写真で見る！「黒岩日記」 2023年12月22日

令和5年12月22日（金曜）認知症の方や高齢者の目線に立ったケアを実践する地域密着型のデイサービスを知事が視察しました！

　本日、横浜市泉区にある地域密着型通所介護事業所「生活維持向上倶楽部『扉』」を視察しました。
　生活維持向上倶楽部「扉」は、自宅での暮らしに必要な日常の生活動作の機能向上につながる活動や、施設外での地域との交流などに力を入れており、サービスの質の向上や人材育成、処遇改善等においても顕著な成果をあげている事業所です。

　運営会社である（株）NGU代表取締役の山出様と施設管理者の川辺様から、施設の取組として、調理や裁縫、掃除といった日常生活の中で利用者がやりたいことを通して自立支援を図っていることを伺いました。また、有償ボランティアとして門松を作ったり、地域交流イベントへ参加していることなど、施設外での取組について説明いただきました。
　その後、皆様と当事者目線の介護などについて、意見交換を行いました。

　この施設では、利用者のことを親しみを込めて「メンバー」と呼んでいるとのことでした。メンバーの皆様とも、施設の感想や楽しみなどについて、直接お話をさせていただき、なんと、皆様がお作りになった花器に生けたお花のプレゼントをいただきました。

　最後に、皆様で記念撮影をしました。こちらの施設では、メンバーの方々の目線に立った介護が職員だけではなく、地域の方々とともに行われています。神奈川県としても、こうした素晴らしい取組を広めることで、認知症の方や高齢者の方が暮らしやすい、地域共生社会の実現を目指してまいります。

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