定例記者会見(2020年1月7日)結果概要

掲載日:2020年1月7日

発表事項

オリパラで躍動する神奈川~新たなステージへ~

 皆さん、あけましておめでとうございます。
 2020年の年頭記者会見を始めます。2020年のテーマは、「オリパラで躍動する神奈川 ~新たなステージへ~」であります。
 オリンピックイヤーである本年は、昨年のラグビーワールドカップ2019の熱気を、オリンピック・パラリンピックにつなげて、さらに盛り上げていきたいと考えています。県としても、これまでの政策の「新たなステージ」に挑戦してまいります。
 そこで、「SDGs最先進県 神奈川の7つの挑戦」と題しまして、「防災・環境」、「未病改善」、「福祉先進県」、「ともに生きる」、 「オリンピック・パラリンピック」、「観光立県」、「ベンチャー・中小企業」の7つを選定いたしました。順を追って、ご説明してまいります。
 まず、「挑戦1 防災・環境」では、「防災・環境対策を強化し、2050年『脱炭素社会』」の実現を目指します。具体的には、気候変動を踏まえた風水害への戦略的対策、県有施設「再エネ100%化」への道筋をつけるとともに、「0円ソーラー」による太陽光発電の普及促進などに取り組んでいきます。
 「挑戦2 未病改善」では、「未病指標で健康長寿社会」の実現を目指します。具体的には、マイME-BYOカルテに「未病指標」を搭載、「未病指標」を活用して未病産業を活性化などに取り組んでまいります。
 「挑戦3 福祉先進県」では、「当事者目線で福祉先進県」を実現します。具体的には、「利用者目線」の新しい障がい福祉のあり方を目指すとともに、全国に先駆けた障がい者の意思決定支援の全県展開などに取り組んでいきます。
 「挑戦4 ともに生きる」では、「ともに生きる社会かながわ」を実現します。具体的には、「リスペクトでつながろう」の動画やポスター展開などで、さらなる憲章の普及、共生共創事業シニア劇団等の本格展開などに取り組んでいきます。
 「挑戦5 オリンピック・パラリンピック」では、「東京2020大会の成功とレガシーの継承」に向けて取り組んでまいります。具体的には、聖火リレー・シティドレッシングを通じたオール神奈川での盛り上げ、スポーツ医科学を駆使した県内アスリートのサポート、県民のスポーツ習慣・障がい者スポーツの拡大などに取り組んでまいります。
 「挑戦6 観光立県」では、「神奈川の魅力を世界へ発信」します。具体的には、東京2020大会に向けた1,000本ツアーの戦略的展開、エグゼクティブへのプロモーション強化などに取り組んでいきます。
 「挑戦7 ベンチャー・中小企業」では、「企業の成長・持続的発展を後押し」します。 具体的には、「HATSU鎌倉」での起業準備者への支援強化や、「SHINみなとみらい」でのベンチャー・大企業・県職員のコラボの強化、「企業経営の未病CHECKシート」の電子化・利用促進などに取り組んでまいります。
 以上のような取組みを通じて、オリパラで躍動する2020年を、新たなステージに挑む年にしたいと考えています。

CSF(豚コレラ)ワクチン初回接種の終了

 次に、記者発表資料はありませんけれども、「CSFいわゆる豚コレラワクチン初回接種の終了」についてコメントしておきます。
 県では、昨年12月24日から今年1月6日までの14日間、年末年始の休みを返上して、県と民間の獣医師など延べ550名体制で、初回接種の対象となった県内の全ての豚、52,699頭の接種を無事終了いたしました。
 私としても、CSFいわゆる豚コレラが発生する前にワクチン接種が終了し、安堵しておりまして、養豚農家の皆様にもひとまず安心していただけたものと思っています。
 なお、ワクチン接種につきましては今後も継続していきます。親豚については、初回接種から半年後に追加接種を行い、現在離乳していない子豚や、新たに生まれてくる子豚については、離乳した段階で随時ワクチン接種を行います。
 今後も、気を緩めることなく、引き続き、防疫体制を徹底し、県内養豚業を全力で守ってまいります。

いよいよ2020年!モニュメントの設置などで、オリパラ歓迎ムードを盛り上げていきます!

 次に、「いよいよ2020年!モニュメントの設置などで、オリパラ歓迎ムードを盛り上げていきます!」についてです。
 昨日、仕事始め式終了後には、カウントダウンボードを新庁舎1階ロビーに設置し、県庁を訪れる方々に大会への期待感を高めていただくようにしたところでありますけれども、今後順次、こうした取り組みを進めていきますので、いくつか紹介させていただきます。
 まず、江の島に設置する東京2020大会・セーリング競技開催記念モニュメントについてです。
 江の島がセーリング競技の会場であることを伝えるため、江の島弁天橋北側入り口にモニュメントを設置いたします。
 このモニュメントは、東京2020大会に向けて、大会の機運を醸成し、大会の開催をPRするため、そして、大会終了後は、大会の感動や記憶を呼び起こすレガシーとするために制作しました。
 モニュメントのデザイン及び制作については、公募を行い、提案のあった複数の事業者の中から、最も優れたデザインを提案いただきました、大塚オーミ陶業株式会社にお願いしました。
 大会のセーリング競技が一目でイメージできるものとなっていますので、1月25日の除幕式でのお披露目を楽しみにしていていただきたいと思います。除幕式には、私も出席いたしますので、ぜひ取材にお越しいただきたいと思います。
 次に、シティドレッシングについてです。
 大会に向けて機運を醸成し、国内外からの来県者を歓迎する思いを込めて、大会エンブレム等を用いたシティドレッシングを行います。
 まず、県庁の本庁舎と新庁舎の間の渡り廊下の外壁を壁面シートで装飾します。この渡り廊下への装飾は、初めての試みとなりますが、県内外から横浜を訪れる多くの観光客の皆さんの印象に残ることを期待しています。掲出期間は、2月中旬からパラリンピックが終了する9月上旬までを予定しております。
 次に、セーリング競技会場周辺のドレッシングとして、セーリング選手等の宿泊先となる大磯プリンスホテルから江の島までの国道134号を、横断幕とフラッグで装飾します。掲出期間は、3月上旬からオリンピックが終了する8月中旬までを予定しています。
 なお今後、オリンピックの本番に向けて、より機運が高まっていくよう、準備が整い次第、順次、県内各所でシティドレッシングを展開していきます。
 このように、多くの方々の目に触れる場所に装飾を行うことで、オリンピック・パラリンピック開催年の到来を感じていただきたいと思います。

かながわMIRAIキャンペーン「はじめてばこ」無料プレゼントの募集開始!

 次に、「かながわMIRAIキャンペーン「はじめてばこ」無料プレゼントの募集開始!」についてです。
 県では、テレビ神奈川と生活協同組合パルシステム神奈川ゆめコープが連携して、県内の子育て支援やくらし課題解決を目指すコラボレーション企画「かながわMIRAIキャンペーン」に協力しています。
 キャンペーンでは、神奈川県に生まれたすべての赤ちゃんへ「ありがとうを届けよう」をコンセプトに、申込みいただいた全てのご家庭に、この「はじめてばこ」を無料でプレゼントいたします。
 この「はじめてばこ」は、県内に生まれた赤ちゃんとそのご家族へ、祝福の気持ちを伝え、子育てを応援するためのプレゼントとして、協賛企業からの様々な誕生祝の品を詰め込んで、無料でお贈りするものであります。
 箱は、江の島や丹沢など神奈川県ならではの風物をモチーフにしたオリジナルデザインでありまして、中身を使った後は、お子様のはじめての肌着や、はじめての靴など、「はじめて」の記念品を保管しておくタイムカプセルとしてお使いいただくようになっています。
 配布の仕組みとしては、tvkがテレビ番組等での告知や、専用WEBサイトによる申込みの受付を行いまして、パルシステムの専従スタッフがそれぞれの各家庭に配送いたします。
 神奈川県では、「はじめてばこ」を通じて、県が実施する子育て支援事業などの情報発信を行うとともに、市町村窓口や県の子育て支援情報サイトなどにより、キャンペーンの周知に協力いたします。
 今回は「かながわ子育て応援パスポート」、「子育て世代包括支援センター」のチラシと「ミビョーマン」のステッカーを入れることとしています。
 プレゼントの対象者は、本年の1月1日以降にお子さまが生まれたご家庭で、申込・受取時に神奈川県内にお住まいの方となります。
 なお、生まれてから6か月以内にお申し込みをする必要がありますので、ご注意いただきたいと思います。
 申込みは、本日からとなります。申込み方法は、県のホームページに掲載している案内をご覧の上、tvk公式ホームページ内のキャンペーン特設サイトから応募いただきたいと思います。
 ぜひ、たくさんの皆様にお申込みいただきたいと思います。

新年の門出を彩るかながわの花々について

 次に、私の隣に飾ってあります「新年の門出を彩るかながわの花々」をご紹介したいと思います。
 この花は、「かながわブランド振興協議会」が、新年のお祝いとして、県に贈呈してくださったものです。
 かながわブランドの「湘南のスイートピー」など、湘南地域で生産された200本を超える花が、会見場に彩りを添えてくれました。
 スイートピーの花言葉は「門出」だそうです。2020年、県は7つの挑戦を実行していきます。その門出を祝う花として、スイートピーにも力をもらいまして、今年一年を躍動する年にしたいと考えております。
 制作は、環境農政局農政課職員が行ってくれました。かながわブランドを多くの皆さんに知っていただきたいという思いを込めた作品となっています。
 なお、この「新年の門出を彩るかながわの花々」は、1月10日金曜日まで、本庁舎正面入口に展示し、来庁された皆様にもご鑑賞いただけるようにしていきます。
 今年も、かながわブランドを含む県産農林水産品を積極的にPRして、地産地消を推進してまいります。

知事出席主要行事

 知事出席主要行事については、事前送付した資料のとおりです。特に私から付け加えることはありません。

質疑

かながわMIRAIキャンペーン「はじめてばこ」無料プレゼントの募集開始について

記者: まず、記者クラブを代表して、明けましておめでとうございます。
早速ですが、きょうの発表項目からお願いします。かながわMIRAIキャンペーンの「はじめてばこ」ですが、改めて、こちらを実施する狙いについて教えてください。

知事: これは、「子どもを生むなら神奈川、子どもを育てるなら神奈川」とずっと言ってまいりました。そういった意味で、神奈川県というのは、お子さんの誕生、そして子育て、これを応援していますよという、そういうメッセージを皆さんにお届けしたいというところでありまして、ちょうどtvkとコープが連動してやるこのイベント、これに県も一緒にやっていこうという思いで、子育てのムードを高めていきたいという思いであります。

記者: こちらのキャンペーンは、今回、県としては初めて実施するものなのでしょうか。

知事: これは初めてですよね。

子ども企画担当課長: はい。県としては初めてでございます。

記者: こうした取組みは、他県や全国的でも珍しい取組みだと思うのですが、そのキャンペーンを実施するに至った経緯について教えてください。

知事: 「はじめてばこ」のプロジェクトとしましては、神奈川県が別に初めてというわけではなくて、広島県、愛媛県、長崎県、青森県など、かながわMIRAIキャンペーンと同様に、地元のテレビ局が企画・実施している地域があります。こういった例を参考にさせていただいたということであります。

IR汚職事件について

記者: もう1点、IR誘致をめぐって現職の国会議員が逮捕される事案がありました。神奈川県内では、横浜市がIR誘致について、今、本格的に取組みをしていると思うのですが、その中での事件になったと思いますが、知事としての受け止めをお願いします。
知事: IRに関して、国会議員に現金が渡っていたという報道がありますけれども、私は報道以上のことは知りません。
 しかし、これは、IRの是非に関わる話ではないと考えています。これはもう明らかに問題があるということで警察当局が動いているわけでありますから、厳正に捜査するということを期待したいと考えています。
 こういったことがあるからIRが良いとか悪いとか、そういった問題につながる話ではない。犯罪は、犯罪だと考えております。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の機運醸成について

記者: オリンピック関連のことで伺いたいのですが、昨日カウントダウンボードを設置されましたけれども、知事の目から見て、現在の県内の盛り上がりの機運というのは、どう捉えていらっしゃるのでしょうか。

知事: 盛り上がりは、これからだと思います。去年のラグビーワールドカップのあの盛り上がりです。まだ、その余韻といったものは残っているのではないでしょうか。あれから連日テレビにもラグビーワールドカップの日本代表の選手がずっと出てきて、そういう流れの中で年末年始を迎えたということがありました。
 しかも、特にこの神奈川県におきましては、もうすぐですか、全国高校ラグビーの決勝戦に桐蔭学園が出てくれておりまして、優勝を目指してこれから激しい戦いが行われるということでありまして、まだ、ラグビーモードが中心かなという気がしています。
 これからオリンピックが近づいてくると、それはもうオリンピックモードに一気に盛り上がってくるものだと思っています。きのうの200日というのは、その第一歩だと考えていまして、これから一体となって、神奈川県内、開催市町と一体となって盛り上げていくために頑張っていきたいと思っています。

かながわMIRAIキャンペーン「はじめてばこ」無料プレゼントの募集開始について

記者: 「はじめてばこ」のことで伺いたいのですが、子育てムードを高めていきたいということで実施されるということなのですけれども、これは、いつまでやる予定なのでしょうか。そういうことはあるのでしょうか。

知事: 現在のところ来年度末まで、令和3年3月31日までに産まれたお子様を対象に実施する予定と伺っています。

相模原事件の初公判について

記者: 明日、相模原事件の初公判が始まりますけれども、改めてこの裁判に向けた知事のご所感というものを伺わさせていただければと思います。

知事: あの忌まわしい事件ですね。あのことは、私はもう本当に生涯忘れることはできないと思っています。コミュニケーションがとれない人間は、生きている意味がないのだという勝手ででたらめな主張によって、19人もの貴重な命を奪ったといった出来事を絶対許すわけにはいかないと思っています。
 しかも、伝えられるところによりますと、本人の思いや主張というものは全く変化がないと聞いております。こういったものはやはり、厳しく断罪されるべきものだと思っています。
 何よりも、そういった意見に同調する人がいるということ、これが一番重大なことだと思っています。
 そういったことの流れを断ち切るためには、これは裁判でしっかりとそのあたりを裁いていっていただきたいと思います。
 それとともに、われわれは「ともに生きる社会かながわ憲章」といったものを議会の皆さんと一緒に取りまとめましたから、この憲章をしっかりと深く広く普及させるために、改めて全力を注いでいきたい。そのように思うところであります。

記者: 後、この事件に関して検証委員会を立ち上げるというお話もありましたが、少し年末年始でずれ込んだということですが、こちらについては年明けて何か変化はありますでしょうか。

知事: 本来なら、この裁判が始まる前に検証委員会を立ち上げようと思って動いていたのですけれども、ご指摘のとおり今年の年末年始は非常に長かったので、きょうまでに開催することができませんでした。
しかし、今、慎重に調整しておりますので、できる限り早く立ち上げていきたいと考えています。

県のデータが入ったハードディスクの盗難について

記者: 次に、ハードディスクの流出問題ですが、年が明けてからですが、富士通サイドからデータ消去が完了したと、そういった報告というのはいかがでしょうか。

知事: これはまだなのです。これはもう、どうなっているのかという感じでありますけれど。富士通リース、向こうはもともと12月12日までに消去証明書を提出すると言った。しかし、それが守られなかったという中で、社長がやっと謝罪に来られた。
 けれどもそのときに、とにかく早く出して欲しい、しかし、明言はなかったわけであります。
 何とかして年内にと思いましたけれど、結局年内は無理で年が明けてしまったということであります。これは非常に腹立たしい思いです。とにかく1日も早く消去証明書といったものを出していただきたいと強く思います。

記者: 今のハードディスクの話が出ましたので関連でお尋ねします。弊社の取材では、容疑者が持ち出してネットオークションで転売した18個以外に、新たに3個、神奈川県のハードディスクが見つかったという情報がありますが、この点について、県の方でも情報は把握しておりますでしょうか。

知事: 12月28日に窃盗容疑で逮捕された容疑者から押収した12本のハードディスクのうち3本から県に関する情報が見つかったとの一部報道、これは朝日新聞さんですけれども、あったことというのは承知しております。
 しかし、当該12本のハードディスクのシリアル番号は、県がリース満了により返却したハードディスクとは一致しないことに加えまして、県が使用していたハードディスクとはすべて型式も異なるといったことを警視庁にわれわれは確認済みであります。

記者: 今のお話でいうと、おそらく、弊社の報じた3本というのは、県の使っていたハードディスクではないということになるのでしょうか。

知事: 今お話をしたとおりでありまして、警視庁へ確認をしたわけでありまして、一致しないということです。

記者: 確認ですけれども、そうするとハードディスク12個の方に県の情報が含まれてなかったという認識でいいのですか。

知事: 私はそのように認識をしています。ですからハードディスクは一時流出をしましたけれども、最終的には全て戻ってきて、そして、いわゆる情報流出といったものはなかったと受けとめています。

観光の核づくりについて

記者: 先程の挑戦の中で、観光の核づくりを新しいスキームで支援するという話がありましたが、観光の核づくり、新しいスキームとはどういうものですか。

知事: 新しいスキームですか。ここに書かれているものですね。私が言ったものではなくて。観光の核づくりを新しいスキームで支援というものは、これまで観光の核づくりというものは、新しい観光の核、第4の観光の核という言い方をしましたけれども、そこで選ばれたものが三崎・城ケ島、大磯、大山でありました。
 これまでは、それに対する特別な予算というものを組んで、その中の3つの地域でどのようなことが必要かということで予算の配分をしてきましたけれども、今回からはそのような予算はないという形です。
 しかし、いろんな形で支援をしてまいりますから、3つに対して均等に配分していくという発想ではなくて、ここには必要だなといったことがあれば、支援をしていくと。今までの予算の組み方が違ってきたと。そのように受けとめていただければと思います。

記者: 今の関連ですと、今回から予算がないというのは、今年度の予算がついてないという意味なのか、それとも来年度つけるつもりがないとおっしゃったのか、どちらなのでしょうか。

知事: つけることになると思います。

記者: つけることにはなるけれども、平等に配分することであるという意図ではないという。

知事: そういうことです。これまで枠があって、大体これくらいの金額をやろうということで、その中でやっていましたけれど、かなり成熟度を増しているところもあるし、まだまだこれからというところもあります。そのへんは、今までのやり方と違って予算をつけていきたいということです。

記者: 知事の思いの中では、額の全体の規模は変えないつもりでいらっしゃるのですか。

知事: それは予算を今編成作業中ですから、これはしっかりと議論していきたいです。

相模原事件の初公判について

記者: また相模原事件の関係で、知事が年内、去年の中で、指定管理者の問題で、公判がはじまると良くない話、共同会についての良くない話が次々と出てくるということですけど、明日を控えたタイミングで良くない話というものを知事からお話しされるつもりがあるのか、もしくは、始まって本当に出てくるかもしれませんが、その時には何か知事からご説明するようなことがございますでしょうか。

知事: 私の方から言うというよりも、先程申し上げましたように、検証委員会というのを立ち上げますから、私のところに寄せられている情報なども含めた上で、検証委員会にしっかりと検証していただきたいと考えています。

職員遺族からの訴訟提起について

記者: 昨年末の話になりますが、県職員が自殺、自死された事案の第一回口頭弁論がありまして、そこで亡くなられた職員の方のお母様が意見陳述書をお読みになりました。この意見陳述書は知事もお読みになりましたでしょうか。

知事: その文章そのものを読んではいませんけれども、内容は把握しています。

記者: 内容を把握されて、どのような思いを抱かれましたか。

知事: これは裁判中のことでもありますから、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。

記者: 私の手元にあるのですけれど、中身を読みますとですね、お母様、ご遺族の方が県庁にいらっしゃった時に、知事室に案内されて、一緒に写真を撮られたという話が出てくるのですが、ここの経緯を少し教えていただきたいのですけれども。「写真を撮りましょう」と言ったのは知事の方からだったのですか。

知事: これは裁判中のことでありますから、コメントは控えさせていただきたいと思います。

記者: しかし、裁判で問われているのは、長時間労働とか、パワハラの問題でして、写真を撮る、撮らないというのは、もう自死された後の話ですので、裁判の内容とは関係ないと思うのですけれども。

知事: 私としては、誠意をもって対応したつもりなのですけれども、そこのところがどのように受けとめられていたのかといったことについて、これも、裁判の最中でありますから、今、私がここでコメントするというのは、適切ではないと思っています。

記者: 知事の方から「写真を撮りましょう」と言ったかどうかも、本日はコメントできないということですか。

知事: そうです。裁判の中で語られていることであるならば、私は答えるというのは適切ではないと思います。

記者: くどいようかもしれませんけれども、意見陳述書の中では、県が、職員の方が自死されたことに対して、かん口令を敷いたという言葉も出てくるのですが、そういったことはあったのでしょうか。

知事: かん口令を敷いたという記憶は、私の中にはありません。

記者: 知事ご自身の指示でなくても、例えば、県庁の中でかん口令が敷かれたのかどうかというのは、どうでしょうか。

知事: かん口令が敷かれたという事実は、私は把握していません。

記者: そのあたり、ご遺族の方々は、意見陳述でそうやって訴えているのですが、確認していただくということはできませんか。

知事: 裁判の最中ですから、そういったことも含めて、裁判の中で明らかにしていくべきものはしていくとお考えいただきたいと思います。

記者: 12月26日に第一回口頭弁論が終わった後で、本庁舎の中で、囲み取材に応じていただきまして、今後の県の方針も説明いただきましたが、改めてお尋ねしますが、本件について県としては、争うということでよろしいのでしょうか。

知事: 争うというか、確認が必要なものは、確認を求めていくということです。だから、県は、基本的に長時間労働、これが認められるべきものは認めるという姿勢ですけれども、その一方で今ご指摘のことも含めて、訴状は膨大でありまして、さまざまな内容が書かれておりますので、確認が必要なものは確認を求めるとお考えいただきたいと思います。

記者: 一部については、争うという理解でよろしいですか。

知事: 裁判ですから、裁判に対してしっかりと、われわれは、確認が必要なものは、確認を求めていくということであります。

記者: 現時点で具体的に確認を求めなければいけない点というのは、どういったものがあるのか教えていただけますでしょうか。

知事: それも裁判の中身ですから、これは、ここでコメントするのは、適切ではないと考えています。

かながわ共同会からの質問書の提出について

記者: 年末のやまゆり園の件なのですけれど、共同会から県に対して質問書が届けられたと、ホームページでも共同会が発表されております。内容については、A4で約3ページの発表項目があるのですけれど、12月27日付けで送ったとありますが、これについてはご確認はされておりますでしょうか。

知事: この文書は昨日県庁に届きまして、内容9項目を確認をいたしました。詳細は検討を開始したところでありまして、現時点でコメントできるものはありません。しかし、説明を尽くしてご理解いただけるように丁寧に調整していきたいと考えています。

記者: 先程の検証委員会のお話もあったかと思うのですけれども、よく、その共同会がわれわれに関しては具体的な話を全くされていないと。悪い噂に関しては、報道でも明らかになっているような2点しか知らないというような話をされていますけれども、今現在、知事がご存知になっているさまざまな噂っていうものは、全て検証会にかけられた状態で、それの白黒というのも発表されるということなのでしょうか。

知事: これは検証委員会でスタートしてからです。その運営方法については、検証委員会の先生方にお任せしたいと考えています。

                                    以上

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa