う医療従事者の方々を、全力で応援してまいりたいと思います。
また、「ヤフージャパン」のトップページにおいて、ヤフー株式会社のご協力により、私自身によるメッセージ動画により、「外出自粛要請」と「がんばれ!! コロナファイターズ」のご協力を呼びかけております。
 さらに、現状を的確に把握し、効果的な体制構築と施策検討を行うために、LINEを活用した新型コロナ対策パーソナルサポートを活用していきたいと考えています。
 既に13万人を超える方がLINEアカウントに登録いただき、県全体として分析ができるところまで来ています。
 その一例として、こちらをご覧いただきたいと思います。せっけんによる手洗いや、せきなどのエチケットについては、既に9割を超える方が対策を行っている一方、時差通勤や発熱などの時に会社などを休むという行動は、まだ半分程度の方しか行っていません。
 このことから、個人でできる行動については、ほとんどの方が実行されている一方、会社など組織における対策が、まだ不十分であり、より徹底していく必要があると考えています。
 さらに、充分なデータが集まりましたら、今後、より詳細な地域ごとの分析を行うことができるようになります。それによって、皆様の社会活動を維持しつつ、適切な対策を取れるようになると考えています。
 ぜひ、このLINEのパーソナルサポートにぜひ登録いただきまして、御自身の体調を入力してください。皆さんの一人ひとりの御協力が、新型コロナの感染拡大防止に繋がります。
 また、このパーソナルサポートについては、本県が開発したシステムを活用し、本県も含め既に10の都道府県が運用を開始したことは、昨日もお伝えしました。そして、本日、最大12の都道府県が新たにこのシステムを導入すると伺っています。これで、22の都道府県が導入することとなりますが、人口規模で考えますと、約6割強をカバーすることとなり、まさに、新型コロナ対策の神奈川モデルが全国に広がっています。
 それから、「スマートアンプ法を活用した新型コロナウイルスの迅速検出法の開発」等、最先端テクノロジーを活用した、新型コロナウイルス対策推進のため、3月9日から、ふるさと納税による寄附金の募集を開始しましたが、昨日、目標額である1,000万円を達成しましたのでご報告します。
多くのご協力を頂き本当にありがとうございました。頂いた寄付金を有効に活用させていただき、新型コロナウイルス対策に全力で取り組んで参ります。つい先程、金額を確認してまいりましたが、1,070万円を超えておりました。寄付者は664人を超えております。
 コロナウイルス対策として、県が進めてきた医療機関の状況等の情報収集の仕組み、毎日350もの神奈川県内の病院に電話をして、今状況はどうなっているのだとずっと確認して、その状況を表に出していくという「神奈川県モニタリングボード」が、全国で取り入れられることになり、昨日付けで厚労省から全国に通知がされました。
 この仕組みで、医療機関の医療提供の状況や、医療機器の整備状況等が把握でき、新型コロナウイルス感染症対策に有効に活用されることになります。

自然災害に備えて「避難所用 間仕切りシステム」を新たに備蓄します

 次に、災害時の避難所についてです。新型コロナウイルスの感染爆発が起きる可能性が否定できない中、地震や水害などの自然災害も、これも同時に発生するといった最悪の事態、これをわれわれは想定せざるを得ないわけです。
 もし今、そういった災害が発生して、避難所に皆さんが避難することになった場合、多くの方が密集した環境のなかで過ごさざるを得なくなります。
 そこで県は、新型コロナウイルスの飛沫感染防止に役立てるため、紙の管と布で、誰でも簡単に組み立てられる「避難所用間仕切りシステム」を、新たに備蓄します。
 県は、特定非営利活動法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワークと協定を締結して、市町村が迅速に「避難所用間仕切りシステム」の供給が受けられる体制を整備していますが、市町村が調達するまでの間においても、各地域県政総合センター単位で、合計50セットの「避難所用間仕切り システム」を新たに備蓄して、市町村への貸出を行えるようにします。
 新型コロナウイルス対策に全力で取り組んでいる中、いつ自然災害が発生しても対応できるよう、市町村と連携しながら避難所の生活環境の向上に向けて、しっかりと取り組んでまいります。
 この難局を乗り越えるため、県民総力戦で取り組んで参りますので、皆様にも引き続き、ご理解・ご協力をお願いします。

人事異動の概要

 次に、「令和2年4月1日の定期人事異動の概要」についてです。お手元の資料に沿って、ご説明いたします。
 まず、「1 人事異動の基本方針」ですが、「コミュニティの再生・活性化による笑いあふれる100歳時代」の実現に向け、SDGsの取組み、福祉先進県を目指す取組みを進めるとともに、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期すため、適材適所の人員配置を行います。
 次に、「3 人事異動の規模」ですが、全任命権者で3,296人の異動となります。職員の専門性を高めるため、人事異動のローテーションを3年から4年に伸ばした影響もあり、過去5年間で最も少ない規模となっています。
 2ページをお開きください。「4 主な人事異動」については、ご覧のとおりです。
 次に3ページ、「5 人事異動の特色」です。まず、「(1)新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた体制整備」ですが、医師である前田技監を健康医療局長に充てるとともに、新たに「感染症対策調整担当課長」を配置するなど、体制を強化します。
 また、先日の会見でもお伝えしたとおり、現在、新型コロナウイルス感染症を迎え撃つ医療体制「神奈川モデル」の整備を進めています。
 その陣頭指揮をお願いするため、現在、横浜市民病院(正しくは藤沢市民病院)の副院長であり、県の災害医療コーディネーターでもある、阿南英明医師を、健康医療局技監感染症医療提供体制担当、として任用します。
 なお、本県では、国に先駆けて、「新型コロナウイルス感染症神奈川県対策本部」を設置し、現在、約90人体制で対応に当たっています。
 今回、人事異動は行いますが、この対策本部のメンバーは当面、現在の役割を続けてもらうことにしています。引き続きしっかりと新型コロナウイルス対策に取り組んでいきます。
 次に「(2)SDGsの推進」です。SDGs最先進県として、17のゴールを誰もが「自分ごと化」できるよう、企業、団体、自治体、国際機関などの多様な主体としっかり連携し、先進的な政策を進めるため、「SDGs連携担当課長」を新たに配置するなど、体制を強化します。
 次に「(3)福祉先進県かながわの推進」です。「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念を一層普及するとともに、「利用者目線」に立った津久井やまゆり園の再生を進めるため、体制を強化します。
 具体的には、利用者支援の状況を検証するため、「利用者支援検証担当課長」を専任で配置するとともに、障がい特性等に応じた意思決定支援や地域生活移行支援を推進するため、「意思決定支援センター」を設置し、「意思決定支援担当部長」、「意思決定支援担当課長」を新たに配置します。
 次に「(4)児童虐待対策の拡充」です。児童虐待発生時に迅速・的確に対応するため、児童福祉司を22人、児童心理司を9人増員するなど、児童相談所の体制を強化します。
 次に「(5)スポーツセンターの設置」です。アスリートの発掘育成や、パラスポーツの普及促進、スポーツを通じた未病改善などに取り組む「総合的なスポーツの拠点」として設置します。
 次に「6 女性職員の登用」です。今回の人事異動により、知事部局の管理職手当受給者484名のうち、女性は98名となり、1.4ポイント増の20.2%となりました。
 私が初めて神奈川県知事に就任した平成23年当時、知事部局の女性幹部は6.2%でした。
 その後、人事異動のたびに積極的に登用してきた結果、今回、初めて20%を超え、就任時の3.2倍に達しました。
 次に「7 幅広い人材の登用及び採用」です。「(1)幹部職ポストへの登用」ですが、本県のデータ利活用政策に貢献したいとの思いで、厚生労働省を辞めて本県に転職される清本次保氏を、「健康医療データ活用担当課長」として任用します。
 人事異動の概要は、以上です。

あなたの未病の状態をスマホで確認!

 次に「あなたの未病の状態をスマホで確認!」についてです。本日、個人の未病の状態を数値で確認できる「未病指標」の提供を開始します。「未病指標」は、健康と病気のグラデーションのどの位置にいるのかを見える化するもので、県が無償で提供するスマートフォン用アプリ「マイME-BYOカルテ」に実装します。
 未病の状態を数値で具体的に把握できるようになるので、未病を改善するきっかけになります。
 未病指標はこれまで、WHO、東京大学と連携しながら、検討を重ね、昨年11月に開催したME-BYOサミット神奈川2019 で未病指標のモデルを公表しており、本日サービススタートに至りました。
 スライドを使って、具体的な測定方法について説明します。マイME-BYOカルテのトップ画面にある、未病指標のロゴマークをタップします。ロゴマークをタップすると、未病指標のトップ画面に進みますので、続いて新規登録をタップします。
 まず、生活習慣のページで身長・体重・血圧を入力します。マイME-BYOカルテで既に情報を登録されている方は、自動でデータが入りますので、改めて入力していただく必要はありません。
 入力が終わったら、「次へ」をタップしていただきます。メンタルヘルス・ストレスについては、「録音」ボタンをタップした後、画面に表示される文章をスマートフォンに向かって話すことで、音声によって心の状態を測定します。
 ここでは、音声から心の状態を知ることができる「MIMOSYS」を活用しています。
 認知機能については、スマートフォンから音声により順次流れる3つの単語を覚えていただきます。
 続いて、真っ白の時計の文字盤の上に、時刻を表す12個の数字を動かし、文字盤を完成させた後、スマートフォンで指定された時刻にあうように時計の針を動かします。そして、先程覚えた3つの単語を思い出して、スマートフォンに向かって話します。
 生活機能については、体の状態や生活に関する5つの質問に回答します。
 歩行速度については、ストップウォッチ機能を用いて、10メートル歩いて計測する方法と、GPS機能を用いて、100メートル歩く方法が選べます。以上で、測定は終了となります。 未病指標の測定完了をタップしていただくと、画面に100点満点で点数が表示されます。また、前回の点数も表示されますので、未病の状態の変化も自分で把握できます。
 有識者に監修いただいた領域ごとのアドバイスもご覧いただくことができます。
 本日からAndroid端末で利用が可能となりますが、iOS版と英語版も4月中に提供する予定です。今後は、この未病指標を、企業の商品・サービスの開発や、行政の健康課題の分析などにも活用できるよう、引き続き普及して参ります。

かながわペットボトルモデル事業推進コンソーシアムを発足します。

 次に、「かながわペットボトルモデル事業推進コンソーシアムを発足します」についてです。
県では「かながわプラごみゼロ宣言」を踏まえ、県民生活に最も身近なプラスチックであるペットボトルが、ペットボトルに繰り返し再生される社会を目指しています。
 しかし、現状ではペットボトル本体とラベル・キャップの3分別が不徹底であること等から、ペットボトル素材への再生利用率は、全国実績で12%と低い状況にあります。
 こうした状況を鑑み、清涼飲料業界、廃棄物処理業者の皆様と協力して「かながわペットボトルモデル事業推進コンソーシアム」を発足し、ペットボトルをペットボトルに再生利用するモデル事業の取組を、神奈川県から発信することとしました。
 3月30日の発足式では代表として、一般社団法人全国清涼飲料連合会の堀口会長と公益社団法人神奈川県産業資源循環協会の藤枝会長にお越しいただきます。
 また、地元出身のアーティスト「タカハシケンスケ」氏が、プラごみゼロ宣言のシンボルとなるよう、クジラをモチーフにした絵画を、実際のプラごみも使って製作してくださいました。
 その制作風景を含めたプラごみゼロのイメージ動画も作成し、かなチャンTVで配信していきます。とても良い内容のものができましたので、皆さん、ぜひ取材に来ていただき、動画とこの絵画を発足式で御覧ください。

「よこはま羽沢レタス」「さがみのトマト」を「かながわブランド」に登録!」

 次に、「「よこはま羽沢レタス」「さがみのトマト」を「かながわブランド」に登録!」についてです。
 県と生産者団体で構成する「かながわブランド振興協議会」は、3月19日に、団体から申請のあった「よこはま羽沢レタス」と「さがみのトマト」の審査を行い、「かながわブランド」に登録しました。
 「かながわブランド」とは、生産体制が確保され、一定の品質を保持しているなど、複数の条件を満たしている県産の優れた農林水産物です。
 こちらが、今回新たに登録した商品です。「よこはま羽沢レタス」は、早朝に収穫し、冷やした状態で出荷しています。朝採りならではのシャキシャキとした食感と甘さが特徴です。「さがみのトマト」は、完熟系の品種を使い、品質の高いトマトを選別し出荷しています。熟してから収穫するため、甘みと酸味のバランスがとても良いトマトです。
 どちらも、近隣の量販店やJAの直売所で購入いただけます。今回、登録された「よこはま羽沢レタス」と「さがみのトマト」は、自慢の農産物です。ブランド登録を契機に多くの県民の皆さんに知っていただき、味わってもらいたいと考えております。
 私も試食しましたけれど、本当にシャキシャキしていて甘味があっておいしいです。トマトも、私の感覚として昔食べていたトマトの味だと感じました。
 記者の皆様にも、会見の後にご賞味していただきたいので、ぜひ試食してください。

津久井やまゆり園及び芹が谷やまゆり園の手話表現について

 次に、津久井やまゆり園及び芹が谷やまゆり園の手話表現についてです。
 今回、令和2年第1回県議会定例会において、施設設置条例の改正議案が可決され、芹が谷に整備する施設の名称が、正式に「芹が谷やまゆり園」に決定しました。
 県では、今回の名称決定に向けて、手話表現を検討してきました。まず、「津久井やまゆり園」についてです。
 「津久井」は、もともとあった表現を使用します。片方の手で指文字の「つ」をつくり、もう片方の手で作った「湖(みずうみ)」をつくって、水平に回します。これが「津久井」です。「やまゆり園」は、やまゆりのつぼみが開花するイメージです。
 次に、「芹が谷やまゆり園」です。「芹が谷」は、もともと表現がなかったため、地元の方々にご協力をいただき、新たに作りました。両手で「谷」を表現します。これが「芹が谷」です。「やまゆり園」は、先程と同じです。
 今後、これらの手話表現を広めていきたいと思います。皆さん、ぜひ使ってみてください。

災害時の安否不明者・死者の氏名を公表していきます

 次に、資料はありませんが、「災害時の安否不明者・死者の氏名公表」についてです。
災害時の安否不明者、死者の氏名については、神奈川県は今後、速やかに原則公表することにいたしました。この問題については、全国の自治体でもさまざまな意見があり、対応がまちまちな状態にあります。
 一方、日本新聞協会から、国や全国知事会、都道府県知事に対して、氏名の公表を求める要望書も提出されています。私は、かつて報道に携わった経験から、前から申し上げていますが、災害時の安否不明者・死者の氏名については、すみやかに公表するのが望ましいと考えていました。
 この方針については、神奈川県防災会議でご審議いただき、委員の皆様のご了解を得ることができました。そこで、修正する県地域防災計画に明記しました。
 今後は、これを神奈川モデルとして、全国知事会 危機管理・防災特別委員会の委員長として、国や全国知事会に対しても、この方向性を採用するよう働き掛けてまいります。
 引き続き、関係機関とこれまで以上に連携を深め、県民の皆様のいのちを守ることを最重点に、防災対策に全力で取り組んでまいります。

知事出席主要行事

 知事出席主要行事については、事前送付した資料のとおりです。特に私から付け加えることはありません。

質疑

外出の自粛について

記者: 知事はきのう当面の外出の自粛を要請されたと思うのですけれども、あしたから連休ということもありまして、改めて県民の方にどのような過ごし方をしてもらいたいというふうにお考えでしょうか。

知事: 本当ならば、桜の季節でもありますから、皆さん「外へ出ていきたいな」、「お花見をしたいな」というような気持ちは十分に分かります。
 しかし、先程グラフをお見せしましたけれども、神奈川県も感染爆発といったこと。これを本当に覚悟しなければいけないなと。そういったことを想定した上でわれわれも体制を整えていかなければいけない。それぐらいの状況にきているとご認識いただきたいと思います。
 ですから、まずは「三密」というものです。「密閉」「密集」「密接」。
 これはきのうの知事会、知事のやり取りの中でも少し私の方から問題提起して、少しそのへんの意見の一致は見られなかったのですけれども、「密閉」「密集」「密接」と、この3つが重なると感染リスクが高いから控えてくださいというのが、政府の呼びかけでもありますし、きのうの首都圏の知事の合意事項でもありますけれども、この3つが重なるというのは、いわゆるクラスターが起きる可能性があるという意味なのです。
 それぞれの一つ一つでも、実は個人が感染する危険性は非常にあるわけです。だから、その3つが重なるのだったならば、外だったらいいだろうということにもなりかねないのですけれども、実は「密閉」だけでもよくない。「密集」だけでもよくない。「密接」、これだけでもうつる可能性があるかもしれない。ということでありますので、行動はなるべくお控えいただきたいと思います。
 そうは言っても、日常的な買い物もしなければいけないだろうし、病気の方は病院にもいかなければいけないだろうし。そして、土日も働いている方もいらっしゃいますから、そういう方々に全員家に閉じこもってくださいということはできませんけれども、不要不急の外出、特に人込みに対しての不要不急の外出は控えていただいて、なるべく行動は抑えめにしていただくといったことをしていただければ、この感染拡大、爆発といったものを避けることもできるかもしれない。
 そうしたら、早く日常生活を取り戻すことができるということなので、ぜひしばらくの間、ご不便をおかけしますけれども、みんなで我慢して取り組んでいっていただきたいと私の方から強くお願いするところであります。

災害時の氏名公表について

記者: 災害時の氏名公表に関してなのですけれども、国の方で全国的な統一基準がない中で、原則公表するという決断に至った経緯といいますか、その理由を詳しく教えてください。

知事: この記者会見でも前から皆様から質問をされておりました。なかなか、ご遺族のご意向があって発表できないのだとか、なかなか言えないということもいっぱいありました。
 私自身は、本来はどんな状態であっても速やかに公表するというのが基本だろうとずっと思っておりました。
 例えば、交通事故のニュースを見ても、どこで交通事故がありましたと「ばっ」と名前が出てくるわけです。
 特別ないろいろな状況もあると思います。例えば、誘拐があったときには、報道の皆様にもご協力いただいて、その名前を出さないとかいろいろなことがありますけれども、報道というのは。
 ただ、原則としては、報道というのは全て「ばっ」と出すというのは、しかも、速やかに出すということ。これを大原則とすべきだというのが私の持論でありましたけれども、全国それぞれ、地方によっても対応が違うという中で、私自身が全国知事会の危機管理防災特別委員会の委員長でもありましたから、そのあたりずっと自分の考えと板挟みにもあって、そして、国に対して統一基準を求めている、つまり、ずっと言い続けてきたわけでもありました。
 そのような中で、このたび日本新聞協会の方から、こういった氏名公表といったことについてのご提言をいただきましたので、それを受け入れると、ある種のチャンスだなと思いましたので、県の防災会議でご審議いただいたところ、委員の皆様のご了解を得ることができたということがありますので、神奈川県独自として、今回修正する県地域防災計画の中に明記するといったことをいたしました。
 ですから、神奈川は先にそういう形を決めたといったことで、危機管理防災特別委員会の委員長としての神奈川県は、委員長県は、こういう方針を決めましたといったことで逆に全国に諮っていきたいと思っているところであります。

記者: 確認ですけれど、安否不明者は原則速やかに公開とおっしゃられていたと思うのですけれど、災害などでお亡くなりになられた方の名前も公表するという理解でよろしいですか。

知事: 安否不明者並びに死亡者を速やかにです。速やかにと言ったのは、神奈川県はそういうやり方でやっていますよということを皆さんにご理解いただきたい。速やかではないと、いろんな方が少しうちの方は待ってくれとなってくると、それをいちいち受けていると、ご遺族に確認したいとか、ご家族に確認したいという話になると、これはなかなか氏名公表に至らない。

新型コロナウイルス感染症対策について

記者: 4点ほどお伺いします。一点目ですが、2日前の神奈川モデルのことですが、重点医療機関だとか高度医療機関の認定だとか指定の進捗状況を。

知事: 今、作業を着々と進めているところであります。重点医療機関、つまり中等症の患者をわっと集めるところです。これは、今いらっしゃる患者さんに転院とかしていただかなければいけないのです。地元のご理解をいただき、まずそのスタッフの皆さんに共有していただかなければいけないといった作業があります。今その作業に取りかかり始めているというところであります。

記者: まだ一つ目というのはまだ。

知事: もう少し、なるべく早くやりたいと考えています。

記者: まん延期ですけれども軽症者とか無症状者を受け入れる宿泊施設を100室用意したということで、大体これ何人ぐらい収容するイメージなのか。それと1,000室が当面の目標ですが大体いつぐらいまでに確保するめどがありましたらお願いします。

知事: 100室ですから100名です、今は。それで1,000室というのは、なるべく早く1,000室まで行きたいと思っています。

自然災害に備えて「避難所用 間仕切りシステム」を新たに備蓄します

記者: さっきの間仕切りの話なのですけれども、これは一つの間仕切りで何人ぐらいのイメージなのか。後、これ予算的な感じは、どういう形で、費用はなっているのしょうか。

知事: 間仕切りの写真はなかったの。あれ中に何人ぐらい入るの。

災害対策課長: 2m×2mの中にお入りいただけますので、一家族様は十分に入ります。

知事: 予算的には予備費でやっているの。

災害対策課長: 現地災害対策の既存のもので対応いたします。

記者: 予算額はどれくらいになるのですか。

災害対策課長: 百数十万程度になるかと思います。

知事:あれは、建築家の坂先生が提唱されたものでありますけれども、ウイルス等にも対応できるように遮断するというものです。これ前にプレゼンテーションさせていただきましたけども、今回備蓄しますけれど、実はすぐできるのです。紙と布さえあれば、ぱっとすぐ組み立てられますから、ですから備蓄する必要はないでしょうということでもありましたけれども、今回は50セットでありますけど、まず備蓄して、そしてそれをやりながら、どんどん現地調達して作っていこうということです。

災害時の氏名公表について

記者: もう一つは、先程の災害時の名前の公表で、きょう夕方、各市町の長と会われると思うのですけれど、今、公表ベースで年代が出なかったりだとか、後は性別だとか、出ない情報があるので、そういったところで統一的に必要な情報というのは公表する方向で検討していただけるのか。

知事: 今お話になったのは新型コロナウイルスの患者さんのことですか。

記者: はい。

知事: これは、申し上げたのは地域防災計画に位置付けたものでありますから、災害対策基本法の定義する自然災害等といったものを対象としたわけで、ですから新型コロナウイルスに対する死者というのは、この中に入らないと考えております。

記者: 3点お伺いします。今の氏名公表の関係で、逗子の土砂崩れで亡くなった高校生のお名前も公開されていませんけれど、あれも対象外ですか。

知事: あれは対象外ではないと思います。

記者: あれは対象になると。

知事: 今後はです。

記者: あれは自然災害として今後は公表される。

知事: そういうことになります。

人事異動について

記者: 二点目は人事の関係で、五輪が延期になりましたけれども、それには間に合わなかったと思いますけれども、どう対応するのですか。

知事: 現時点でオリ・パラ延期は決まりましたけれども、それがいつなのかははっきりしないです。それと今後の具体的な工程がどうなるか今の現時点ではまだ見通せない状況になっています。例えばこのセーリング競技を実施するために、700艇もの船、これは今、移動していただいていますけれども、これどうするのか。戻すのか、そのまま留め置くのか、いろんな問題、しかもそれを皆さんと実際相談していかなければなかなか何も決まらないです。ですから、そういったことが明確に見えてきたときにどれぐらいの人数をそのまま置いとかなければいけないのか。ある程度、この人数は少し余裕ができるから、例えばコロナ対策の方に向かってもらう。もう少し様子を見たら、見えてくると思います。

新型コロナウイルス感染症対策について

記者: 最後、コロナの関係で宿泊施設ですけれども費用は県が負担するのか、食事はどのように運ぶかとか、従業員の感染予防をどのようにやるのか。そういった仕組みの部分を県として何か提供するのか。それとも、宿泊施設に任せるのか、そのあたりいかがですか。

知事: それぞれ今検討中です。まずは部屋を提供してくださるところが出てきたので、これから具体にどうしていくかは、これから詰めていきたいと思います。

記者: 費用についてもまだ決まらない。

知事: まだ今の段階では決まりません。

記者: 今の最後の質問の関連なのですが、宿泊施設は今名乗り出てくれたとこは1箇所ということでよろしいですか。

知事: それは、ここでは控えさせてください。

記者: 複数の可能性もありますか。

知事: これから、また手を挙げてくれる施設もあるでしょうから、今の段階ではとにかく100室は確保できたということだけでご理解いただきたいと思います。

記者: 100室確保したというのは、これはシングルタイプの部屋を用意したという意味なのですか。どういう部屋を100室用意したのでしょうか。

知事: いや、部屋の形は、ダブルであれば2人でもいいのか。患者さん二人もありえるのですか、家族とか。別に100名というわけでは、100室ですから。

畑中顧問: 100室で、部屋のタイプは、ホテルによりますが、ただ、感染者ということで複数名というのは今の時点では想定していないです。複数人という想定ではなく、一人一部屋です。

記者: 1つの施設なのか、もう複数名乗り出ているかくらいは教えていただいても時に問題ないように思うのですが。

知事: 先程申し上げたように、きちんとご理解いただかないと、まだまだ風評被害とかさまざまありますので、そのへんは慎重に進めていきたいと思います。やはり、うまくいくということはとても大事なことなので、そのへん、変な形で話がねじれてしまうと、せっかく手をあげてくださっているところに、ご迷惑をかけてしまいますから、きょうの時点では100室確保できたというご報告だけにさせていただきたいと思います。

記者: 当然のことですが、県内でということでよいでしょうか。

知事: 県内です。

記者: 1,000室目指すということですが、先日神奈川モデルを発表したときに、まん延期に至る時の1,000室という意味でしょうか。それともも、1,000室をがつっと一括で用意したいということでしょうか。

知事: 当面の目標ですから、感染爆発といったときに、この間フェーズ0、1、2とお示ししましたけど、1,000室では足りないかもしれないです。まずは、当面は1,000室を目指していくということです。

記者: これは、民間の施設ということで。

知事: 民間です。

災害時の氏名公表について

記者: 後、氏名公表の件ですが、地域防災計画に盛り込むとのことですが、これは適用されるのはいつからでしょうか。たとえば、週末大雪が降るなんてことも予想されていますが、そういう週末起きたことにも、今の知事のお考えは適用されるのでしょうか。

災害対策課長: 来週にまた地域防災計画を、ご案内しますのでそこからとなります。

記者: 来週の何日とかありますでしょうか。

災害対策課長: 早いうちです。

記者: 来週の早いうちですね。分かりました。

記者: 今の内容に関連してなのですが、こちらの氏名公表については県内全部という捉え方でよいでしょうか。

知事: 県内全部です。

記者: 政令市とか関係なしに、県内全ての方が安否不明者になった場合に、お名前を公表するという捉え方でよろしいでしょうか。

災害対策課長: 県地域防災計画は、全県対象となっています。

ふるさと納税について

記者: 別の件で、ふるさと納税の件なのですが、先日発表してからこれで1,000万円到達ですが、期間的なことですとか、こういう形で順調に集まったことについて、知事はどういうふうに捉えていらっしゃるか教えてください。

知事: 本当にありがたいことだと思います。これはもともとお申し出があったわけです。神奈川県、アビガンというこのインフルエンザの特効薬、これを使うということについて国に話をしたところ、それをすぐやってみようという話になったりとか、スマートアンプ法を活用した迅速な検出方法といったもの、神奈川県の衛生研究所と理化学研究所が開発してきたものだと。それからLINEを使ったパーソナルサポートと、こんなことをある種次々と打ち出したわけでありますね。それをご覧になったところから、これをぜひ応援したいから、こういう最先端のテクノロジーを利用したコロナ対策で立ち向かっている神奈川を応援したいからという、そういうお申し出をいただいて始まったふるさと納税でありました。1,000万といったものがどのぐらいの規模感なのか、こういったふるさと納税でそこまで短期間で集まるのかどうか私もよく分かりませんでしたけども、毎日毎日、金額がどんどんどんどん増えてきて期間内に目標である1,000万を達成できたといったこと、その中にいろいろな応援メッセージもありました。神奈川がんばってくれと、神奈川すごいぞと、いろんなことを書いてくださった。それは本当にわれわれの励みになりました。ですから、非常に貴重なお金でありますので、これ、だからふるさと納税といっても、いわゆる返礼品がないわけでありますから。返礼品がないふるさと納税、それにこれだけのお金が集まったということは、本当にありがたいことでありますから、このスマートアンプ法の迅速検出法という中で、しっかりと有効に使わせていただきたいと思っています。

記者: ありがとうございます。

人事異動について

記者: 人事の案件で2件。コロナ対策で現在対策に当たっている方の人事を凍結したりだとか、そういったことはされているのでしょうか。

知事: 今回人事異動というのは、この時期にやったわけでありますけども、その人事のプロセスというのはそう簡単じゃなくて、ある程度長い時間かかってずっと調整してきているものです。それでやって大体終わったかなと思った時にコロナがおきて、そしていろんな部署から全部投入してコロナ対策本部つくってやっているわけです。だったら、コロナ対策本部がこうなっているのだから、この人事も全部見直すかとか先延ばしするかとか、いろんなアイデアはあったかもしれませんけれど、この3月31日で定年退職される方もたくさんいらっしゃいますので、そのあたり、せっかくやった、組み立てた人事は基本的にそのままにやろうと。やった上で、コロナの最前線でやっている人は、部署変わってもそのまま、その部署なのだけれども、続けてコロナ対策はやってくださいと。今現に他の部署にいる人がコロナ対策やっている人たくさんいますから、それと同じような扱いでやっていこうということです。

記者: 先程の五輪の質問とからむのですが、五輪の開催年に合わせたシフトだと思うんですけれども、そのために、五輪担当の人員というのは、今回増やしたのでしょうか。

知事: 今回増やした。

記者: 今回の4月1日の人事で、五輪にかかわる方の。

知事: 五輪の、オリンピック・パラリンピックの準備というのはずっと進んでおりますから、これはもう準備期間、こっちは少し大変だったわけです。ですからこの4月から急にどっと増やしている、そういう人事はもともと考えてなかったです。

災害時の氏名公表について

記者: 後もう1点。氏名公表の件で、原則という言葉がありました。家族の意向を確認する前に発表するというお話ですけど、先に家族が反対の意向を示した場合というのはどういう。

知事: ですから原則ということ、つまり速やかにということを言っていますから、ある種の自動的な作業だというふうにお考えいただきたいと思います。そういうふうにしていきたい。だから、災害があった、行方不明者が出た、死傷者が出た、ぱっと自動的に名前が出るという仕組みにしたいと。時間が、迅速というのはそういう意味です。時間が経つと、少し待ってくださいとかいろんな話が出てくる可能性があります。ぱっと迅速にやった時に、いろんな問題があるかもしれないです、実は。家族の反対だけじゃなくて、さまざまなことがあるかもしれない。そのへんはひとつ考えなければいけない状況が出てくるかもしれませんが、原則としては、起きたら自動的に流れますということ、これを、県民の皆様にもしっかりとご理解いただかなきゃいけないです。なんで神奈川県だけが名前出しているのだと言って、怒られるかもしれないですけど、でも私自身は報道というものはそういうものだと思っていますから、その考えをしっかりと打ち出して、ご理解いただきたいくように努力していきたいというふうに思っています。

記者: 反対の意向があったとしても、ご理解くださいというスタンスで。

知事: そういうことです。

記者:氏名の公表に関して、付随する年齢や居住地などの情報はどうなんでしょうか。

知事: それは出せる範囲で、でしょう。個人の何丁目何番地に住んでいらっしゃるかを言うところまではなかなか難しいのではないでしょうか。年齢とか、性別とか。性別は名前を見ると大体わかるかもしれませんが、大まかな、住んでいる市町村とかは出せるのではないでしょうか。

記者: 原則、公表ということで、逆に出せないようなケースはどのようなケースが考えられるでしょうか。

知事: 少し今私の中では浮かばないですが、いろいろなご事情があるかもしれないです。気持ちの中では公表です。

週末の不要不急の外出自粛について

記者: 昨日の会見でも質問がありましたが、改めて確認なのですが、今週末の外出の自粛なのですけれどが、不要不急は控えてくださいということなのですが、この不要不急の定義というのは、東京都は決めているようなのですが特に神奈川の場合は東京都のものを使うというよりかは、個人の判断に任せるという理解でよろしいでしょうか。

知事: 基本的に東京都とわれわれは合わせようとしていますから、逆にここがはずれると、皆さん非常に混乱するのではないかと思っています。われわれは不要不急という話を、こういうふうなイメージで感染が拡大する可能性がありますから、気を付けてくださいねという意味で言っています。ですから東京都さんが例を出されたのは、それに従っていただくということだと思います。

記者: では、神奈川も基本的に東京都が示しているようなものを不要不急と考えているという理解でよろしかったでしょうか。

知事: 同じだと思ってください。例えば散歩するとか、一人でランニングするとか、外出してはけないとか全部やめろとか、それは散歩しただけで、みんながごちゃごちゃいるところを散歩したら感染の危険性があるかもしれないですけれど、そうじゃないところをのんびり家族で散歩されるっていうことだって、別に感染の危険がある感じではないでしょうから、感染の危険が無いように「密閉」、「密集」、「密接」一つ一つでも感染の危険性はありますから気をつけてくださいといったことが、私からのメッセージです。

HDDの情報流出について

記者: 話がずれますが、年度末ということでお尋ねしますが、HDD流出問題なのですが、いまだに富士通リースからはデータ消去の証明書の話は、何か回答は来ていないのでしょうか。

知事: 来たという話は聞いていないです。

記者: このままの状態で新年度に持ち越しということになりますか。あるいは富士通リースに新たな対応策を考えますか。

知事: 法的手段といったことを前から申し上げていますから、それをだんだん具体化していくことになろうかと思います。

記者: 時期的なところは、めどはたっていますか。

知事: 検討はしております。

新型コロナウイルス感染症対策に関する職員のテレワーク推進、有給取得について

記者: 今、こういう状況ですので職員の方に対しても休める人は休むように話をしていると思いますが、一方で、新型コロナでいろいろなところに人を集めていると思うのですが、現在の有給取得率は部署でどれくらいとられているのかですとか、そういう数字は把握されているのでしょうか。

人事課長: 2月26日から、庁内で基本方針を定めて、その中でテレワークの推進ですとか特別休暇、あるいはそれでも難しい人は子連れも可能というような通知を出していますけれども、その後一週間程度の数字はいったん集約したんですけれども、三月末あるいは四月まで延長しているので、把握はしてございませんが、最初の2月26日から一週間程度の状況ですと、テレワークの登録をした方が、だいたい企業庁、教育委員会の行政職まで含めて1割程度です。休暇の方ですとか子連れ出勤っていうのはそれほど多くはないです。

記者: 今後そこらへんは増やしていくのですか。

人事課長: 昨日、対策本部の幹事会がありましたので、改めてテレワークを原則取得というようなことを、方針を改正してきょうから施行しているという状況です。

知事: できる限り、テレワークをできる人はどんどんテレワークをしてほしいと思います。ただ、今は非常事態ですから、コロナに関しても最前線で県庁職員も、少しそれどころではないといった状態で働いている人もおりますから、その人たちに対して働くなと、家にいろというのはなかなか難しいので、長い間でスパンの中で調整していただくという形にしてもらいたいと思っています。

副知事人事について

記者: 先日、副知事人事で武井さんと小板橋さんを2人任命されましたけど、理由と狙いを教えてください。

知事: 2人とも私の目から見て、プロの行政マンという表現がピッタリだなという感じがします。こうやって県政を運営する中では、さまざまな難しい問題も出てまいります。いろんなところから反対されることがあったりとか、しかし、それを前に進めていかなくてはいけないといった時に、どうやって御理解を得ながら進めていくのかといったことです。そんな中で、お見事です、この2人は。調整機能というか、そしていろんなところに目配りをしながら、最終的に綺麗にまとめ上げていくという。そういう力を何度も見せていただいたということがあり、私はもう2人とも絶大に信頼をしている人物です。ですから、副知事にふさわしいだろうといったことで、名前を挙げさせていただいて、いろんなとこにお話をしましたけども、「えっ」てなる人は誰もいなかったのです。皆さんがやはりそういうふうに、受けとめてくださっている人物だったということ、非常に嬉しいありがたいことだと思います。

記者: 退任されるお二方については。

知事: いや、よくやってくださいましたね。この2人も見事でした。中島副知事、まさに同じようなことですね、プロの行政マンの味というか、彼は本当に私がこうやりたいと思ったら、それを静かに、それがうまくいくように目配り、気配りをして動かしてくださるというところです。私みたいな何ていうか、パッパパッパといろんなことを言ったりなんかして、けっこう行政マンとしてはついていくのは大変かもしれませんけれど、そういうのもうまく調整しながら、落としどころを作ってやってくださるところです。
 浅羽副知事というのは、これまで初めての技術職、建設の技術職の副知事だったわけでありますけども、見事に、ちょうどオリンピック・パラリンピックを前にした、こういういろんなところで、そういう土木的なことも、建設的なところも非常にいろんなところで調整もあるといった時に、見事に力を発揮してくれました。それとともに防災といった問題も、これまで以上にクローズアップされた時代でもありましたけど、そういう技術職の副知事の素晴らしさと言ったもの、これもやはり、素晴らしい働きぶりを見せてくれたなと、2人とも思います。素晴らしい副知事だったと思います。

TikTokの配信について

記者: きょうリアルタイムの会見の配信ということで、知事として、何か説明の仕方ですとか、プレゼンテーションというのでしょうか、そこで何かちょっと変えてみたところとか、きょうは何かあったのですか。

知事: 感じました何か。私自身は特に意識してないですけど。

記者: 変わっていないですか。

知事: 私は意識していないです。何か変わっていましたか。皆さんが感じられたら、それはなにか変わったのかもしれませんけれど、私自身の中にはそんなにあまり意識はなかったです。いつも県の動画では、生でやっています。県の動画では生放送をいつもしていますから。

記者: 特に変えたところとか、より一層何か資料、スライドですか、あれを見せるようにしたとか、特に変えたところは特にない感じですか。

知事: 特にそのきょうTikTokの生配信があるからというので変えたところはなかったつもりです、自分では。

HDD情報流出について

政策推進担当課長:情報システムの所管課長に来てもらいました。

知事:ハードディスクの問題。

ICT推進部長:先程のご質問については、知事に答えていただいたことで、補足はございません。

以上

本文ここまで
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