定例記者会見(2018年7 月31日)結果概要

掲載日:2018年8月2日

発表事項

台風12号による被害について

 はじめに、資料にはありませんけれども、台風12号の被害に関してコメントしておきます。
 まず、被害を受けた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
 被害の状況ですが、今回の台風は、強い勢力を維持したまま、東から西へ特異なルートをとったことなどから、雨や強風のほか、高波による被害が発生しました。
 県が現時点で把握している具体的な被害ですが、人的被害としては、川崎市や小田原市など5つの市で、軽傷ではありますが、11人の負傷者が出ています。
 また、高波の影響で、住宅1棟が半壊、小田原市が建設中の交流促進施設1棟が破損、一部損壊ですけれども破損したほか、湯河原町にある海の家など12棟が全壊の被害となりました。
 水産関係では、小田原漁港を含め、6漁港でコンクリート舗装の浮き上がりや、車止めの破損、土砂堆積、また沿岸漁協の漁船の破損などの被害が出ています。
 港湾関係では、真鶴港において、港湾管理事務所及び倉庫の半壊、フェンスの一部破損などの被害が出ています。
 県西部の沿岸部を走る国道135号では、通常は、現地に設置している監視カメラを土木事務所で監視し、道路への影響が生じると予測した時点で、職員が現地に赴き、状況を確認し、通行止めを実施することにしています。
 しかし、今回、短時間に、高波が急激に上昇したため、通行止めの措置が間に合わず、パトカーや救急車を含む15台の車両が破損するなどの被害が発生しました。
 今後は、引き続き被害の全容把握に努めるとともに、今回の被害状況を踏まえ、必要な安全対策を講じてまいります。

全国初!上下水道料金のキャッシュレス支払い方法としてLINE Payを導入!!

 次に、「全国初!上下水道料金のキャッシュレスの支払方法として『LINE Pay』を導入」についてお知らせです。
 県企業庁では、相模原市や藤沢市など12市6町に水道水を供給しており、お客様サービス向上の観点から、これまでコンビ二収納やクレジットカード支払いなど上下水道料金の収納方法を拡大してきました。
 この度、キャッシュレスで、いつでもどこでも支払えるというお客様の新たなニーズに対応するため、国認可の水道事業者では全国初となる先行的な取り組みとして、「LINE Pay」を導入し、明日、8月1日10時から取扱いを開始します。「LINE Pay」の利用方法について、こちらをご覧ください。
 まず、「LINE」のウォレット画面から「請求書支払い」を開きます。バーコードリーダーの使い方の画面が出てくるのでそれを確認していただきまして、「次へ」をタップします。
 そうするとこちらの上下水道料金の納入通知書にあるバーコードです、このバーコードを読み込みます。そして支払内容と金額を確認し、決済をタップします。決済のために個人で設定したパスワードを入力すれば、上下水道料金の支払いが完了します。
 このように、銀行やコンビニに行くことなく24時間いつでもどこでも簡単に料金のお支払いが行えます。
 ぜひ、この新たな支払い方法である「LINE Pay」をご利用いただきたいと思います。

「企業経営の未病チェックシート」プロトタイプができました!

 次に、「「企業経営の未病チェックシート」プロトタイプができました!」についてです。
 県では、中小企業・小規模企業の経営者の皆様に、経営状況が下降する前にその兆しに気づいていただき、早期に必要な対策、企業経営の未病改善を講じてもらえるよう、企業経営を見える化するシートの作成を進めています。
 このたび、中小企業・小規模企業の経営者の皆様を対象とした、「企業経営の未病チェックシート」プロトタイプを作成いたしました。
 こちらの「企業経営の未病チェックシート」をご覧ください。
 このチェックシートは3種類ありまして、青が「製造業・卸売業編」、そして、黄色が「小売業・飲食業編」、そして、緑が「サービス業・その他編」となっています。
 このシートは、経営者の皆様に、該当する簡単な設問にチェックしてもらうことで、企業経営の未病を見える化するものです。
 表紙では、「企業経営の未病」について、簡潔に説明しています。
 中を開いていただいて、まず、「STEP1」では、現在の経営状況について、「先行き」や「稼ぐ力」など、5つの項目ごとに、各設問に該当するものをチェックして、項目ごとのチェックの合計数を出します。
 次に、「STEP2」で、外部要因の設問について、業界や身の回りで起こっていると感じる設問にチェックをつけ、その合計数を出します。
 裏面をめくっていただいて、「STEP3」では、「STEP1」の合計数と、「STEP2」の合計数をかけ、その数に〇をつけると、それぞれの項目の「企業経営の未病」がグラデーションの、どこにあるか見える化できます。
 グラデーションの中で濃い色にある項目ほど将来リスクが高いので、経営者の方が気になる項目がある場合は、ファクシミリで「企業経営の未病相談ダイヤル」にお送りいただきまして、必要な企業にはこちらから連絡し、改善への取組の支援を行います。
 このチェックシートは、設問が簡単なので、人に聞かなくても経営者が一人で取り組める、また、企業の現状と外部要因からリスクをあぶり出せる、財務の具体的な数字を必要としないことで答えやすくしている、こういう3つの特徴があります。
 特に財務の数字を必要としない点は、金融機関等の支援機関に相談することに抵抗のある経営者にも、ハードルが低くなると考えています。
 こうした特徴を持つチェックシートを、国や他の自治体等で作成している例は、承知している範囲ではありません。
 今後8月から10月までの間に、商工会・商工会議所、中小企業家同友会及び神奈川産業振興センターなどにご協力いただき、3種類のチェックシートごとに約30社、合計100社程度の中小企業・小規模企業の経営者の皆様に実際に試していただきます。
 また、県のホームページにも掲載しますので、ご興味のある経営者の方に、ぜひ試していただければと思います。
 今回、トライアルいただいた経営者の皆様の生の声を取り入れて、チェックシートを改良した後、年内を目指して本格的に配布いたします。
 さらに、将来的にはホームページやスマートフォンなどから直接、設問に回答し、企業経営の未病の状態がわかるようにするシステムの開発も考えています。

地域未来投資促進法に基づく事業計画の本県第1号承認を行いました!

 次に、「地域未来投資促進法に基づく事業計画の本県第1号承認を行いました!」についてです。
 県では、地域の特性を生かして、高い付加価値を創出する事業を支援する地域未来投資促進法に基づき、事業者の皆様から、地域経済牽引事業計画の申請を受け付けています。
 このたび、事業者から申請のあった、地域経済牽引事業計画について、本日、本県第1号承認を行いましたのでお知らせします。
 企業名は、株式会社小田原エンジニアリングで、本社は松田町に所在します。
 事業計画は、「電気自動車、ハイブリッドカー向け新型モーター生産工程・生産設備の確立と需要拡大へ向けての新工場建設」です。
 事業概要は、電気自動車、ハイブリッドカー向けモーターの高効率化などのため、新型モーターの生産設備の開発等を行うとともに、急激な市場の拡大に対応するため、新工場を建設し、生産能力拡大を図るものです。
 支援措置として、設備投資に関する減税措置を活用し、付加価値創出額14億2,000万円を目指す事業計画です。
 県の承認を受けるためには、付加価値創出額6,600万円を上回ることが必要となりますが、それを大幅に上回る14億2,000万円を目指す事業計画となっておりまして、地域経済を大きく牽引することが期待されます。
 今後も、多くの事業者による制度の活用に向け、事業の発掘と計画作りの支援を実施してまいります。

平成29年神奈川県入込観光客調査結果について

 次に、平成29年神奈川県入込観光客調査結果についてです。
 平成29年に神奈川県を訪れた観光客の延人数は、2億69万人で、対前年比で1,042万人増加し、初めて2億人を突破しました。
 これにより、神奈川県観光振興計画に掲げた平成30年の目標値である2億人を、一年、前倒しで達成しました。
 今回の入込観光客調査の主な増加の要因ですが、まず、箱根・湯河原地域において、大涌谷の火山活動が落ち着いたこと、箱根町に新たな宿泊施設がオープンしたことなどを受けて、地域全体で、225万人増加しました。
 また、横浜・川崎地区において、横浜市内で「全国都市緑化よこはまフェア」など、大規模なイベントが実施されたことや、宿泊施設の稼働が好調であったことなどを受けて、地域全体で、991万人増加しました。
 一方、湘南地域において、お盆時期の天候不良により、海水浴をはじめとした観光客が減少するとともに、10月に連続して発生した台風の影響によるイベントの中止等を受けて、地域全体で、244万人減少しました。
 このような減少要因もありましたが、昨年の県全体の入込観光客数は増加いたしました。今後も、引き続き、多くの方々に本県を訪れていただけるよう、新たな観光の核づくり地域など神奈川の魅力を積極的に発信してまいります。

県民共済みらいホール等において「共生共創事業」を始めます

 次に、県民共済みらいホール等において「共生共創事業」を始めます、についてです。
県では、文化芸術の魅力で人を引きつけ、地域のにぎわいをつくり出す、マグネット・カルチャー、マグカルの取組みを進めています。
 「共生共創事業」は、共生社会をめざす取組みとマグカルをクロスさせようとするものです。そこで、「ともに生きる」、「ともに創る」をテーマに、障がいや年齢などにかかわらず、子どもから大人まですべての人が参加できる舞台公演を実施してまいります。
 この事業は、神奈川県民共済生活協同組合の協力を得て、県民共済みらいホールを主な拠点とし、各地で活動している団体と連携しながら、取り組んでいきます。
 本事業の開始を記念して、故・蜷川幸雄(にながわ ゆきお)芸術監督のもと平成18年に旗揚げされた高齢者演劇集団「さいたまゴールド・シアター」を県民共済みらいホールにお招きし、10月13日土曜日、14日日曜日に公演を行います。ぜひご期待いただきたいと思います。
 今後の予定は、資料に記載のとおりです。皆さまのご来場をお待ちしております。

JAXA野口聡一宇宙飛行士に託す宇宙飛行記念品が決定しました!

 次に、JAXA野口聡一宇宙飛行士に託す宇宙飛行記念品の決定についてです。
 本県出身の野口聡一さんが、2019年の終わりごろから約半年間、国際宇宙ステーションに長期滞在することが決まり、10年ぶり3回目となる宇宙飛行に臨むことになりました。
 それに伴い、今年の5月14日に、野口さんから表敬訪問を受け、宇宙飛行記念品の選定を依頼されていました。
 このたび、記念品が決定しました。
 「ともに生きる社会かながわ憲章」をデザインした「旗」であります。
 「ともに生きる社会かながわ憲章を宇宙へ」そして「県民の皆さんや子どもたちを宇宙に連れて行ってもらおう」という思いを込めて、決定したものです。
 記者発表資料に載せているのはイメージの写真ですけれども、これから作成し、9月には皆さんにお見せしたいと思います。
 野口さんの宇宙飛行の成功を、神奈川県全体で応援していきたいと考えています。

知事出席主要行事

 知事出席主要行事については、事前送付した資料のとおりです。

質疑

全国初!上下水道料金のキャッシュレス支払い方法としてLINE Payを導入!!

記者: 質問させていただきます。発表項目について伺います。まず、最初に伺いました、水道料金をLINE Payで支払いができるようになるという件ですけれども、水道事業者としては全国で初めてということなのですけれども、他のインフラなどでも前例はありますか。他の公共料金。

経営課長:他のインフラとしては、東京電力エナジーパートナーや九州電力とかが対応していると聞いています。

記者:これを導入することによって、どのような、例えば料金の回収率が上がるとか、何か見込んでいる効果はありますか。

知事:そうですね。まず、お客様のメリットとして、店舗等の営業時間に関係なく、いつでもどこでも支払えるということです。また、コンビニ等で支払うことも出来るのですけれども、店員にその時に、上下水道料金が分かってしまう。そういうことに抵抗を感じる方もいらっしゃるでしょうし、今回のこの方法というのは、プライバシーに配慮した支払い方法であると考えています。ですから、そういう意味で、お客様のメリットがあるということなので、そういった支払いがさらに増えるといったことを期待したいと思います。県企業庁のメリットとしては、特段の大きな負担もなく、お客様の新たなニーズに対応した収納方法を導入し、サービス向上を図ることが出来る、こういった点です。

平成29年神奈川県入込観光客調査結果について

記者: 別の話で、観光客数についてなのですけれども、一つ大きな点として、箱根の観光客数が回復してきているということが、大きいと思うのですけれども、この点について、特に、一時期は噴火活動で大変な時期もありましたから、ご所感があればぜひ伺わせてください。

知事: そうですね。本当に箱根の噴火警戒レベルが上がった時には、心配もいたしました。そして、皆さんに箱根を守ろうということを呼び掛けて、多くの皆さんに協力していただきました。
 そのような中で、この危機が収まって、そしてお客さんが戻ってきてくださったということ。本当に感慨深いものがあります。
 とはいいながら、まだ、完全復活はしていないです。大涌谷の園地は、前は自由に中の遊歩道を歩けたわけですけれども、まだそこまではいっていない。まだ、有毒ガスが一部出ているということがありますから、これが全て収まって完全な姿に戻るといったこと。これを1日も早く実現できることを期待したいです。

記者: 観光客数の調査について引き続きお伺いいたします。グラフを見ると横浜・川崎地域の伸びが大きくて、ここがかなり貢献しているのかなと思うのですけれども、神奈川県の役割として、知事としていろいろなところの、例えば大磯などの「観光の核づくり」というものに取り組んでいらっしゃると思いますが、今後の更なる観光客を迎えるに当たってですね、県としてどういったところに取り組むかについて教えていただければ。

知事:私が知事に就任してから、神奈川県内を見て、横浜、箱根、鎌倉に次ぐ第4の観光の核をつくろうとやってまいりました。これも競争原理だということで、競い合ってもらおうと、コンペで選んだ3箇所、さらにその3箇所も競い合ってもらおうという状態が今も続いています。
 それぞれの地域を時々見に行っていますけれども、だんだんエンジンがかかってきたな、そのような感じがします。
 これは、やはり今も、数字にも出ているのです。例えば、入込観光客数でいいますと、昨年に比べて、大山では1万人増で112万人となっております。大磯では、6万人増の92万人。城ヶ島・三崎では、1万人増の110万人となっております。3地域合計で8万人増の314万人となっています。今後、大山では、駐車場の満空表示板の整備など渋滞解消に向けた取組み。大磯では、観光案内板のリニューアルなど、街中での回遊促進に向けた取組み。それとともに、大磯では、大磯邸園整備構想といったもの、これは政府が乗り出してきて、具体化することになっていますから、これはこれから飛躍的に伸びていくのではないかと思っています。城ヶ島・三崎では、恋する灯台の周辺環境の整備、それから若年層の誘客強化に向けて取り組んでいく。そういったことを進めていって、第4の観光の核、これがさらに集客力が高まるようなところに、どんどんこれから、本格的に育っていくと考えています。

記者:今のお話ですと、ハード系の整備のお話が多かったのですが、例えば特に海外においては、侍ですとか忍者とかが結構ですね、ソフトパワーとしては魅力があるようなのですけれども、神奈川でもいくつか、侍のコスプレをやるような団体があったりですとか、後、忍者があると思うのですけれども、そういったところをもっと前面に出していくとか、そういったような方針はございますか。

知事:小田原の風魔忍者。全国の忍者の伝説がある地域が集まって、忍者サミットというものをやっていますけれども、神奈川県内では、小田原の風魔忍者というものが選ばれています。風魔忍者といったものを、もっともっと、集客力が高まるような形で、これからいろいろな展開をしていきたいと考えています。

JAXA野口聡一宇宙飛行士に託す宇宙飛行記念品が決定しました!

記者: 宇宙飛行士に託す旗の件なのですけれども、デザインは、今後また具体的に決まるということで、もちろん宇宙に持っていくわけですから、世界にも発信されるということで、そのデザインについて、ともに生きるの部分を英訳するですとか、そういったような腹案とかはございますか。

知事: 英訳ということは今は考えていませんでしたけれども、今いただいたご意見は、とても貴重な意見だと思います。そういったことも考えていきたいと思います。

記者: 多言語についても。

知事: あまりたくさんの多言語まで、書けるかどうか分かりませんけれども英語くらいはあってもいいかもしれないです。

台風12号による被害について

記者: 台風の被害について、先程冒頭でおっしゃって、また調査も進めるというお話しですが、まだ新たな被害が見つかりそうな、まだ調査は途中というような形ですかね。

知事: 基本的にはそうです。

災害対策課副課長: まだ数字が動いているところがございますので、最終報については、状況を見極めて発表させていただきたいと思います。

「企業経営の未病チェックシート」プロトタイプができました!

記者: 企業の未病のチェックシートですけれども、知事が県庁をチェックしたらどうなるか、何点くらいになりそうですか。

知事: どうですかね。これは実際にやってみないと分からないですけれども、未病チェックシートで県がそんなにひどい状況ではないと私は思います。もうみんなのやる気が失われて、みんなの職場が非常に暗い状況で、職員が戦意を喪失して、県民の皆さんに全然向いていないとか、そういう状況ではないと私には見えます。
 やはり県庁職員はみんな生き生きと仕事をしているし、新しいアイデアを出してきているし、そういう状況ですから、そんなにひどい状況ではないのではないかと思っています。

記者: グラデーションで言うと、白い方。

知事: 白い方だと思いますけれども。皆さんが判断したらどうでしょうか。

平成29年神奈川県入込観光客調査結果について

記者: 観光客数のところで聞きたいのですが、最初のところに日帰りが91.7パーセント。依然として東京とセットで考えられちゃっているとは思うのですが、神奈川の夜の魅力というか、実際にお金を落としてもらうためには泊まってもらうことが必要だと思うのですが、どういうところをアピールしたいとか方法を考えますか。

知事: 確かにナイトタイムエコノミーという、この分野はまだまだだと思います。逆にまだまだということは、これから可能性が十分あるということです。
 これまでマグカルということを進めてまいりましたけれども、マグカルというのも、基本的にはナイトタイムエコノミーにつなげていきたいと思っています。外国から来られた方が、神奈川の夜を出歩いても、楽しむといった所がなかなかないということを聞きますので、そういったあたりの充実ということも、しっかりとやっていきたいと思っています。

記者: 観光客の目標値一年前倒しされたということですけれども、今後、新たに目標を設定するに当たっては、何かしら今後の展開はどういう考えでしょうか。

知事: 入込観光客数の目標を一年前倒しして達成できたわけですけれど、瞬間風速に終わったら何の意味もないので、30年の目標を達成できるよう、観光振興計画の3つの柱であります「観光資源の発掘・磨き上げ」、「戦略的プロモーションの推進」、「受入環境の整備」について、今回の調査結果などのデータも活用しながら、達成に向けてしっかりと取り組んでいきたいと考えています。
 観光振興計画は今年度の改定を予定しておりまして、観光審議会、県民の方のご意見を伺いながら、検討を進めていきたいと考えています。

記者: ある程度、さらに数字としては大きな数字を掲げるような形になるのでしょうか。

知事: そのあたりも観光審議会等のご意見を伺いながら、当然ハードルを上げていくことになるとは思いますけれども、下げるという発想はないと思いますが、どれくらい上げていくかを、多分皆さんのご意見を伺いながら決めていくことになると思います。

台風12号による被害について

記者: 台風のことなのですが、昨年も高波の被害が江の島でありまして、今回は県西部でかなり大きな被害を受けたということで、来る2020年のオリンピックについてもですね、やはり時期としては台風が直撃しかねないというシーズンだと思います。改めて五輪に向けた高波被害への対応というのを、どのようにお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。

知事: 去年の高波被害では、江の島セーリング会場の駐車場等、アスファルトが剥がれるといった現象もありました。話を聞いたところ、これまで経験したことのないような高波が押し寄せたということです。そのときに、駐車場の一番最後のところ、ギリギリのところ、アスファルトを敷きっぱなしで閉じてなかった。閉じてあれば中に水が入ることもなかったでしょうけど、そのようなところに高波が来たことないので閉じてなかった。そのことによって、高波が当たったことによって、アスファルトの下に入ってアスファルトが剥がれていったということを去年確認したわけです。ですから、そういったこともあり得るのだということを踏まえて今対応していますから、もうそういうことは起きないと思いますね。さらに、あの時、ボートも流れたということがありましたけれど、ボートが流れたのはちゃんと留めてなかったということがありますから、ちゃんと留めるようなこともしっかりやっていくと。後、コンテナも一部流れましたけれども、コンテナも今は地面に固定するような形になっていますから、そういうことも起きないだろうと。相手が自然災害ですから、完璧100%というのは無理かもしれないですけども、こういったことを経験したことを踏まえながら、これまで想定したことがないということも起こり得るのだということを考えながらしっかりと準備していきたいと思います。

全国初!上下水道料金のキャッシュレス支払い方法としてLINE Payを導入!!

記者: LINE Payの話なのですけれども、他にもいろいろと決済サービスあると思うのですけれども、LINE Payを選んだ理由というのは何かあるのでしょうか。

知事: ご指摘のように、近年スマートフォンを活用したキャッシュレス決済サービス、続々と登場しています。その中で日本国内最大級のコミュニケーションアプリLINEが提供するLINE Payは、平成30年3月からコンビニ収納用のバーコードを読み込んで決済する機能を追加しました。いろいろなスマートフォンのキャッシュレス決済サービスの中で、特段のシステム改修の必要がなく、現在の上下水道料金納入通知書のコンビニ収納用バーコード、これをそのまま使えるというのがLINE Payだけであることから、導入することを決めました。

記者: やはり若い世代だとかLINEを使う方が多いという、やはり今後の世代とかを見通して導入したとか、そういうこともあるのですか。

知事: そうですね、先日、私も中国遼寧省に行ってきましたけども、どんどん現金が使えなくなってきているということで、LINE Payのような、スマートフォンをパッとかざすだけで決済ができると、そういうのがどんどん進んでいます。時代というのがそっちの方にやはり流れていくのかなというふうに思います。やはり若い人たちは、もうそういうことに段々慣れてくると、これからどんどん現金離れをしてくるし、中国ではもうカード払いさえしてないということです。だからこの間、中国に遊びにいった友人が言っていましたけれども、お金の支払いにすごく困ったと言っていました。カードは使えないし、現金は使えないし、LINE Payのような決済の方法というのも、みんなそれでパッとやっているのだけれども、それは中国に口座がないと使えないというので、すごい苦労をしたという話をしてましたけれど、それくらい劇的に変化しているところです。日本もそういうふうな時代がだんだん近づいて来るのかなと思っています。ですから、それに先駆けた取り組みだと考えています。

記者: 他にも税金ですとか、そういったものにも導入するというようなお考えは。

知事: 今回やってみて、皆様の反応等々をお伺いしながら、どこまでやっていけるのかといったことを考えていきたいと思っています。

たばこ対策推進検討会の開催について

記者: 受動喫煙防止条例についてですが、先週たばこ対策推進検討会の今年度の初会合が開かれて、今後改正について検討していくという提案があったと思うのですけれど、改正の有無自体に対する知事の考え、改めてお聞かせ願えますか。

知事: 先日、開催しました検討会では、県のたばこ対策の取組状況について報告するとともに、昨今の受動喫煙対策の動きについて、国の法律や東京都の条例の概要を説明し、県の受動喫煙防止条例の見直し検討の進め方について、ご議論をいただきました。委員からは、東京都の条例並みに規制を強化すべきではないかという意見や、禁煙条例として打ち出してもよいのではないか、といった意見があった一方で、法律が制定されたのだから、神奈川県の条例は廃止してもよいのではないかと、いろんな意見があったと聞いています。
 今後この検討会で、どういうふうな意見を取りまとめてくださるのかといったことを、しばらくは見守っていきたいと思っています。いずれにしろ、既に国で出来た法律というのは、神奈川県の条例よりも厳しい内容になっていますから、条例をそのまま置いておくということはあまり考えられないです。ですからそれをただ単に廃止して、じゃあ国と並びますというのでいいのか、東京都と神奈川県は同じオリンピックの開催自治体でもありますから、せめて東京都と並ぶということも必要だという判断になるのか、むしろ今まで受動喫煙防止ということについて、先を進んできたのだから、もっと先を行くべきだとか、さまざまなご意見があると思いますけども、そういったご意見をこの検討会の中でまとめていただいて、県としての方向性を出していただくと、その結論を見ながら判断していきたい、そのように考えています。

(以上)

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • ラグビーワールドカップ2019
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa