写真で見る!「黒岩日記」-令和5年7月10日

更新日:2023年7月10日

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写真で見る!「黒岩日記」 2023年7月10日

令和5年7月10日(月曜)「黒岩祐治が行く!神奈川の現場」(知事現場訪問)次世代交通システムとして「自走型ロープウェイ」を開発するベンチャー企業を知事が訪問しました!

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 自走型ロープウェイを開発するベンチャー企業 Zip Infrastructure株式会社を訪問しました。はじめに、須知 代表取締役社長から、開発中の「自走型ロープウェイ『Zippar』」の特徴、従来の交通機関と比較した際の利点などの説明をお聞きしました。

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 「Zippar」は乗客が乗車するキャビン自体が自走することで、カーブと分岐が可能になり、道路上に建設できるようになった次世代型のロープウェイです。鉄道、モノレールや路面電車などと比較して安価に設置することができ、都市の渋滞などの交通問題の解決が期待されます。

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 続いて、Zip Infrastructure株式会社の工場内に設置された「Zippar」の試作機に乗車しました。

 実際に試乗し、「自走型ロープウェイ」のイメージが実感できました。

 電気自動車を動力として活用しており、音も静かで乗り心地はとても良いものでした。

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 最後に、この「Zippar」の実現に向けた今後の展開、特に県内での展開について須知社長及び秦野市長と意見交換を行い、実現の可能性を確認しました。

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(写真は2018年度「かながわビジネスプランコンテスト」での知事賞受賞の様子)

 Zip Infrastructure株式会社を2018年に起業した須知社長は、2018年度の「かながわ学生ビジネスプランコンテスト」で知事賞を受賞しています。その時に自走型ロープウェイ構想のお話をお聞きし、ぜひ神奈川で実現してほしいと思っていたところですが、短期間のうちに試作機の完成に至り、今回試乗し説明を受けて、画期的で魅力的な技術であると感じました。

 県としても神奈川県発の次世代交通システムとして「Zippar」の実現の後押しをしていくとともに、Zip Infrastructure株式会社を始めとした有望なベンチャー企業の創出と成長に向け、しっかりと取り組んでいきます。

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